こんにちは、高円寺メタルめしのヤスナリオです。
今回は、僕のお店で出しているハンバーグの作り方をご紹介します。玉ねぎを炒めたり、つなぎのパン粉と卵を用意したりする必要はなし。手間をかけずに、肉厚ジューシーなハンバーグが食べられます。
ちなみに、ご飯は味には影響なし。もちっとした食感を感じる程度で、言われなければ入ってることに気づかない感じですよ。
ヤスナリオの「ご飯入りふっくらハンバーグ」
【材料】1人分
- 合いびき肉 150g
- ご飯（冷ましたもの） 50g
- 玉ねぎ（みじん切り） 1/4個（約50g）
- 塩 小さじ1/2
- ナツメグ 2つまみ程度
- 粗びき黒こしょう 適量
- 水 適量
- 中濃ソース 適量
- スライスチーズ（チェダーチーズがおすすめ） 1枚
- 付け合わせの野菜（トマト、レタスなど）、ご飯 お好みで
作り方
1. まずはタネ作りから。ボウルに合いびき肉、ご飯、玉ねぎ、塩、ナツメグ、粗びき黒こしょうを入れ、ヘラで練りながらよく混ぜる。
2. 粘り気が出て全体がひとまとまりになったら、
手にサラダ油（分量外）をつけ、タネを左右の手でキャッチボールするように4～5回打ち付け空気を抜いてから、手早く2cmくらいの厚さに丸く整える。
焼いたときに割れたり破裂したりしないよう、タネは空気を抜きます。
3. フライパンに2をのせたら、
中心を軽く指で押してくぼませ、火を通りやすくして中火にかける。
こびりつきが気になる場合は、フライパンにサラダ油を少量（分量外）をひいてからタネをのせて焼いてください。
4. 両面3分ずつ焼き、しっかりと焼き色を付ける。
5. ハンバーグの高さ1/3くらいまで水（用意できればお湯がおすすめ）を注ぎ、
フタをして、少し火を弱めて中弱火程度にしたら、
水分がなくなるまで5分を目安に蒸し焼きにする。
6. 箸で表面を軽く刺し、透明な肉汁が出てきたら焼き上がり。
ここで赤っぽい肉汁が出てきたら、水かお湯を少量足して、肉汁が透明になるまでもう少し焼いてください。
7. 中濃ソースをかけ、
スライスチーズをのせ、
フタをしてチーズが溶けたら完成。
8. 器に盛り付ける。付け合わせの野菜はお好みで。ご飯もぜひ。
ハンバーグを切ると、この厚み！
焼き上がったハンバーグは、ご飯がしっかりつなぎの役目を果たしていて、ボソボソ感がなくしっとりやわらか。焼き縮みも防いでくれるので、ふっくらしていて食べ応えのある仕上がりです。ご飯が肉のうま味をしっかり受け止めてくれるので、白飯によく合うハンバーグになりますよ。
生で入れた玉ねぎはシャキシャキ食感が残り、玉ねぎの甘みと存在感をしっかり感じられて美味しいです。
トッピングのスライスチーズは2枚、3枚とお好みで増やしてください。目玉焼きをのせたり、カレーと合わせてハンバーグカレーにしたり、いろいろ楽しんでください。EAT FAST！ EAT HARD！ YES！ METAL MESHI！
【ふっくらハンバーグを作るポイントまとめ】
1. つなぎはご飯のみ、パン粉や卵は必要なし。
2. 玉ねぎは炒めず生のままでOK。シャキシャキと美味しくて、手間も省ける。
3. 水を加えて蒸し焼きにするので中までしっかり火が通り、ふっくら焼ける。
作った人：ヤスナリオ
東京・高円寺の飲食店「高円寺メタルめし」のマスター。シンプルでカンタンな料理レシピをWEB、雑誌等で連載中。著書に『極ラクめし』（グラフィック社）、『メタルめし！』（DU BOOKS）。1972年生まれ。北海道札幌市出身。
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