誰もが子どもの頃に大好きだったお菓子ってありますよね。
ベビースターラーメンなんかもそのひとつ。
ゆきちゃめゴンも大人になった今でもたまに無性に食べたくなることがあり、いつも家のお菓子置き場にストックしています。
実は横浜に「ベビースターランド」というベビースター好きにはたまらないスポットがありまして、そこでは製造工程を見ることができたり、できたてのベビスターラーメンが食べられたりするというウワサ。
これはぜひ行ってみなくては! というわけで、今日は「ベビースターランド」にお邪魔します。
▲場所はいつも大賑わいの横浜中華街の中心部。横浜博覧館の2階にあります。
ベビースターの製造工程が明らかに
「ベビースターランド」はありがたいことに入場無料。しかもなんと、ベビースターラーメンの製造工程を見ることができるのです。
では早速行ってみましょう。
(1)製麺
製麺機を使って麺をその場で毎日使う分だけ作っています。
(2)麺を蒸す
できあがった麺を蒸します。ぱっと見ごくふつうのラーメンの麺のように見えますね。
(3)味付け
蒸した麺をソースに浸して味付けをします。揚げてから味を付けるのかな? と思っていたので意外でした。ベビースターラーメンにはいろんなフレイバーがありますが、ここでは一番ベーシックなフレイバーを採用しています。ただ、その場でできたてを食べる前提なので少しソースの配合を変えているのだそうです。さすが!
(4)揚げる
フライヤーに麺を入れて揚げます。
油は毎日替えているので新鮮です。
数分後、こんな感じにカラッと揚がり、だいぶベビースターらしい感じになってまいりました。
(5)砕いたら完成!
そして最後の工程は専用の機械に麺をセットして……
ガシャン、と砕いたら完成! 砕くのは一瞬でした。運が良いとこの砕くボタンを押させてもらうこともできます。
そしてできたては想像以上のおいしさ!
「ベビースターランド」にはカフェスペースがあり、その場で食べることができます。
日本でここだけのオリジナルできたてベビースター、さっそくいただいてみます!
▲できたてベビースター Mサイズ 400円 Lサイズ 500円
まだ温かく、一般のものとは歯触りが少し違いますね。
そしてやっぱり、できたてはおいしい。長年食べ続けているけれど、正直こんなにおいしいベビースターは初めて! ベビースターファンにはぜひ一度味わっていただきたい。
そして、このできたてベビースターを使った他にもここでしか食べられないメニューがあるそうなのです。それはあんかけベビースターです。
▲あんかけベビースター 580円
できたてベビースターに具沢山のあんをかけたこの一品、ファストフードっぽい雰囲気ですがもう立派に一品料理です。あんかけ固焼きそばのようでいて、麺はベビースターというこのぜいたく。
そしてもうひとつ。個人的に一番面白かったのはベビースターまん。
肉まんかと思いきや、中からベビースターが出てきましたよ!
さすがにちょっとふにゃふにゃ。
この味……なんだっけ……。
お店の方にうかがうと、具はキャベツとベビースターで、もんじゃ焼きをイメージしているのだそう。そうそう、もんじゃです。もんじゃ肉まんですね。おいしくて面白くて、お土産に買って帰りたい一品でした。
しかしこういったものを食べていると
ビールが欲しくなりますね……。
ハイ、なんと「ベビースターランド」にはビール、ハイボールなどもご用意がございます!
