
こんにちは、料理研究家のエダジュンです。
すっかりと秋の空になってきました。読書の秋、スポーツの秋、でも私にはやっぱり食欲の秋! そんな秋の旬として食べたくなるのが、きのこです。お財布に優しく、うま味もギュっとつまって、いろいろな料理に使えるうれしい食材です。
そこで今週は、香りもたっぷりのまいたけを使った、家でパパッと作れるきのこパスタを紹介します。塩気のきいたナンプラーは、バターとの相性抜群! ぜひ作ってみてくださいね。
エダジュンの「桜えびとまいたけのナンプラーバターパスタ」
【材料】(1人分)
- スパゲティ 1束(80g)
- 桜えび 大さじ3(7g)
- まいたけ 100g
- パクチー 1束(ざく切り)
- にんにく 1片(みじん切り)
- オリーブオイル 小さじ2
〈A〉
- ナンプラー 小さじ2
- バター 10g
- 黒こしょう 適量
作り方

1. まいたけは石づきをきり、手で小房に分ける。スパゲティは、たっぷりのお湯で表示の規定時間ゆでて、しっかりと水気をきる。

2. フライパンにオリーブオイルをひき、弱火でにんにくを炒める。にんにくの香りがたってきたら、桜えびを入れてじっくり炒める。

桜えびの香ばしい香りがしたら、まいたけを入れてしんなりするまで中火で炒める。(しっかりと桜えびを炒めると、香りと味わいがアップします)

3. 2に1のスパゲティ、(A)を入れ、全体を混ぜながら炒め、皿に盛り、パクチーをそえる。
まいたけのうまさと、桜えびの香ばしさが味わえる、ごちそう簡単パスタ!

ナンプラーとパクチーを使ったエスニック仕立てのパスタ。桜えびとナンプラーは同じ魚同士で相性が抜群! ひと味違うパスタを作る際におすすめです。秋の旬をたくさん味わってください。あ! 食欲の秋ですが、食べ過ぎには注意してくださいね。
ちなみに、まいたけには「β-グルカン」という栄養素が含まれて、免疫力を高める働きが期待できます。寒くなるこれからの時期、パスタ、炒め物、炊き込みご飯……などなど、風邪の予防にぜひ!
バターとナンプラーを混ぜこんだ「おにぎり」もおすすめです!
※この記事は2017年10 月の情報です。
作った人:管理栄養士 エダジュン

料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。
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