群馬県民のソウルフード!「焼きまんじゅう」を初めて食べたが懐かしすぎた

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先日、群馬県出身の友達が「実家に帰ったらお昼が焼きまんじゅうだった」という話をしていた。

 

てっきり「焼いたおまんじゅう」のことだと思い、「お昼が焼きまんじゅうなんてなかなか甘党な家庭だね」と言ったら、「群馬のソウルフードを知らないとか、なんなん!」と思いっきり突っ込まれた。突っ込まれたというよりもキレられた、というのに近かった。

 

県内には「焼きまんじゅう屋さん」があるだけでなく、お祭りの屋台にも登場するほど溶け込んでいるらしい。

 

「焼きまんじゅう」とは、甘辛い味噌が塗られた群馬郷土料理。小麦を練った生地に味噌ダレを塗って焼いたもので、中身にあんこが入っているわけではない。なんとなく焼きおにぎりのパンバージョン、みたいなものをイメージしたが、全く味の見当がつかない。江戸時代の末期ごろから食べられてきたといわれているので、なかなかの由緒正しい食べ物だ。

 

全く知らなかったが、これって県外の人にも有名な食べ物なのだろうか……。

 

取り寄せてみた

早速ネットでも取り寄せられるので注文して食べてみることに。

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冷凍で届いた!

 

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開けたら、箱一杯におまんじゅうが! こちらが「焼きまんじゅう」(12個入り/1,512円・送料込み)。見た目は蒸しパンのように見える。

 

作り方は、蒸し器もしくは電子レンジでチンしたのち、トースターもしくはフライパンで軽く焦げ目がつくまで焼いていく。そこに味噌ダレをつけたら完成。

 

実際にお店で売られている「焼きまんじゅう」は、串に刺してタレを塗って焼くので、本場の味とはもしかしたら少し違うのかもしれない。 

 

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味噌ダレはなかなか甘めの味付けだが、たしかに和菓子のまんじゅうとはほど遠い。蒸しパンに味噌を付けて焼いた、そのままの味がする。

 

群馬県にゆかりが全くなく、初めて食べたのにどことなく懐かしい味がするのはどうしてだろう。小さいころに食べたような懐かしい味がする……。群馬県民がソウルフードとしている理由がなんだかとてもよくわかる。おいしいのだが、おいしいよりも懐かしさで思わずうれしくなってしまうような味だ。

 

群馬県ではおなじみの「焼きまんじゅう」。

群馬県民のみなさん、これまで知らなくて大変失礼しました。

おたくのソウルフード、めちゃめちゃおいしいです。

群馬県民もそうじゃない方も、ちょっと実家が恋しくなってきたときなんかにおすすめです。

 

お店情報

漬物処すはまや(大洋食品工業株式会社)

住所:群馬県館林市苗木町2618-6
電話番号:0276-72-2553
営業時間:9:30~17:30
定休日:土曜日、日曜日、祝日
ウェブサイト:https://taiyofood.co.jp/suhamaya/
※この記事は2017年2月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

 

書いた人:成瀬瑛理子

成瀬瑛理子

神奈川横浜市出身。編集プロダクション・プレスラボ所属の編集・ライター。お酒を飲んだら「葉っぱ1枚しか食べない」と言われるほど、アルコールが入ると少食になります。

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