漫画『めしにしましょう』小林銅蟲先生に「超級カツ丼」をごちそうになってきた

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こんにちは、パリッコです。

 

突然ですがみなさま、小林銅蟲先生の『めしにしましょう』というグルメ漫画をご存じでしょうか!?

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▲©小林銅蟲/講談社

 

隔週刊漫画誌『イブニング』(講談社)にて好評連載中で、2016年11月には記念すべき単行本第1巻が発売されました。

内容を簡単に説明すると……

 

漫画家「广大脳子(まだれだいのうこ)」の敏腕アシスタントである「青梅川おめが」は、料理の腕も超一級。仕事の合間の食事作りも彼女の担当なのですが、作り上げる料理が尋常じゃない! 巨大な肉塊を風呂の湯船で低温調理しローストビーフを作る、生きたスッポンをいちからさばいてフルコースで提供、カエル、ザリガニ、フジツボなどからたっぷりとダシをとった「ブイヤベース的なもの」を作り上げるなど、常に超本気であり、常にやりすぎ!

  

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▲©小林銅蟲/講談社

 

そんな料理のインパクトに加え、小林銅蟲先生独特のリズム感と言葉づかい、かわいらしい絵柄の魅力も相まって、耳の早い漫画ファンの間ではすでに話題沸騰中なのです。

 

さらにすごいのがこの作品、同じく『イブニング』の漫画「累」の作者、松浦だるま先生と、そのアシスタントもされている小林銅蟲先生ご自身がモチーフとなっていて、出てくる料理は全て銅蟲先生がきっちり試作しているということ。

 

というか銅蟲先生は、作品が連載されるずっと前から、趣味の自作「やりすぎ飯」を記録するブログ「パル」を続けられていて、むしろ漫画のネタとしてではなく、食への探究心がとめどなくあふれ出してしまった結果、この名作が生まれたというわけなんです!

 

グルメ漫画というジャンル自体が話題で、さまざまな切り口の作品があふれている昨今ですが、『めしにしましょう』の料理への情熱と、「一度でいいから作中の料理を食べてみたい!」感は、ちょっと他に類を見ないんじゃないでしょうか。

 

そこで今回は、実際に銅蟲先生の仕事場におじゃまし、作品の誕生秘話などをうかがいつつ、作中に登場した料理を実際に品作ってもらい、味わってしまおうという、超ぜいたくな取材を敢行したいと思います!

 

きっかけは料理ブログ

はい、

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やって来ました、

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神奈川県某所にある、銅蟲先生を含む漫画家数人でシェアされているお仕事場。閑静な住宅街の中にある、静かで環境の良いマンションの一室です。

 

いきなり貴重すぎる上の写真、1枚目は単行本1巻の表紙に使われた絵。2枚目はちょうど作業中だった漫画原稿。作画は、アナログとデジタルを必要に応じて使い分けられているそうです。

 

っていうか、図々しくもお仕事場におじゃました上、こんな企業秘密的写真を「問題ないですよ~」なんつって撮らせてもらって、本当に良いんでしょうか!?

 

なんて心の広い方なんだ!

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小林銅蟲先生!

 

まずは優しそうな笑顔が印象的な銅蟲先生に、お話を聞いてみたいと思います。

先生、今日はよろしくお願いします。まず、銅蟲先生といえば、2005年にスタートしたWEB漫画『ねぎ姉さん』の作者としても有名ですが、これまでの作品は難解というか、あえて読者の理解を拒むような作風も多かったですよね。今回『めしにしましょう』のキャッチーで読みやすい内容に驚いた読者も多かったんじゃないでしょうか?

 

銅蟲先生:よく言われますね(笑)。まぁ、なんというか、描けました。

 

そもそもこの漫画を描き始められたたきっかけは?