ごく普通のソフトドリンクはもちろんのこと、タピオカミルクティーやチャイティーなど世界のドリンク9種類もあり、ドリンクもかなり充実していますので中華街で歩き疲れたらちょっと休むのにも良さそうです。
マニア垂ぜんのグッズやここでしか買えないお土産ベビースターも
そして、ベビースターといえば忘れてはならないのがその種類の多さ。コンビニやスーパーでは棚が限られているので、そんなにたくさんの種類の中から選ぶことはできませんが、「ベビースターランド」の充実っぷりときたら間違いなく日本一。
たくさんあるベビースターラーメンの中で特に気になったものをいくつかご紹介していきます。
まず、横浜土産におすすめなのが、いずれも横浜中華街限定のベビースターチョコクランチと担々麺味。
▲チョコの甘みとベビースターの醤油感の絶妙なハーモニー。万人受けするお土産です。 1,080円
▲本格的でありながら辛すぎないので横浜らしいお土産としてGOOD。 980円
そしてお手軽価格でおすすめなのがこちらの歴代キャラのパック。
▲人気商品詰め合わせ 350円
おりしも2017年1月にキャラクターが長年親しまれたベビちゃんからホシオ君に変わったタイミングですが、一番手前の初代キャラ(なぜか名前はないらしい)を知っている人はだいたい40代以上。職場の上司や親世代などのお土産にすると間違いなく懐かしがって喜んでくれると思います。
ちなみにベビースターのキャラクターはだいたい30年に一度代替わりしていて、ちょうど今年がそのタイミングだったのです。
他には、マグカップやトートバッグ、タオルなどもあります。
ここからが重要です。
こんなご時世ですがグッズは通販していないため、いずれもここでしか買えません。帰ってからネットショップで買えばいいや〜と思ったら絶対後悔します。
迷ったら買う方向で。
▲ホシオ君マグカップ 880円
ベビースターの魅力って?
最後に、ベビースターを作っているおやつカンパニーのマーケティング部の嶋崎さんにベビースターについておうかがいしてみました。
──ベビースターはこれまで何種類ぐらい発売され、現在でも販売されているのは何種類ぐらいでしょうか。どのぐらいのペースで新商品を開発していますか?
嶋崎さん:ベビースターブランドだけでも4,000種類の製品は出しているかと思います。また現在では年間で約250種類程度の製品を開発して、常に120品目程の商品が市場に出回っているような状況ですので、だいたいですが一週間に1〜2品程度は新製品が発売されている計算になります。
──地方限定などもよく見かけますが、どのぐらいあるのですか?
嶋崎さん:実は把握しておりません。地方限定製品やお土産向けの製品は時期や場所、商品の展開状況によって目まぐるしく入れ替わり製品数も刻々と変わります。なので、量販店やコンビニ、土産店で見かける限定のベビースターラーメンはまさにレア物になっておりますのでぜひともお手にとって、味を楽しんで頂けたらと思います。
──なぜベビースターラーメンはこんなに長くみんなに愛されているの
嶋崎さん:今も昔もやっぱり一番人気はチキン味ですが、その時の流行りや潮流にあわせて、少しずつ味を変化させ、どんな世代の方でもおいしく食べられるようにベビースターラーメンは日々進化しています。チキンスープの優しい風味はそのままにお子様のおやつにも、お母さんのお茶うけや、お父さんのおつまみにもぴったりなおやつを創造し続けてきたのも理由のひとつかもしれません。これからもどんどん進化し続けるベビースターラーメンをどうぞよろしくお願いいたします!
1週間に1〜2品程度の新商品ってすごいペースですね! 地方限定品は入れ替わりが激しいみたいなので特に買い逃さないようにしたいものです。
では、最後に本日「ベビースターランド」を案内してくださった金田さんと、キブンチョイ上げポーズでパチリ。こんな感じでホシオ君と写真を撮ることもできますし、もっと本気の方には専用のプリクラまであります。
ぜひぜひ、一度遊びに行ってみてください!
お店情報
ベビースターランド
住所:神奈川県横浜市中区山下町145番地 横浜博覧館2階おやつファクトリー内
電話番号:045-640-0081 横浜博覧館(代表)
営業時間:日曜日~金曜日 10:00~20:00、土曜日・祝前日 10:00~21:00
定休日:無休
オフィシャルサイト:https://www.oyatsu.co.jp/enjoy/land/