牛乳とヨーグルトでいろんな「ラッシー」を13種類つくってみた【アレンジ無限】

このところ、暑くなってきて食欲が減退気味のワタクシ。 何か栄養があって手軽に食べることができる(しかも簡単に作れる)ものないかな~って思っていたら、去年の夏にネットでラッシーの作り方を見たのを思い出しました。

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食欲が減退気味なこの時期こそ飲みたい

ラッシーって、この季節、いいですよね。

これなら飲むだけで栄養もとれそうですし、なにより暑い時期にはぴったりです。

ということで、さっそくラッシーを作ることにしました。

でも、せっかく作るならアレンジも試してみようということで、13種類ほどのいろいろなラッシーに挑戦してみました。

 

基本は材料を揃えて、シェイカーでシャカシャカするだけ(あ、炭酸を使うものはステアだけしてシャカシャカしないように!)。

なお、レシピは1人分なので、人数に合わせて増やしてください。

 

INDEX

 

1:スタンダードラッシー

  • 牛乳 100cc
  • ヨーグルト 100
  • 糖蜜 大さじ1
  • 生レモン果汁 大さじ1

 

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まずはスタンダードなラッシーから。

 

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砂糖を使うと溶け残りが出る場合があるので、今回は液体の糖蜜を使用。

ハチミツやオリゴ糖でもOKです(ハチミツは1歳未満の乳幼児は避けること)。

 

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また、爽やかさを出したいときは生レモン果汁を多めに。

生レモンを絞るときのコツとして、カットしたレモンにラップを巻いて絞ると果汁が周囲に飛び散ちるのを防ぐことができます。

しかも手に香りが移らず、種も下に落ちないと、いいことづくしです。

 

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生レモンが無い場合は、市販のレモン果汁が便利。少し多めに入れた方が香り、爽やかさ共に引き立ちます。

 

あとは、用意した材料をシェーカーに入れてシャカシャカよく振るだけ。

それぞれの分量を把握できたら、次からは直接シェーカーに入れるのをおススメします。洗い物を少なく、手間が省けます。これ、忙しい人には重要です(笑)。

 

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最後に庭で栽培したミント(分量外)をのせてみました。

 

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調理時間3分。電気代、ガス代ゼロ円です。

ちなみに、人間の舌は冷たいものは甘さを感じにくくなるため、氷を入れる場合は糖蜜の量を足してください。

 

ポイント

  • 市販のレモン果汁でお手軽に
  • シェーカーを使えば後片付けも楽ちん

 

2:バナナラッシー

  • 牛乳 100cc
  • ヨーグルト 100g
  • 完熟バナナ 1/2本

 

バナナをシェーカーに入れてつぶしましょう。

シュガースポットが出て、完熟しているバナナを選ぶとつぶしやすいです。熟しているのはスーパーなどで安くなっていることも多いのでお買い得ですね。

 

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ペーストにするか、果肉感が残るように荒つぶしにするかはお好みで。

 

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熟れたバナナだと糖度が高いので、追加で砂糖や糖蜜を加えなくても甘くなります。

 

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仕上げにチョコレートソース(分量外)をかけると子供も喜ぶチョコバナナラッシーになります。

 

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さらにお好みでミント(分量外)をのせて、できあがり。

 

ポイント

  • 栄養満点、忙しい朝に
  • 子供のおやつにもグッド

 

3:ビワラッシー

  • 牛乳 100cc
  • ヨーグルト 100g
  • 生レモン果汁 大さじ1
  • ビワのコンポート 適量

 

ご近所さんからいただいたビワでコンポートを作った余りが冷蔵庫にありました。バナナに続きフルーツ系の素材として良さそうです。

 

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ミキサーを使う必要がありますが、これはラッシーにあう予感がします。甘さはお好みで瓶の中のシロップを入れると良いでしょう。

 

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すべての材料を入れ、ミキサーにかけます。

 

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ビワの甘さがアプリコットのような感じで相性ばっちり。

フルーツ系の缶詰を使えば、無限に応用できますね。

 

ポイント

  • 缶詰でアレンジ可能
  • 冷凍フルーツでもOK

 