 

銅蟲先生:僕は松浦だるま先生のアシスタントをしていて、先生が担当さんに「変な奴がいるよ」って僕を紹介してくれたんです。その方が、僕がこれまで描いてきた漫画や『めしにしましょう』の原案ともいえるブログ「パル」などを見てくれて「この方向で何か描きましょう!」と言ってくださって

 

ご自身のブログ開設は2012年ですよね。最初は日記風の内容だったのが、3エントリー目にはもう料理の話になって、そこからはインパクト絶大な「やりすぎ飯」がずらりと並ぶ自炊ブログになっていって、僕も毎回楽しみに見ていました。

 

銅蟲先生:ブログを書くこと自体好きで、過去にもアリの飼育日記をつけていたりしたんですよ。ただ、運営していたプロバイダが夜逃げしてしまって、アリの写真が全部消えてしまった(笑)。それで新しいブログを始めるにあたり、当時貧乏なりに外食が好きだったので、その記録でもやってみるかと思ったんです。ほら、食事は毎日するから、続きそうじゃないですか? だけどいざやろうとしてみたら、他人の料理をきちんと評価するって難しいし、責任も伴うことに気付いたんですね。かといって、ただほめたたえるだけのブログなんて面白くないじゃないですか? そこで、自分が作れば好き放題に書けるなと。

 

読者の存在を前提に日々の料理を記録してきたからこそ、より過剰になっていった?

 

銅蟲先生:それはあるかもしれないですね。あと、Amazonの「欲しいものリスト」に珍しい食材だけをいっぱい登録していたんですが、漫画やブログの読者でそれを実際に送ってくれる方が出てきて、僕が実際に調理し、食べて、ブログにアップすると、その記事を読んで喜んでくれる、というサイクルができたのも大きいですね。

 

なるほど! 未知の料理を見ることができるし、言葉の言い回しなんかも独特で、合わせて銅蟲先生の漫画を読んでいるような感覚にもなれて。

 

銅蟲先生:文章はかなり適当ですけどね。僕自身、料理は分量とかも計らずほとんど感覚で作っているし、写真さえ順番通りに乗せておけばどうにでもなるので(笑)。

 

要するに「食材マニア」

レシピは全てご自身の経験の積み重ねなんですか?

 

銅蟲先生:基本はそうですね。例えば巨大な肉塊が目の前にあったとして、何度で何時間火を通せば食べられるようになるのかなんて初めはわからないですよね。低温調理という方法が存在して「固くはないけど火が通っている状態」の肉があると認知されだしたのも割と最近のことだと思うし。そこで、少しずつ様子を見つつ、方法を変えつつ試しながら。

 

単行本の第1巻に出てきたものだと、スッポン、カエル、ザリガニ、フジツボみたいな、珍しい食材も積極的に食べられていますよね。

 

銅蟲先生:知らない食材、レアな食材をできるだけ味わってみたい。要するに食材マニアなんですよ。フランスにシャラン産の「窒息鴨」という食材があって、これは鴨を処理する時、特殊な方法で血を抜かずに全身をうっ血させることで、鴨独特の風味をより強くするというものなんです。以前その存在を知り、どうしても食べてみたくて、出してるお店を探して食べに行ったら、うまかった。そこのシェフもブログを書いている人で、夢中で記事を読み漁ったりしていたのが今につながっているかもしれませんね。

 

それにしても、銅蟲先生が作る料理はどれも過剰ですよね。肉は常にキロ単位な印象ですし、なぜ個人でここまで情熱を注げるのかと。

 

銅蟲先生:すごくシンプルな理由で、僕は美味しいものをたくさん食べたいんです。その欲望に忠実に行動するとこうなると。

 

これまでに失敗したレシピなどはなかったのですか?

 

銅蟲先生:もちろんありますが「料理を作ったらまずかった」って話を読んで喜ぶ人もいないだろうと思って、ブログにはあまり載せていないんです。特に揚げ物と魚をさばくのが苦手で、初期の頃の三枚おろしなんかひどいもんですけど、最近は克服しつつありますね。お菓子とかはまだヤバいです。憶測で作っても大丈夫な料理とそうじゃない料理ってあるじゃないですか? お菓子はヤバい(笑)。

 

もうひとつ、作中に出てきた、固めに炊いた米を水で洗って、油と卵をあらかじめまとわせてから炒めるというチャーハンの作り方がものすごく独創的で驚いたんですが、これはどこから?

