そぼろ、なんて優しい響きだろう。学生時代、魚屋母がよくお弁当に入れてくれたなぁ。鶏、牛、豚などがありますが、それぞれの味わいがあっておいしい。定番のそぼろ飯は…… うまっ！ 本当に幸せ！！
そして、わたくし魚屋、定番のお肉ではなく、お魚を使ったそぼろを紹介したいと思います。今回はまぐろを使って作りましたが、オススメするのが「まぐろのブツ切り」などお安いもの。刺身のサクでも構いませんが、筋が多くお値段が安いヤツで十分。まぐろの筋などは、熱を入れると全く気にならなくなります。
魚屋三代目の「まぐろの簡単そぼろ」
【材料】2人前
- まぐろブツ切り 200g
- しょうがのみじん切り 5g（小さじ1くらい）
- 赤唐辛子（輪切り） 少々（ひとつまみ）
- サラダ油 大さじ1
（A）
- しょうゆ 大さじ3
- みりん、日本酒、砂糖 大さじ1
作り方
1. まぐろのブツ切りを包丁でたたいておきます。（A）は混ぜておきます。（砂糖をよく溶かしましょう）
※まぐろは食感を楽しみたいなら粗めで、細かいそぼろに仕上げるのでしたらよくたたいて下さい。
2. フライパンにサラダ油を入れ、しょうがのみじん切りを入れたら点火。香りが出てきたら赤唐辛子を加え、1のまぐろを入れて中火で炒めます。
3. 色が変わってきたら（A）の合わせ調味料を加えて、汁気を飛ばしながら炒めていきます。
汁気がなくなったら完成です。
丼にオススメ！ そのまま酒の肴にもなりますよ
今回はまぐろを使いましたが、サーモンや白身の魚でも作れますし、残っちゃったお刺身盛り合わせの違う種類の魚（青魚は避けたほうが無難！）をmixしても大丈夫！ まぐろの種類も問わないので、お好みで作ってみてください。
それから、ご飯にのせた「そぼろご飯」にするときは、まぐろと相性が良いアボカドもぜひぜひ一緒にどうぞ。さらに半熟、温泉卵をOnすると……、
はい！ もれなく幸せ！！ もっと、もっと、うまさ（濃厚さ）を～って方は、ここにマヨネーズをプラスして下さいね。ご飯に炒り胡麻を混ぜたり、定番の炒り卵を添えてもおいしい。
作った人：魚屋三代目
本名・柳田昇（やなぎたのぼる）。神奈川県厚木市で50年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。
企画協力：レシピブログ
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