こんにちは~筋肉料理人です!
秋も日ごとに深まり、秋なすがますます美味しくなってきました。皮がやわらかく、身は甘く、皮ごと食べても美味しい秋なす。今日はその秋なすを、豆板醤や甜麺醤などを使わずに「白麻婆」仕立てに料理します。
なすの皮はピーラーで縞模様にむきますが、むいた皮も無駄なく食べるアイデアもご紹介しますよ。
筋肉料理人の「白麻婆なす」
【材料】2人分
- 鶏ひき肉 150g
- なす 3本(450g前後)
- 長ねぎ(粗みじん切り) 1/2本
- 牛乳 50mm
- おろしにんにく 小さじ1/2
- タカノツメ(細かい小口切り) 1/2~お好みで
- 黒こしょう 適宜
- 刻みねぎ 適宜
- 水溶き片栗粉 水、片栗粉各大さじ1と1/2(よく混ぜる)
- ごま油 小さじ2
(A)
- 水 200ml(1カップ)
- 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ2
- 和風だしの素(顆粒) 小さじ1/2
- みそ 大さじ1/2
作り方
1. なすはヘタを切り取り、ピーラーで縞模様に皮をむきます。
このように皮を残すことで、見た目にも食感にもアクセントになります。むいた皮は捨てずにとっておいて、あとでもう一品作ります。
2. なすを耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジ600wで6~7分加熱します。
加熱が終わったら取り出し、
一口大に切ります。
加熱したなすは熱くなっているのでご注意ください。
3. フライパンにごま油を入れて中火にかけます。すぐに鶏ひき肉とおろしにんにくを入れ、木べらでほぐしながら炒めます。
色が変わってきたら、長ねぎとタカノツメを入れて炒めます。
4. 鶏ひき肉に熱が入り全体が白くなったら、(A)を加え、
煮立ったところで牛乳を加えます。
5. なすを入れて混ぜ、再沸騰したら火を消します。
6. 水溶き片栗粉を少しずつ入れては混ぜ、入れては混ぜを繰り返してとろみをつけます。
水溶き片栗粉は、火をつけたまま入れるとダマになりやすいので火を止めてから入れます。入れる量は大さじ1~、とろみのつき具合で調整してください。
片栗粉が沈殿しているので、よく混ぜてから入れます。
とろみがついたら強火にかけながら混ぜ、しっかり沸騰したら完成。
7. 皿に盛ります。お好みで刻みねぎをちらし、黒こしょうをふります。
辛みとコクがクセになる「白麻婆なす」
「白麻婆なす」の完成です。色は白いですがタカノツメと黒こしょうの辛味が効いていて、みそと牛乳のコクで旨味もあります。ビールのつまみに、ご飯にも合うので丼アレンジもおすすめですね。
そして、捨てずに残しておいた皮で、シャキシャキ食感の「なすの皮のきんぴら」を電子レンジで作ります。野菜の皮のきんぴらは、大根やにんじん、レンコン、ウドなどの皮でもできますよ。
【材料】1人分
- なすの皮 40g程度
- しょう油 小さじ1
- 砂糖 小さじ1と1/2
- ごま油 小さじ1/2
- 白いりごま、一味唐辛子 適宜
作り方
1. なすの皮を斜めに細く切ります。
斜めに切るのはなすの皮を長く切るためです。皮の表は固いので、身の方を上にして切ると切りやすいです。
2. 切ったら耐熱ボウルに入れて、しょう油、砂糖、ごま油、辛いのがお好きなら一味唐辛子も適量、混ぜます。
3. ラップをかけずに電子レンジ600wで1分加熱します。
取り出して混ぜたら、また1分加熱して混ぜます。まだ水分が多いようなら、追加で30秒加熱してください。 皿に盛り付け、白いりごまをちらします。
見た目はひじきの煮つけのような「なすの皮のきんぴら」ですが、食べると意外と食感があって、甘辛、ピリ辛でちょっとつまむのにぴったり。知らずに食べると、美味しいけどこれって何? となりそうです。
白麻婆なすを作ったら、なすの皮のきんぴらもぜひお試しください。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
- ブログ:魚料理と簡単レシピ
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企画協力:フーディストノート
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