 

銅蟲先生:チャーハンを作る過程で米に何が起こっているかを考えたら、その方法が手っ取り早いんじゃないかと思ったんです。チャーハンがパラパラに仕上がる理由は、米に余計な粘りがないこと、油をまとっていること、卵が絡んでいることの3つなんですよ。そこで仮説を立てて試してみたらうまくいった。もちろん同じように仮説を立てて作って失敗することもあるんですけどね。

 

最初に漫画がとても読みやすい内容で驚いたと言いましたが、とはいえ、銅蟲先生ならではのセンスも節々に発揮されているのが、以前からのファンとしてはうれしかったです。

 

銅蟲先生:そこは回を重ねるごとにエスカレートしてますね。部屋の間取りが変わってるとか、鍋や食器が違うとか、もっと言えば物理法則を無視しているとか、僕の漫画ではそこまで重要じゃないみたいです。この間も水道の蛇口を描くのが面倒で、謎の管がグニャーっとなっていてそこから鍋に向かって水が出てる絵を描いたんですが、誰にも何も指摘されませんでした(笑)。かなり自由にやらせてもらえてありがたいし、今後もどのくらいまで遊べるのかを楽しんでいきたいですね。

 

楽しみにしています!

 

いよいよ「超級カツ丼」作りへ

さてさて、銅蟲先生にたくさん貴重なお話を聞かせてもらったところで、お待ちかね、「やりすぎ飯」の実食にまいりましょう。

 

今回お願いしたメニューは、僕が重度の豚肉好きということもあり、単行本の表紙にもなっている「超級カツ丼」です!

どのくらい超級かって?

この後の続きを読んでもらえたらわかりますから!

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まずは大量の玉ネギを煮た大鍋に、ダシを加えていきます。

 

厚切りのカツオ節を1袋まるごと使った結果、大きめのダシ用パックひとつでは足りないという、いきなりの常軌を逸した絵面。

ちなみに市販のめんつゆを使うより、やはり自宅でダシをとった方が美味しいとのことです。

一気に部屋中をつつむ良い香り!

 

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次は深めの鍋に揚げ油を用意

 

さすがでっかい油を常備していますね~、と思って見ていたら……

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一度で全部使い切るんだ!!!

 

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柚子は果肉ごと丸々1個すりおろし、

 

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三つ葉もわさっと!

 

豚肉をじっくり低温調理

さぁここで、いよいよ本日の主役の登場です!

ご注目ください、

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この見慣れない機械。

 

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中には2kgオーバーの巨大な豚肉が!

 

こちら、「ANOVA」という低温調理専門の調理器具で、鍋などに張った水を常に設定した温度に保ってくれるすぐれもの。

扱う素材がとにかくデカイので、もはや鍋ではなく、でっかいプラスチックボックスに設置してあります。

 

一般的に多くの肉は、温度を70℃近くまで上げると、タンパク質の分水作用などの影響で硬くなり始めてしまいます。

そこでその手前の温度、今回は61℃でなんと20時間以上!

 

長時間の加熱殺菌処理をすることで食中毒などのリスクを抑え、それでいて作中のセリフを借りると「脂身やスジもやわらかくジューシーというすばらしい性質」の肉が誕生するというわけなのです!

これこそが低温調理の真骨頂。

 

そこには豚肉天国が

取り出された肉は……

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きょ、巨大~!!!

 

マンションの一室で見ると脳が状況を理解するまで時間を要するレベルです。

そして見るからにジューシーで美味しそう……。

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味がしつこくなりすぎるということで、脂身を丁寧にカット

 

この時、ほんの少しだけこの状態の肉をそのまま食べさせてもらったのですが、これがと~~~んでもなかった!

かつて自分が体験したことのない柔らかさ。

それでいて、きちんと火が通った豚肉のうま味たっぷり。

 

な、なんなんだこの未知すぎる美味は!

 

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さらに手際よくブロック状にカットし、

 

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どどん!

 

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銅蟲先生:はい、これがパリッコさんのぶん

 

ひ、ひぇ~! もう笑うしかない!

天国! 豚肉好きの天国だ! 天国は作れるんだ!

 

脳からはドーパミンがドバドバと放出し、もはや取材であることも忘れて「は、早く食べさせてください~!」とお預けをくらった犬状態。

 

揚げっぷりもチョー豪快

先ほどまで穏やかな笑顔だった銅蟲先生はというと、

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「ここからは段取り勝負ですよ!」

と料理人の顔に。

 

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カツ丼1人前とは思えない大量のパン粉と、

 

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生卵5個が用意され、

 

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小麦粉をサササッ

 

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卵にドボン!

 

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パン粉をまとわせ

 

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卵とパン粉は二度付け

 

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「はい行きますよ~!」

 

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ジャーーー!!!!!

