ヨーグルトの食べ方って、他にもなにかないの?
こんにちは、ちみをです。
皆さんはヨーグルトはお好きですか?
このところの暑さに、つい欲しくなる口あたりのいい食べ物。その代表格がヨーグルトですよね。
▼みずみずしく酸味が心地よくて夏には嬉しい
特に朝、ヨーグルトを食べることが多いのですが、食べ方のバリエーションがグラノーラやフルーツを入れるくらいしかなく、どうも単調になりがちという弱点もありました。
食べ方の少なさから賞味期限ギリギリになると大量消費がちょっと大変ということもあり、もう少し多様な食べ方を研究したほうがいいなと思い至ったのが本企画でございます。
- ヨーグルトドレッシング
- タンドリーチキン
- サブジ
- ライタ
- 水切りヨーグルトのマリトッツォ
- ヨーグルトリゾット
では、いってみましょう。
ヨーグルトドレッシング
まずは定番、ドレッシングに応用してみましょう。
【材料】(1人分)
- オリーブオイル 小さじ2
- ヨーグルト(無糖タイプ) 小さじ4
- 塩 小さじ0.5
- 砂糖 小さじ1
- 胡椒 少々
- レモン汁 小さじ2
- お好みのサラダ用の野菜 適量
【作り方】
1.サラダ用の野菜以外の材料を容器に入れたら良く混ぜて、サラダにかけて出来上がり
▼完成
うん。よくドレッシングに使われるお酢の酸味が、ヨーグルトの酸味に置き換わる形ですね。
清涼感のある、夏にピッタリなサラダに仕上がります。
今回はスタンダードな配合ですがもっとバリエーションが出せそうです。
上々な出だしに、ヨーグルトが料理にガンガン使えるという自信がつきました。
タンドリーチキン
これもスタンダードなメニュー。
【材料】(2人分)
- 鶏モモ肉orムネ肉 300g
- ヨーグルト(無糖タイプ) 大さじ3
- カレー粉 大さじ1
- ニンニクチューブ 3cm位
- しょうがチューブ 3cm位
- 塩 大さじ1/2
- オリーブオイル 大さじ1/2
- チリペッパー 少々
- パセリ(パウダー) 少々
【作り方】
1.鶏肉を一口大に切ります
2.ビニール袋に材料を全部入れて揉みこみ、冷蔵庫で15分おきます(できれば1時間)
3.フライパンに油(分量外)をひき、弱めの中火で熱して、漬け込み液ごと焼きます
4.片面3~4分、裏返して4~5分ほど焼き、中まで火が通ったら完成
▼肉汁たっぷり
仕上げにお好みでパセリ(パウダー)やチリペッパーをかけて、彩り豊かにするといいでしょう。
ヨーグルトのおかげで肉が柔らかくなり、保湿の効果もあるのか肉がびっくりするほどみずみずしくふかふかに仕上がります。
漬けて焼くだけなので漬け込み時間はあるものの、手間としてはさほどかからないのも良いですね。
サブジ
お次はサブジ。ヨーグルトを使った炒め物のような料理です。
【材料】(1人分)
- ジャガイモ 1個
- オクラ 8本
- ヨーグルト(無糖タイプ) 大さじ4
- カレー粉 大さじ1/2
- 塩 少々
- 胡椒 少々
【作り方】
1.ジャガイモはくし切りにし、600wのレンジで1分ほどチンして軽く加熱しておく
2.オクラは塩を手に取って擦り合わせ産毛を取り、ヘタも取る。
3.フライパンにサラダ油(分量外)をひき、弱目の中火で炒める
4.数分炒めて火が通ったらヨーグルト、カレー粉、塩、胡椒を入れ混ぜ合わせる
5.蓋をして2分蒸し、いい感じに水分が飛んだら出来上がり
水分が飛んだヨーグルトの舌触りがなんとも言えずクセになる、ただのカレー炒めではなく酸味をはじめヨーグルトの奥行が生きた技ありの一品。
