みなさん、こんにちは。メシ通レポーターの暇モアイです。
今日行くお店は辛党の人たちに定評のある激辛カレー店。あまり辛いものが得意でない僕は、あらかじめ牛乳を買って戦場に向かうことにしました。
牛乳あるから辛いのが来てもオッケーイ!
辛いの食べて舌がヒリヒリなる前に、牛乳を口の中に流し込めば辛さが半減するに違いありません。これでどんなに辛い料理でもどんと来いです。
さあ、お店に行ってみましょー!
立地最高! お店は天神のど真ん中
天神の西通りの「西通りプリン」のお店の上にあるのはカラメルソースではなく、そのうわさの激辛カレー店「ツナパハ」。
エレベーターに乗って5階へゴー!
店内は開放感のある、アジアンな雰囲気。
カレーに使ってあるスパイスもずらっと並べられてあります。中には日本じゃ聞きなれないものも。
いよいよ激辛に挑む
▲オーダーを取りに来られたスリランカ人の店長のインディカさん
「スリランカカリー」ト「ヌードルカリー」オススメネ!
両方ください。
OK!
店長におすすめされて注文したのが、ランチメニューの中で最大の3つ星の辛さを誇る「スリランカカリー」と「ヌードルカリー」。
ここまで来て星2つ以下の辛さのカレーは食べられません。
▲スリランカカリーランチ(970円)
このココナッツミルク以外の赤いところが辛いんですよね〜。
一体どのくらい辛いんでしょうか。いっただきま〜す!
ぱくっ。
おうふ!
結構辛いな。うわさに聞いていただけのことはある......。マジで。
次は、「ヌードルカリー」。
▲ヌードルカリーランチ(970円)
このヌードルの麺がどんどんルーを吸っていくんですよね。こちらも辛そう。
ぱくっ。
あうっ! 辛い。
うまいけど辛い。辛いけどうまい。
さすがに辛いのでお冷やを飲もうと手を伸ばすと......。
え?
ええええええ?
水持っていかれた……。
カライガオイシイネ!
......。
いや、「辛いがおいしい」じゃないでしょ。
辛さを楽しめと言うことなのか、スリランカの食は奥が深い。
でも、ここは日本で僕は日本人です。水ぐらい飲ませて……(泣)。
そんなこともあろうかと、さきほど僕はコンビニでアレを買って来たのですよ。
辛さへの救世主、そう。
牛乳です!
これさえあればこのスリランカの辛さにも耐えられ......。
▲僕の方をうかがうインディカ店長
......。
......。
オミセニミルクモッテキチャダメネ。
まじかよ......。
▲容赦なく牛乳を没収するインディカ店長
おれは学校にゲーム持ち込んだ中学生か。
カライオイシイネ! ダイジョブネ!
鬼か……。
その後、不運にも水なしでスパイシーな「スリランカカリー」を食べ続けることになった暇モアイですが、最初は辛くて仕方がないのですが、これが不思議なことに次第に心地よさというかなんというかなんかおいしく感じてくるんですよね。
必死にカレーを食らう僕を店内の仮面たちがあざ笑うかのように見えてきます。
なんか嫌(笑)。
でも、なんだかんだで意外とすぐに完食しちゃいました。
完食後は見ての通り汗だく。真冬とか関係ないくらい汗をかきます。本当です。
ゼンブタベタノエライネ!
おかげさまで辛くて死にそうでしたよ。
席を立ち、お会計を終えて帰ろうとする暇モアイに対して、今までドS極まりない行動をとってきた店長にここで変化が......。
え?
ゼンブタベタカラ、ミルクカエスネ!
返してくれるんだ……。
激辛カレーに挑んだ感想
あー、辛かったです。でも、もう二度と行きたくないとはならず、なぜかまたそのうち行こうって思っちゃうんですよね。
実は今回午後4時頃に取材したのですが、お昼でもないのに店内はお客さんがいっぱい(店内写真は、お客さんがいない時に撮影)。
ただ辛いというわけではなく、辛さの中においしさがあるんですよね。だから常連さんというかファンというか、たくさんお客さんが付いてるなって感じました。
辛いものがお好きな方は是非「ツナパハ」のスパイシーなお味をご堪能してみてはいかがでしょう?
※この物語はフィクションです。実際の店長は水や牛乳を奪いません。ただ、辛さについてはノンフィクションです。辛党の方は是非行ってみてください!
お店情報
不思議香菜 ツナパハ
住所:福岡県福岡市中央区大名2-1-50 大産西通ビル5F
電話番号:092-712-9700
営業時間:ランチ 11:30~17:00 ディナー 17:00~22:30(LO)
定休日:無休
ウェブサイト:http://tunapaha.jp/