流れるような手際に、なんとか写真を撮るのがやっと。

 

笑うしかないデカさ

肉自体にはしっかり火が通っているので、衣がきつね色になれば取り出して大丈夫とのことで、しばらく待っていると、

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お~、揚がってきた揚がってきた。

 

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プカーッ

 

な、なんすかこの物体!

先生、間違って漬物石でも揚げました!?

 

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これを醤油などで味を整えたダシの鍋で煮ます。

ただただ笑える光景。

 

カツにこれだけの高さがあると鍋で卵でとじるのは効率が悪いということで、いったん取り出し、

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写真もブレる早技でカット!

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バターン!

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バタッバタッバタッ

 

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バーン!!!!!

 

……いやはや本当、先ほどから笑うことしかできなくて、もはやお腹痛くなってきましたよ。

なんなんすか、この野生の本能をかき立てる荒々しい物体は……。

 

ついに「超級カツ丼」完成

さて、いよいよ盛り付けのターンに入ります。

洗面器のような丼に炊きたての白米を盛り付け、

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カツを全部乗せる! 無理矢理!

 

さらにダシでさっと煮た卵と薬味を乗せたら……

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「超級カツ丼」完成っ!!!!!

 

うお~! こう、なんていうんでしょう、「おいしそ~」とかそういう領域を超え、なんだかいてもたってもいられない、身体中が食欲に支配されている感覚です。

 

「ご飯は少なめにしておきますね」と配慮いただいたんですが、

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それでもこの標高!

 

ど、銅蟲先生……これ……?

 

銅蟲先生:どうぞ食べてください。

 

うわぁーーーーーん!!!!(謎の号泣)

 

IQが下がる美味さ

というわけで、ついに実食の瞬間です!

い、いただきます!!!!

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お、重い、右手がもう辛い(ニヤニヤ)

 

漫画の作中では、実際にこのメニューを目の当たりにした广先生が、「スマホ」と驚きの声を上げるシーンがありますが、この大きさ、「スマホ」どころじゃないですよ!

このひと切れがちょっとした豚カツ1枚分くらいあるんじゃないでしょうか?

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ではでは……

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ガブッ

 

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モグモグモグ……

 

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ス、スマホ……。

 

じゃなかった、美味しい!

「IQが下がるうまさ」とはよくぞ言ったもの。

サクッと軽快な衣に包まれたうま味たっぷりの豚肉は、全体が均一にとろけるような柔らかさ。

このカツ丼を食べる瞬間を待ちに待った全身が喜びに満たされていき、もはや思考回路などすっかり停止します。

 

常識をはるかに超えている

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しかも、食べても食べてもこの光景

 

こっからはどんどんいかせていただきます!

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バクッ

 

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ハフハフ……

 

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スマホ~……(うまい~……

 

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米もガツガツ

 

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感無量です!

 

食べ始める前に銅蟲先生より「全部食べていいですからね。コツは、満腹中枢が働きだす前に食べきることです」と言われ、快調に食べ始めた瞬間は、あまりの肉の柔らかさ、衣の香ばしさ、甘辛い味付けの心地良さに「これ、余裕っすよ! すいません、本当に全部頂いちゃいますね!」なんて言ってたんですが、そんなに甘いはずはなく、半分を超えたあたりで急激に満腹感が襲ってきました。

 

とはいえこんな機会は滅多にない!

銅蟲先生にも味見がてら少しだけ手伝ってもらいつつ、

 

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なんとか完食!(ひとりでじゃないけど)

 

いや~本当に、これまでの自分の常識をはるかに超えた、うまい物体でした。

銅蟲先生、ごちそうさまでした!

す、すごい体験だった……。

 

漫画『めしにしましょう』は目下大好評連載中、第2巻は2月23日発売予定、そしてブログ「パル」も日々更新中ですので、ぜひチェックして、やりすぎグルメのさらなる深淵に触れてみてください!

気づけばあなたも、キロ単位の肉塊をネットで注文している自分に気づくかも……。

 

書いた人:パリッコ

パリッコ

DJ/トラックメイカー/漫画家/居酒屋ライター/他。FUNKY DANCE MUSIC LABEL「LBT」代表。酒好きが高じ、雑誌、Webなどの媒体で居酒屋に関する記事を多数執筆中。

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