洗い物を減らしたい。だから、フライパン1枚だけで調理を完結
こんにちは。寒くなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は筆者の大好物、レモンクリームパスタをご紹介します。
レモンクリームパスタ……ちょっとお洒落な雰囲気のネーミングですが、ベーコンやにんにくもガッツリ入っていて、ワイルドな味わいです。
材料も、その辺にあるものですぐにできますし、仕上がりだって超濃厚で大満足。
なにより、隠し味のレモンが特徴的でびっくりするくらいおいしいんです。
そして、最初から最後までフライパン1枚だけで超カンタンにできてしまうという……レモンクリームパスタ……恐ろしい子……!
濃厚でおいしい「レモンクリームパスタ」の作り方
【材料】(2人分)
※1人分の場合は材料を半量に、ただしその場合、水は250mlを目安にしてください。
- にんにく 2個
- オリーブオイル 大さじ4~5
- 塩 小さじ1
- 水 350ml(あとで調節できるのでだいたいでOKです)
- バター 40g
- パスタ 200g(1.7mm、茹で時間7分のものを使いました。太すぎず細すぎないパスタを推奨)
- ベーコン 5~10枚(お好きなだけ)
- ぶなしめじ 1/2パック
- 牛乳 300ml
- コンソメキューブ 2個
- 粉チーズ 大さじ3
- レモン汁 30ml(お好みで。お好みで追いレモン汁も可)
- コショウ 適量
- 乾燥パセリ (あれば)適量
ベーコンは5~10枚くらいを、お好きなだけどうぞ。炒めないので柔らかく仕上がります。
今回はコシの強めな1.7mm(茹で時間7分)のものを使いました。
スーパーで売っている、ごく一般的なパスタです。パスタは、太すぎず細すぎずを推奨します。
では、作っていきましょうー。
【作り方】
①にんにくを包丁の腹でつぶし、みじん切りにします。パスタが茹でられる深さのあるフライパンを用意し、オリーブオイル、にんにくを投入してから火をつけて弱火に。にんにくの良い香りがしてフツフツと泡が出てきたら、このフライパンに水と塩を加え、弱めの中火にします。
②フライパンのお湯が沸騰してきたら、パスタをパラパラと投入します。フライパンの大きさによっては、パスタが最初はすべて浸らないかと思いますが、だんだんパスタの茹でられている部分が柔らかくなってきますので、菜箸などで沸騰したお湯にパスタがすべて浸かるようにしましょう。
③お湯が濁って半分くらいの量になってきたら、ここに短冊切りにしたベーコンと、手でほぐしたぶなしめじを投入します。パスタはまだ固くても大丈夫。
④そのまま2分ほど煮たら、コンソメキューブを入れます。
⑤コンソメキューブを溶かしながらコショウを振り、
⑥牛乳を加えます。
すでにまろやかな香り。
⑦牛乳が煮たってきたら、粉チーズを入れて溶かします。
⑧さらにバターを加え、溶かします。
⑨レモン汁を入れます。これで終了。
ぎゃー、香り! 香り!
念のためパスタの固さを味見してみて、ちょうどいいアルデンテな仕上がりになっていたら、お皿に盛り付けましょう。
いろいろ試してみましたが、1.7mmのパスタ200gに350mlの水、さらに300mlの牛乳を加えて茹でると、ちょうどいい固さになると思います(※)。
また1人分100gのパスタを茹でる場合の水の量が250mlと、ちょうど半分の量にならないのは、沸騰した時の水の蒸発分を考慮しています。固形のカレールウを使う際の、人数分と水の量の関係と同じですね。
お皿の方を回転させながら、パスタを盛り付けていくといい感じにこんもりします。
(※)メーカーによって茹で上がりの麺の固さに違いがあります。
乾燥パセリを振り(あればでOK)、コショウを振って完成です!
ああ。濃厚でまろやかです。レモンの酸味と相まって、絶妙な味わいなんです。
このパスタにはビールよりもワインが合います。スパークリングワインもいいですね。
今回は市販のレモン汁を使いましたが、もちろん、生のレモンを使ってもおいしいです。どちらでもおいしくなります!
コツはパスタが伸びきらないように手早く作業すること。ですが、適当でもあまり失敗しません。なぜだろう・・・・・・。
もし水が多すぎたらお玉ですくってちょっと捨てたり、少なくなりすぎたら足せば大丈夫。
全体的に適当でも大丈夫。おいしくできますよ。
寒い季節にピッタリな温かいクリーム系パスタです。ハマりますよ!
このレシピ、なによりフライパン1枚だけで完結できるのが最高なんですね。茹でるための鍋だったり、茹でたパスタをザルにあげたりしたら、それだけで大きな洗い物が増えてしまいます。
ぶっちゃけ、フライパンからお皿に盛り付けず直接食べるなんて方法も(ちょっと行儀悪いですが)アリかも……。とにかく洗い物を増やさないのは正義、です。
寒い夜はレモンクリームパスタを食べながら、ゆっくりあたたかく過ごしましょう。
お供にホットワインなんかもいいですね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。ではまた。