いつもの野菜炒めではもの足りない、変化が欲しい時の持ち球としては絶妙にアリだと思います。
ライタ
お次はライタ。ヨーグルトを使ったサラダのようなスープのようなお料理。
【材料】(1人分)
- キュウリ 1本
- ヨーグルト(無糖タイプ) 200g
- クミンパウダー 小さじ1/4
- レッドペッパー 少々
- 塩 少々
- 胡椒 少々
1.キュウリを小さめの角切りにします
2.ヨーグルトと塩、キュウリを混ぜ合わせる。仕上げにクミンパウダーやレッドペッパー、胡椒で香りと彩りを足すとなおよし
冷蔵庫で冷やすと非常に美味しい。
とにかく涼しさがたまらない、キュウリとヨーグルトがこんなにも合うなんて味蕾(みらい)も驚く新発見、自分の味覚もまだまだ成長の余地があったということですね。
カレーやスパイス料理の付け合わせとして、するすると食べられます。
なんといっても簡単なのが良いですね。みじん切りのキュウリと混ぜるだけですし。
水切りヨーグルトのマリトッツォ
とりあえず流行りものは押えとけ、ってことで。生クリームが重たいという方にもピッタリです。
【材料】(1人分)
- パン 1個
- ヨーグルト(無糖タイプ) 適量
- フルーツ(お好みでキウイやバナナ等) 適量
1.ヨーグルトを水切り容器に入れて一晩おく
2.パンを切って水切りヨーグルトとフルーツを刻んだものを挟む
3.フルーツを貼り付けて完成
水切り容器等が必要となりますが、ヨーグルトは水を切ることでチーズや生クリームのようなしっとりとした質感に生まれ変わります。
それを流行りのマリトッツォのような格好に落とし込んだのがこちらですが、当然生クリームと違ってさっぱりした食べ応えなので「甘いのはちょっと……」とマリトッツォを敬遠していた方でもサクっと食べられます。これは旨い。
バナナやイチゴでも合うと思います。
ヨーグルトリゾット
6選目のラストはなんとリゾット。本日のびっくりどっきり枠。
【材料】(1人分)
- ベーコン 30〜40g
- 玉ねぎ 1/2個
- ご飯 茶碗2杯分程度
- 水 300ml
- コンソメ(顆粒) 小さじ2
- 塩 少々
- 胡椒 少々
- スライスチーズ 1枚
- ヨーグルト(無糖タイプ) 100g
- パセリ(パウダー) 少々
- オリーブオイル 適量
1.ベーコンと玉ねぎをみじん切りにします
2.オリーブオイルで炒めます
3.ご飯、水、コンソメを入れ、水分が飛びトロミが出るまで弱火で煮込みます
今日は冷凍ご飯を使います。
4.最後にスライスチーズとヨーグルトを入れ混ぜ合わせ、塩、胡椒したら完成
▼このくらいになったらOK
5.仕上げにパセリ(パウダー)を振って色味をプラス
▼う、うまい……!
いやご飯とヨーグルトって……って思うじゃないですか。
しかしこれは思いのほかマッチ、まろやかさや酸味はもちろんヨーグルトのほのかなコクや甘味も楽しめますし、チーズとの相性も当然乳製品同士ばっちり。
ヨーグルトが全体をしめる役割を果たしていると感じられます。
今回、皆さまに一番試してほしい料理ですね。
さて、いつもとはちょっと違うヨーグルト料理、いかがでしたでしょうか。
ヨーグルトを料理に使うこと自体、これまであまり発想がなかったところも正直ありますが、納得の相性が合ったりして目からうろこ、味蕾がバッチリ覚醒します。
ただ食べるだけのヨーグルトから、料理食材としてのヨーグルトへ。
今まさに進化をとげることができました。
皆さまにおかれましても是非本日のメニューをお試しいただいて、自らの味覚の新たな一面をパキっと呼び覚ましてみることをオススメいたします。