クラフトコーラみたいなカスタム感「うちのジンジャーエール」を辛口&スパイシーに作る方法【オトコ中村の面倒で楽しい休日メシ】

ども、料理ブロガー&ユーチューバーのオトコ中村です。

シュワッとさわやかな冷たい飲み物で喉の渇きを癒して、どうにかこの残暑をやりすごしたい! ということで今回の面倒で楽しい休日メシは、オリジナルのジンジャーエール作り。クラフトコーラやクラフトビールがブームですが、私は、夏メシの薬味に買ってあったしょうがを使って、とことん辛口でスパイシーな自家製のジンジャーエールを楽しみます。

まず作るべきは、ジンジャーエールの素ともいえる「ジンジャーシロップ」。これさえ作ってしまえばこっちのもので、あとは炭酸水で割ってジンジャーエールにするもよし、ビールで割ってシャンディーガフにするもよし。そして、このシロップを使ったガッツリ系メシがまたウマいんです!

 

オトコ中村の「うちのジンジャーシロップ」

材料

  • しょうが 100g
  • シナモンスティック 1本
  • ブラックペッパー(ホール) 10粒
  • クローブ(ホール) 5個
  • 砂糖 120g
  • 水 120ml

 

作り方

1. しょうがはよく洗い、皮付きのまますりおろして鍋に入れます。

 

2. その他の材料もすべて鍋に入れ、中火にかけます。沸騰したらとろ火にして、さらに20分くらい煮込んだら火を止めます。

煮込んでる間は、ものすごくいい香りが部屋中に広がりますよ。ただし、ボコボコと沸かすと香りが飛んでしまうので、フツフツとするくらいの一番弱い火加減で煮ていきます。

 

3. 大きめのボウルに氷水(分量外)を用意して、2の鍋を入れて一気に冷やします。

 

4. さらしや目の細かいザルをかぶせたボウルを用意して、そこに3を注いで漉します。

 

5. すべて注いだら、シナモンスティックを取り除き、さらしをギュッと絞ります。これで自家製シンジャーシロップの完成です!

ザルの場合は、溜まったショウガをスプーンで押さえてしぼってください。

 

6. フタのできる清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保存して、なるべく早めに使い切りましょう。

 

ジンジャーエールにシャンディーガフ、そして料理にも!

さあ、世界に1つのオリジナルシンジャーシロップで、念願のジンジャーエールを飲みましょう。グラスにジンジャーシロップを大さじ1くらい、氷も適量入れて、

 

お好みでよく洗ったレモンをひと切れ(レモン汁でもOK)しぼります。レモンもそのまま入れちゃいました。

 

そこに炭酸水を150mlほど注ぎ、静かに混ぜたら完成です。

 

さっそく飲んでみると、さわやかで、しょうがピリリと効いたジンジャーエールになっています! 甘さもありますし、スパイスの香りも味に深みを与えてくれています。特にショウガの香りがガンガン伝わってきて、これぞジンジャーエールという名にふさわしい味ではないでしょうか。家族にも好評で、おかわりしたくなること請け合いです。

 

そして、このジンジャーシロップをビールで割ればシャンディーガフも飲めるはず! ということで、グラスにジンジャーシロップを大さじ1くらい入れ、

 

あとは冷たいビールを適量。しずかに混ぜます。

 

カーッ! 予想通りほんのり甘く、ビールの苦味としょうがとスパイスの複雑な香りのある濃いめのシャンディーガフになりました。このシロップを途中で投入すれば、“ビールの味変”というこれまで考えもしなかった楽しみ方もできるのではないでしょうか。

 

さらにもう1つ、ジンジャーシロップを使って試していただきたいのが「豚のしょうが焼き」です。

フライパンに大さじ1のサラダ油を引き、しょうが焼き用の豚ロース(200g)を焼き、塩、こしょうを少々。肉に火が通ったら、ジンジャーシロップ大さじ1、

 

しょうゆ大さじ1を入れて炒め、

 

照り照りに煮詰まったら完成です。

 

食べてみると、白メシがほしくなるのは間違いないのですが、決定的に違うのがスパイスの香りです。どこかのレストランでこだわりのたれで焼いて出てきそうな高級感ある味で、いつも作るしょうが焼きよりさらに美味しくなっています!

ジンジャーシロップがまさか料理にも使えるとは、しょうがを煮ている時には思ってもみませんでした。

少し手間はかかりますが、シンプルな工程でできるジンジャーシロップ。お好きなスパイスでアレンジして、自分だけのジンジャーエールやシャンディーガフを楽しんでください。今回はシナモンやクローブで作りましたが、カルダモンや、季節があえば山椒の実を入れたものなんかも試してみたいです。

 

作った人:オトコ中村

オトコ中村

もの作りが大好きな京都生まれ、京都在住の40代。2児の父。小学生の頃、即席ラーメンのスープに豆板醤で辛味をプラスして料理の楽しみを知る。飲食業勤務を経て、現在は作った料理をコツコツとブログやYoutubeで発表中。未知なる料理への楽しい挑戦は続く。趣味は料理と野草観察。

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