4:特濃ラッシー

  • 特濃牛乳 100cc
  • 高脂肪ヨーグルト 100g
  • 練乳 大さじ1~2
  • レモン果汁 大さじ1

 

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糖蜜の代わりに練乳を使ってみました。練乳は牛乳と砂糖を加熱濃縮して作られているのでコクのある仕上がりになります。

 

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また、ヨーグルトも牛乳も脂肪分が多いものを選んでください。

ただし、氷を入れるとせっかくの濃厚さが薄まってしまうので、あらかじめグラスを冷やしておきましょう。

 

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できあがったラッシーは、まさに飲むレアチーズケーキ! デザート感たっぷりです。

 

ポイント

  • こってり好きに
  • レモン果汁を多めでレアチーズケーキ感アップ

 

5:シナモンラッシー

  • 牛乳 100cc
  • ヨーグルト 100g
  • シナモン(パウダー) 少々
  • 糖蜜 お好みで

 

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スパイスの王様と呼ばれるシナモン。

シェイカーでシャカシャカしたら、最後にお好みの量のシナモン(パウダー)を振りかけます。

 

飲む前は「この組み合わせどうかな……」と多少の不安があったのですが、これはいける。口に含んだ瞬間、鼻に抜ける香りがシナモンロールを連想させるせいでしょうか? 香りの効果ってすごいですね。

 

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お好みで糖蜜などで甘さをプラスすると、いっそうスイーツらしくなります。

 

ポイント

  • 意表をつく美味しさ
  • スパイス好きならシナモン多めでもOK

 

6:カルダモンラッシー

  • 牛乳 100cc
  • ヨーグルト 100g
  • カルダモン(パウダー) 少々

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スパイスの女王、カルダモン。

こちらもシェイカーでシャカシャカしたら、最後にお好みの量のカルダモン(パウダー)を振りかけます。

 

シナモンが甘い香りに感じるのに対し、こちらはかなりスパイシー。

入れすぎるとカルダモンの香りが勝ちすぎてしまうので、極少量がおススメです。清涼感もあるので暑い日にキリッと冷やして飲むのがいいかも。

氷を入れても◎です。

 

ポイント

  • エキゾチックな雰囲気になる
  • 氷を入れても美味しい

 

7:生姜&カレー粉ラッシー

  • 牛乳 100cc
  • ヨーグルト 100g
  • レモン汁 お好みで
  • 生姜 小さじ1~2
  • カレー粉 香り付け程度~小さじ1
  • 糖蜜 お好みで

 

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スパイス系で変化球を狙ってみました。牛乳とヨーグルトにすりおろした生姜とカレー粉を入れて、シェイクします。

レモン汁と糖蜜はお好みで入れてください。

 

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最初、糖蜜を加えずに飲んでみたところ、カレー粉の風味が際立ちスパイス感がある大人なフレーバーに。

生姜の効果で体がポカポカしてきます。むしろこれでカレーを作ったら美味しいかも?

試しにマグカップに入れて、レンジで15秒ほど加熱してみたらカレードリンクができました(笑)。

ちなみに糖蜜を加えると、お子様カレーっぽい感じになります。

 

ポイント

  • ラッシー上級者向け
  • 身体を温めたいときに

 

8:抹茶ラッシー

  • 牛乳 100cc
  • ヨーグルト 100g
  • レモン果汁 小さじ1
  • 抹茶 小さじ1程度
  • 糖蜜 少々

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洋風テイストが続いたので、和の素材に挑戦です。ここはやはり抹茶でしょう。ちょうどお菓子を作ったときの余りがあったのでそれを使ってみました。

 

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溶かすときに抹茶がダマになりやすいので、気になる人は茶こしなどで振るいにかけてからシェーカーに入れると良いでしょう。

 

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抹茶クリームのような味わいが楽しめます。

 

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抹茶の風味をガツンと感じたい方には、味見した後に少し足すことで和テイストがアップします。

 

ポイント

  • 抹茶好きにはたまらない
  • ほろ苦い大人の味

 

9:乳酸菌ラッシー

  • 乳酸菌飲料 112g
  • 機能性ヨーグルト 112g
  • レモン果汁 大さじ1
  • 糖蜜 お好みで
  • 水 適量

 

