たんぱく質食材で作る「豆腐とゆで卵のピクルス」のレシピ。脂質、糖質を抑えた酸っぱいおつまみ【オトコ中村の面倒で楽しい休日メシ】

ども、料理ブロガー&ユーチューバーのオトコ中村です。

脂質や糖質を抑えてお酒を飲むために、たんぱく質が摂れる豆腐とゆで卵で作る「ピクルス」はいかがでしょうか。

スパイスやハーブで風味付けしたピクルス液に、豆腐とゆで卵を漬けるだけ。作りやすいようにピクルス液は加熱しないので、次の日には食べ切るようにしてください。

最低3時間は漬けたいので、たとえば土曜の朝に仕込んで、まずはその日の昼ビールか晩酌のおともに。残りはさらに漬けて、次の日におつまみや食事の箸休めでいただくなんてのもおすすめですよ。

 

オトコ中村の「豆腐とゆで卵のピクルス」

材料(2食分)

  • 木綿豆腐 1/2丁(150~200g)
  • 卵 2個

<ピクルス液>

  • 酢 200ml
  • 塩 小さじ1
  • ブラックペッパー(ホール) 5粒
  • ローリエ(葉) 1枚
  • 輪切り唐辛子 少々

 

作り方

1. まずは、木綿豆腐の水切りをします。木綿豆腐をキッチンペーパーで包んで冷蔵庫で10分程度置いておきます。

豆腐は、絹豆腐より水分が少ない木綿豆腐を使います。

 

2. 木綿豆腐の水切りをしている間に、ゆで卵を用意します。鍋に水(分量外)を入れて沸かし、冷蔵庫から取り出した冷たい卵を入れ、10分ゆでます。ゆで卵ができたら殻をむいておきます。

ゆで時間はお好みで調節してください。

 

3. 水切りした木綿豆腐を四等分に切ります。

これで味がしみやすくなります。

 

4. フタのできる清潔な容器(ゆで卵が入る深めのもの。今回は高さ7cm、容量500ml程度を使用)に木綿豆腐とゆで卵、ピクルス液の材料を入れます。

 

5. フタをして冷蔵庫に入れ、3時間以上置いて完成です。

 

2食分作って食べ比べを!

酸味とローリエのさわやかな香りがしみた豆腐は、口に入れるとさっぱりしています。水分が抜け、濃厚でかための食感の冷奴という感じです。

 

かすかな塩味があり、唐辛子とブラックペッパーがピリリと効いていて、この珍味感はまさにお酒のおつまみ向き。お好みで、しょうゆや塩を少しかけて味を足してもいいと思います。

 

ゆで卵は、白身の余分な水分が抜け、表面が少し引き締まってプリッとした食感です。味は表面にしみ込んでいます。

今回は冷蔵庫に入れて3時間漬けましたが、黄身は味がしみていなかったので、ピクルス液に浸しながらいただいてみました。甘みこそのないものの、和え物などに使う和食の黄身酢(卵の黄身を使った合わせ酢)をどこか思い出す味です。

豆腐もゆで卵も、そのままおつまみや箸休めに食べるのはもちろん、カレーに添えたり、食べやすく切ってサラダにのせたり、パンと組み合わせてカナッペやサンドイッチにしたり、食べ方は広がりますね。

 

残りはさらにひと晩漬けて翌日、酸味も塩味もより濃厚になったところを美味しくいただきました。ビールはもちろん、日本酒のアテにもいいですよ。

ぜひ2食分作って、味と食感の変化を食べ比べてみてください。

ピクルス液は、砂糖を加えて甘酢にしたり、しょうゆやめんつゆで濃いめの味付けにしたり、にんにくやお好みのホールスパイスで風味を加えたりとアレンジし放題。手軽にできるので、何度か作ってベストな味のピクルスを見つけてみるのもいいですね!

 

作った人:オトコ中村

オトコ中村

もの作りが大好きな京都生まれ、京都在住の40代。2児の父。小学生の頃、即席ラーメンのスープに豆板醤で辛味をプラスして料理の楽しみを知る。飲食業勤務を経て、現在は作った料理をコツコツとブログやYoutubeで発表中。未知なる料理への楽しい挑戦は続く。趣味は料理と野草観察。

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