イワシ缶とアボカドの濃厚なうま味が激ウマ「ユッケ風そうめん」余った卵白はメレンゲでトッピング【筋肉料理人】【メシ通の冷たい麺】

こんにちは、料理と筋トレをこよなく愛する筋肉料理人です。

ねっとりした食感と濃厚なうま味、そして和の味付けとも相性がいいアボカド。先日はサバ缶と合わせたレシピが好評だったので、

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同じく魚の缶詰との組み合わせで夏メシをもう一品。今回は、味付きでそのまま食べられるイワシのかば焼き缶詰を使った「イワシ缶とアボカドのユッケ風そうめん」をご紹介します。

イワシのかば焼き缶とアボカドにみそ、ごま油、一味唐辛子、にんにくなどを合わせて、卵黄をのっけてユッケ風に。それをぶっかけそうめんにトッピングします。

そして、余った卵白は泡立ててメレンゲにして、これも具材にしてしまいます。うま味たっぷりのイワシとアボカド、メレンゲが絡んでふわふわツルツルの食感をまとったそうめんを一緒に食べると激ウマですよ!

 

筋肉料理人の「イワシ缶とアボカドのユッケ風そうめん」

【材料】1人分

  • イワシかば焼き缶詰 1缶
  • 卵 1個
  • アボカド 1/2個
  • そうめん 100g
  • 梅干し 1個
  • 麺つゆ(2倍濃縮) 大さじ2
  • 刻みねぎ、白いりごま 適量

(A)

  • みそ、ごま油 各小さじ1
  • おろしにんにく、砂糖、酢 各小さじ1/2
  • 一味唐辛子 適量(今回は4~5ふり)

 

作り方

1. アボカドはヘタを取り、縦方向にぐるりと切れ目を入れ、ひねって半分に割ります。

 

種をとってスプーンで実をくり抜き、

 

縦方向に半分に切ってから、5mmくらいの厚さに切ります。

今回は1人分でアボカドを半分使ったので、残りは次の日にシンプルにわさびしょう油で食べてもいいですし、生ハムと合わせて豆腐にのっけてもウマいです。 

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2. イワシ缶の煮汁をボウルに移し、(A)を加えてよく混ぜます。

 

調味料が混ざったら、切ったアボカドと、イワシの身を入れて和えます。

(A)のみその代わりにコチュジャンを入れると、よりユッケらしい味わいになります。コチュジャンを使う場合、一味唐辛子は味を見ながらお好みで加えてください。

 

3. 卵は卵黄と卵白に分けます。

 

卵白は大きめのボウルに入れ、泡だて器(あれば電動ホイッパーがおすすめ)でツノが立つまでかき混ぜてメレンゲにします。メレンゲはボウルのまま冷蔵庫に入れておきます。

ボウルは大きいほうが泡だて器を動かしやすく、よく空気に触れさせることができるため泡立てやすいです。

 

4. 具材とトッピングが準備できたので、そうめんを茹でます。鍋に水を入れて沸騰させたら、切れ目を入れた梅干しを加えます。

梅干しを入れると湯が弱酸性になって、そうめんのでんぷんが溶け出しにくくなり、コシの強い、美味しいそうめんに茹で上がるといわれています。わが家でもこの茹で方が定番で、食べ比べてみると違いがわかりますよ。

なお、梅干しは酢小さじ1/2くらいでも代用できます。酢の風味が少し残りますが、今回のように具材を大量にのせる場合は気にならないでしょう。

 

梅干しを入れて1~2分したらそうめんを入れ、

 

そうめんがくっつかないように軽く混ぜたら、パッケージに記載された既定の時間茹でます。

 

5. そうめんが茹で上がったら、流水を当てながらザルにあげて湯を切ります。

 

そうめんの温度が下がってきたら、流水を当てたまま、手でちょっと激しめにかき混ぜてさらに冷やします。そのうちにそうめんの手触りが変わり、コシが出たのがわかります。

 

コシが出たら、水気をしっかり切ります。

 

6. 水気を切ったそうめんを皿に盛ります。冷蔵庫に入れておいたメレンゲを再度泡立ててのせ、2のイワシとアボカドものせたら、

 

卵黄をトッピングします。刻みねぎ、白いりごまを散らして出来上がりです。

そうめんを茹でる時に使った梅干しは食べられるので、ここで一緒にのせてもいいです。

 

麺つゆを同量の水(分量外)で薄め、そうめんにかけていただきます。

 

白いりごまは指先でひねって散らすとより香りが出ます。

 

ビールもすすむ辛味とうま味!

「イワシ缶とアボカドのユッケ風そうめん」の完成です。卵黄を崩し、具材、メレンゲ、そうめんと絡めていただきます。

 

イワシとアボカドはピリリとした辛味と強いうま味があり、そこに卵黄のうま味が重なって、これだけ食べてもビールもすすむ味です。さらにアボカドのとろりとした食感も入り、このすべてがそうめんに絡むわけですから、美味しくないはずがありません! そうめんは梅干しを入れて茹でたのでコシがあって、一層美味しく感じました。

 

卵白は泡立ててメレンゲにすると卵白独特の香りが和らぎ、ふわりとした食感をそうめんにプラスできます。これが何とも新しくてウマい! 卵黄をトッピングして余った卵白の使い道として、そうめん以外にもうどん、そば、パスタなどにものっけてみてください。

 

ガッツリ具沢山で食べられるぶっかけそうめんのアレンジです。まだまだ暑さが続く今年の夏メシにお試しください。

 

作った人:筋肉料理人 藤吉和男

筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。レシピブログプラチナブロガー認定。

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