最近の健康ブームに乗って、体に良さそうなラッシーに挑戦してみました。

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酸味が強くなったので甘さはプラスした方が良いかも。

乳酸菌飲料は加糖されていることが多いので、糖蜜は少なめで構いません。

トロリとした感じになるため、飲みづらいときは水を加えてください。ものすごい種類の乳酸菌飲料が発売されているので体調に合わせて選びましょう(笑)。

 

ポイント

  • 体調を整えたいときに
  • お腹にやさしい

 

10:甘酒ラッシー

  • 甘酒ドリンク(ノンアルコール) 100cc
  • ヨーグルト 100g
  • レモン果汁 大さじ1

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この組み合わせも「どうかな~」と思ったのですが、飲んでみると大正解。

和の醸しと洋の発酵がみごとに共演してます。

甘酒がけっこう甘いので糖蜜は加えなくてもかまいません。また、塩分も含まれているので熱中症の予防にもなります。

 

ただし、ぬるくなると麹の香りが立つので、それが苦手な人は氷を入れてください。甘酒ドリンクも種類がたくさんあるので、自分好みの銘柄を探すのも楽しいですね。

 

ポイント

  • 手軽に栄養補給
  • キリッと冷やして

 

11:トマトラッシー

  • 牛乳 100cc
  • ヨーグルト 100g
  • すりおろした完熟トマト 50~100g
  • 塩 1つまみ
  • 糖蜜 適量

 

夏野菜の代表選手、熟れたトマトをすりおろして加えてみました。

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トマトのフレッシュさとリコピンが夏バテを吹き飛ばしてくれそうです。生のトマトがなければトマトジュースでも代用できます。

 

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酸味が強い場合は糖蜜をプラスして味を整えてください。トマトが苦手な人は野菜ジュースで試してみてもいいでしょう。

 

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ポイント

  • 甘いラッシーが苦手な人に
  • スッキリした後味

 

12:レモンサワーラッシー

  • 牛乳 100cc
  • ヨーグルト 100g
  • レモンサワー 100cc

 

ここからは大人向けのラッシーです(笑)。

まずはレモン果汁たっぷりのサワーで挑戦。炭酸なのでシェイカーでシャカシャカせず、かき混ぜる程度に。

 

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酸味がほどよくマッチするかと思ったら……むむ。いまいち調和のとれてない味に。

 

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見た目も炭酸で泡が多くなっています。炭酸と乳飲料は合わないかもしれません。

 

ポイント

  • 甘いラッシーが苦手な人に
  • スッキリした後味

 

13:リキュールラッシー

  • 牛乳 100cc
  • ヨーグルト 100g
  • 桃リキュール 大さじ1

 

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気を取り直して桃のリキュールを用意。

封を開けると、めっちゃ桃の香り。飲む前から美味しそうな予感がします。

 

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ひと口飲めば、フワッと広がる芳醇な桃の香り。

これはウンマーイ! 桃リキュールが甘めなので糖蜜を加えなくても十分です。グラスをよく冷やしておくと最高。バーで飲んだら、もう1杯頼みたくなるかも。

 

ただし、レモン果汁を加えてみたところ、桃の香りが薄くなったような気がします。もし入れるならほんの少しでいいでしょう。

 

ポイント

  • 桃の香りが最高
  • バーにあったらぜったい頼みたい

 

やっぱりカレーと合わせたい

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ラッシーは、基本さえおさえておけば、さまざまなアレンジが楽しめます。

みなさんもオリジナルのラッシーを作ってみてはどうでしょう。

チャレンジングなレシピの場合は、素材は少しずつ追加してみるのが重要です。

足りないと思ったら増やせばいいのですが、いきなり多く入れてしまうとどうしようもなくなりますからね。

 

ちなみに、ラッシーを飲むとカレーが食べたくなる。ということで、ラッシー作りの合間にカレーを作って食べました(笑)。

やっぱりこの組み合わせ、最高ですね!

書いた人:星☆ヒロシ

星☆ヒロシ

夫婦で食べ歩きが趣味。夫は食べる専門で、妻は呑む専門。若いころは海外へも足を運んだが、最近は日本の良さを再認識し、旅をしながらその土地ならではのおいしいものを食べ歩く。

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