湯を沸かさず、レンジで「本格・格安パスタ」を作ってみた

f:id:naruse_e:20170119181502j:plain

今年の冬は強烈に寒い日があってつらかった。おまけに、忘年会に新年会とイベント続きで、財布の中身もかなり寒い。これはもう、「家でおとなしく過ごしなさい」という神のお告げでしかないであろう、と休日は引きこもることを決めた。

 

……しかし、いくら部屋でじっとしていたっておなかは空く。腹ごしらえをしたいけれど、この寒さのなか長時間台所に立ちたくないし、乏しい軍資金で手にできる食材にも限りがある。でも、おなかいっぱい食いたい!

 

ならば!!

 

お金をかけずに簡単にできるスパゲティでおなかを満たそうじゃないか! というわけで、今回は電子レンジでパスタを作ってみることにした。

 

面倒な手間は一切なし! ボタンひとつでアルデンテ

f:id:naruse_e:20170119175532j:plain

準備するものは、「パスタ100g・水500cc・塩少々・電子レンジ対応の容器」の4つ。

 

f:id:naruse_e:20170119175601j:plain

作り方は超簡単。電子レンジ対応容器にパスタと水を入れて塩をふりかけ、表記されているゆで時間プラス4分間、電子レンジでチンするだけ。

 

つまり、通常はパスタをゆでるためのお湯を沸かす時間がかかるが、電子レンジを使えばあっという間にパスタがゆであがってしまうというわけだ。

 

お湯沸き&ゆで時間の短縮もできる上、ずっとコンロのそばについている必要もナシ。

容器にパスタが入らなければ半分に折って入れてもOKだから、手持ちの深皿でも代用できる。

 

電子レンジに入れて……、“チン!”

f:id:naruse_e:20170119181344j:plain

今回は7分のパスタを使用したので、ゆで時間は11分。できあがりはこの通り、ボタンひとつでアルデンテに!

 

あとはお湯を切って、レトルトのパスタソースをかけたらスパゲティの完成。容器をそのままお皿代わりにすれば洗い物も削減できて、あと片付けも楽ちん。

 

安価なパスタなら500gが200円くらい、パスタソースも2回分100円ほどで手に入るから、1人前のコストは100円以下。パスタを倍の量で大盛にしても、200円足らずで満腹になれるというわけだ。 

 

本格パスタもお手の物

この作り方を利用すれば、もう少し手の込んだスパゲティもできるかも?

そこで、冷蔵庫にある余った食材をかき集めてみたところ、「しめじ・ウィンナー・ほうれん草(冷凍)」がお目見え。

f:id:naruse_e:20170119181433j:plain

すべての具材を適度な大きさに切って、パスタ100gと水300cc、塩少々を入れた容器に投入。トマト缶やホワイトソースといった味付けになりそうなものは見当たらないので、「コンソメ2分の1」を入れて、表記時間プラス4分チンしてみることに。

 

f:id:naruse_e:20170119181448j:plain

待つこと11分。ちゃんと食材に熱が通っているかな? ……そんなドキドキを胸に、恐る恐る電子レンジから取り出してみる。

 

ちょっぴり見た目はよくないけれど、パスタはフォークで簡単にほぐれて、束になっているところもナシ。具材入りでもできたじゃないの!!!

f:id:naruse_e:20170119181502j:plain

よく混ぜ合わせたら、いただきます!

 

アルデンテのパスタは芯までコンソメの味が染みていて、深みのあるほっこりとした味わい。具材にもしっかり味が付き、熱も通っていて、レンジでチンしただけとは思えないほど上出来だ。もし、もの足りなさを感じるようなら、お好みで醤油や塩を足してもいいかも。

 

手間もコストもかからない「電子レンジパスタ」。キャベツやツナ缶、玉ねぎなんかを入れてもおいしくできそう。さまざまな食材を用いればレパートリーも増える上、余った食材の掃除にもなる優れワザ。外気も財布も寒いときには、ぜひ一度お試しあれ。

 

※この記事は2017年1月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

 

書いた人:千葉こころ

f:id:naruse_e:20170119181528j:plain

自由とビールとMr.Childrenをこよなく愛するフリーライター。旺盛な食欲と好奇心を武器に、人生を楽しむことに全力を注いで滑走中。 

トップに戻る