我が家秘蔵のテキトーレシピ
皆さんは担々麺、お好きですか?
好き、と答えた方はどのくらいの頻度で食べてますでしょうか。
担々麺が大好きな我が家では、最近週に一度は夕食に担々麺が出てきます。
昔から我が家では日常的に担々麺を作ってはいたのですが、研究に研究を重ねた結果、今ではなんとワンパン(フライパン1枚)でできるレシピへと進化。
日常の食事はできるだけ洗い物の量を減らしたいというので、だんだん今の作り方に落ち着いてきました。
▲作ってる人(夫)
しかも10分ほどでめちゃウマな担々麺が完成します。
そんな我が家の秘蔵のテキトーレシピ(でもかなり本格的です)を公開します。
担々麺をおいしく作るうえで必要なことは「材料を揃えること」(ここで80%は完成している)と「手早く作業すること」だけな気がしています。
スーパーや100均、輸入食材店や近所の八百屋さんなんかを回って、頑張って材料だけ集めてしまえば、あとは作業時間15分! 慣れてくると10分足らず。
しかも、フライパン1枚だけだから洗い物も少なくて時短になります。
味にはうるさいよ、という人にもぜひ作って食べてみてほしいです。我が家の自信作でございます。
ではまずは、材料から。かならず揃えてほしいものと、無くてもできるけど、あったほうがいいものに分けますね。
でも、できればぜんぶあったほうがおいしくできます。
フライパン1枚だけで担々麺を作る
【材料】(2人分)
- ★にんにく 2個
- ☆ねぎのみじん切り 5cm分
- ☆パクチーの粗みじん切り お好みで
- ☆バターピーナッツ 大さじ2
- ★鷹のつめ 1本
- ★干しエビ 大さじ2
- ★牛ひき肉 100g
- ★砂糖 小さじ2と1/2
- ☆五香粉(ウーシャンフェン) 小さじ1
- ★水 750ml
- ★鶏ガラスープの素 大さじ2
- ★袋麺の麺のみ 2人前
- ★担々麺の素(メーカーはどこのものでもOK) 1人前
- ☆クコの実 小さじ1
- ☆花椒パウダー お好みで
- ☆スパイス風味塩こしょう 適量
★=かならず揃えてほしいもの
☆=無くてもできるけど、あったほうがいいもの
↑このうち、
↑最低限、これさえ揃えばなんとかなります(あと麺と砂糖と塩こしょうと水)。
ちなみに市販の担々麺の素が無い場合、「ねりごま(大さじ5)、豆板醤(大さじ2)、ごま油(大さじ1)」で代用可能です。それぞれ入れるタイミングが変わります(※記事の一番下に詳しい説明があります)。
さて、作っていきましょう。
にんにくは包丁の腹でつぶします。
ねぎ、パクチーを刻みます。
バターピーナッツはすりこぎ棒で粉々にしておきます。
深さのあるフライパンに分量外の油(我が家ではグレープシードオイル)大さじ3、にんにく、干しエビ、鷹のつめ、クコの実を入れて火を付けます。
辛いのが苦手な人は、鷹のつめの「種」を取りましょう。辛くしたい人はもっとどっさり入れましょう。
フライパンを傾けて、にんにくなどが油でひたひたになるようにして弱火で煮ます。たくさん泡が出て、油が色づいたらOKです。
香りを最大限に引き出しましょう。
牛ひき肉を投入し、砂糖、塩こしょう(分量外)、五香粉を入れて、中火でよく炒めます。
牛ひき肉に火が通ったら、水、鶏ガラスープの素を入れます。
沸騰したら麺を入れ、蓋をして1分待ちます。
1分経ったら蓋を取り、麺を軽くほぐします。
ここで担々麺の素を入れて溶かし、さらに1分ほど煮て火を止めます。
この時点で麺は少し固めな感じですが、盛り付けたり何だりしているうちにほどよい茹で具合になるので大丈夫。
作業、これだけです。盛り付けましょう。
仕上げに花椒の香りが重要
麺→スープ→牛ひき肉等の具の順にどんぶりに盛り付けます。
仕上げにパクチー、ねぎ、ピーナッツ、花椒パウダー、スパイス風味塩こしょうを振りかけて完成です。
なかでも花椒の香りがあるとグッと食欲を高まりますので、ぜひ用意しておきたいスパイスですね。
いい香り。
さあ、召し上がれー!
干しエビのうま味が効いたスープは黄金色に。
辛いだけじゃない、深い味わいがたまりません。
きっとスープは飲み干してしまうことでしょう。
干しエビやバタピーなどは一度ではとても使いきれませんが、1回揃えてしまえば何度も作れます。
フライパンしか使わないので、洗い物もおっくうではありません。
私なんぞお腹が空きすぎているときなど、2回連続で作るときもあります。
おいしくて簡単で洗い物が少ない。
なんという素敵メニューなのでしょうか。
ぜひ皆さんからも、こういうフライパン1枚でできるレシピを教えてほしいですね。
ではでは、素敵な担々麺デーをお過ごしください!
おまけ解説:担々麺の素を使わない場合
ねりごま・豆板醤・ごま油で代用します。
牛ひき肉を入れるタイミングで豆板醤を入れます。焦がさないように注意しつつ、豆板醤にも火を通して香りと辛味を引き出すのがポイントです。
水と鶏ガラスープの素を投入するときに、ねりごまを入れ、よく溶かします。
ごま油は、麺を1分ほど煮込んでどんぶりに盛り付ける直前でフライパンにひとまわしほど入れます。これで完成です。