主食かおかずか終わることなき「おでん論争」に一石を投じる「しぞーかおでん」を堪能するならこの4店

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お宅のおでんは主食ですか? それともおかずですかね?
おでんを作った時は、ごはんを炊くべきか否か……。おでんで白飯が進むかっていったら正直微妙なんですが、肉も野菜も練り物もあるし、煮物として扱うかどうか、クリームシチューと並んで扱い(献立)に困る料理です。(ついでにコロッケも「ごはんが進まないおかず」として筆者の中で不動のポジションをキープしています。結局、ご飯だけが余って納豆で食べる、みたいな)

しかし、静岡に来たらおでんはなんと「駄菓子」の分類にも入ってたんですよ。
つまり、駄菓子屋さんにおでんがある! しかも一年中だ!(居酒屋や惣菜屋にもあるけど、駄菓子屋でも食べられるのが静岡独自のスタイル)。

「しぞーかおでん」と呼ばれるこのおでんは、継ぎ足しで使われる醤油ベースの真っ黒な煮汁と、黒はんぺんなど魚系の練り物、1つずつ串刺しの具材に「だし粉」と呼ばれる魚粉をトッピングするのが特徴。だし粉の風味がたまらんのよ~。

店によって具や味も変わるので、食べ比べもおすすめしたい「しぞーかおでん」。そんな庶民の伝統食が堪能できるお店をご紹介します。

 

静岡おでん おがわ

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知名度NO.1の「しぞーかおでん」の代表店。創業から60年以上も継ぎ足してきた煮汁は、具材の旨味が凝縮した上品で素朴なお味。店先のテーブルでは近所の常連客がコップ酒やビール片手に駄菓子とおでんを頬張る姿が見られます。

 

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レトロなポスターが貼られた店内には、テーブルと小上がり席も。和菓子あり、赤飯あり、惣菜あり、かき氷あり、自家製甘酒ありと、まさに大人から子供まで楽しめるワンダーランド。昔懐かしい雰囲気満点のこちら。静岡に来たらまずここへ!

 

お店情報

静岡おでん おがわ

住所:静岡静岡市葵区馬場町38 浅間通り
電話番号:054-252-2548
営業時間:木曜日~火曜日 10:00~18:30
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)

 

ばん

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一度に大量の牛すじで煮込んだ汁が特徴の『ばん』。串の先端の色で料金が分かれていて安いものは1本40円から! まさに駄菓子屋感覚で食べられるんです。好きな具を自分でとるセルフ式で、だし粉と青海苔に飽きたら味噌だれで味を変えてみるのも楽しそう。

丸子名物「むかご」のお好み焼きや焼きそばなど、メニューは豊富。おでんの後は、自家製シロップのかき氷をデザートに!

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▲もとは自宅の一角というだけあってアットホームな店内

 

駐車場もあってテイクアウトも可能だもんで、気軽に寄ってみるといいら~。

 

お店情報

ばん

住所:静岡静岡市駿河区丸子2-3-2
電話番号:050-5877-7000
営業時間:火~金 11:30~14:30(L.O.14:00) 17:30~20:30(L.O.20:00)/ 土・日・祝11:30~19:00(L.O.18:30)
定休日:月曜、第3日曜

 

三河屋

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こちらも戦後の屋台から始まった創業60年以上の老舗。創業以来変わらぬ味で愛される三河屋は、愛され過ぎていつも満席のお店です。秘伝の煮汁がたっぷり染み込んだおでんはもちろん、れんこんフライやレバー焼き、豆アジのから揚げなど、1皿200~300円のおつまみは「どれを食べても旨い!」とお客さんが太鼓判。

 

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場所は居酒屋やおでん屋がずらっと並ぶ青葉横丁の入口。紫色の暖簾が出ていれば営業中。カウンターのみ、まるで屋台のような小さなお店なので予約必須です。
大衆酒場好きには、このしっぶい雰囲気がたまらん……!

 

お店情報

三河屋

住所:静岡静岡市葵区常磐町1-8-7
電話番号:054-253-3836
営業時間:17:00~22:00
定休日:日曜日 第2・第3日曜日、月曜日は連休

 

かどや 滝浪商店

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じっくり味が染み込んだおでんは全品70円均一! 駄菓子屋×おでん鍋という昔ながらのスタイルで、小腹を空かせた子供たちが学校帰りに吸い寄せられるのも納得のお店です。まさにあの日あの頃の近所の駄菓子屋さん。おでん鍋を囲んで気さくなお母さんとの世間話に花を咲かせたら、あなたも立派な静岡県民です。

 

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いつ見てもワクワクが止まらない駄菓子。小さなお店にはジュースやお菓子、カップラーメンも並び、近所にあったら間違いなく学校帰りに寄り道してますね。

 

お店情報

かどや 滝浪商店

住所:静岡静岡市葵区長谷町17-2
電話番号:050-5877-6598
営業時間:10:00~19:00(L.O.18:00)
定休日:不定休

 

 

で、おでんは主食ですかね? おかずですかね? どっちでもいいですかね?

 

書いた人:山口紗佳

山口紗佳

ビアジャーナリスト/ビアテイスター 1982年愛知県出身、名古屋と東京の編集プロダクションで雑誌や広告、書籍の制作経験を経て、静岡県西部でビール代を稼ぐフリーライターに。休日はオートバイで食材調達ツーリング。ビールとバイクと赤が好き。

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