フライパン7分。鶏むね肉をナイフがスッと入る「濃厚しょうがみそ鶏テキ」にするレシピ

こんにちは、料理研究家のYuuです。

『メシ通』でもおなじみ、コスパのいい鶏むね肉。本日ご紹介するのは、その鶏むね肉をボリュームたっぷりのステーキ風に焼く「鶏テキ」のレシピです。こってり濃厚なみそだれでご飯にぴったりですよ!

鶏むね肉は叩いて、粉をまぶしてから焼くことでやわらかく、たれもトロッとしてからみやすくなります。味の濃いみそだれで野菜も美味しく食べられますので、付け合わせの野菜はたっぷり用意するのがおすすめです!

 

Yuuの「濃厚しょうがみそ鶏テキ」

【材料】(2人分)

  • 鶏むね肉 1枚(300g)
  • 酒 大さじ1
  • 塩、こしょう 少々
  • 薄力粉 適量
  • サラダ油 大さじ1
  • 付け合わせの野菜(サラダ、レタスなどお好みで) 適量

(A)

  • みそ、しょうゆ、酒、みりん、砂糖 各大さじ1
  • しょうが チューブ1~2cm

 

作り方

1. 鶏むね肉は皮目を6~7ヵ所刺し、包丁を横に入れて厚さを半分に切る。ラップをかぶせて麺棒や空き瓶などで叩いて7~8mmの厚さにしたら、キッチンバサミで写真のように3cm間隔に切り込みを入れる。酒、塩、こしょうをふって10分ほどおく。

鶏むね肉は叩いて繊維を壊し、切り込みを入れて焼くことで、焼き縮みを防いでやわらかく焼き上げます。

 

2. (A)は混ぜ合わせておく。

 

3. 1の鶏むね肉の両面に、全体的に薄力粉をまぶす。

薄力粉で水分を閉じ込めて、しっとりジューシーに焼きます。たれもとろみがついてからみやすくなります。

 

4. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、鶏むね肉を並べてまずは3~4分焼く。

皮があるものは皮目から焼きます。

 

5. 焼き色がついたら裏返し、フタをして弱火で3分ほど蒸し焼きにする。

 

6. フライパンの余分な油をペーパータオルなどで拭きとり、合わせた(A)を回し入れてフツフツとさせる。たれに照りととろみがついたら火を止める。

 

5. 器に盛り、お好みの野菜を添える。

 

パサつきもなくやわらかな鶏テキ!

濃厚みそだれがしっかりからんだ鶏むね肉はご飯がほしくなる味! 下ごしらえをした鶏むね肉は焼いてもパサつきもなくやわらかで、ナイフもスッと入ります。

みそだれはこってり系ですが、しょうがのさわやかな風味が効いていて最後まで食べ飽きません。お酒にも合いますよ。

そして、そのみそだれを野菜にからめて食べるのもおすすめ。野菜はトマトやレタスのほか、キャベツのせん切り、レンチンしたブロッコリーなどもいいですね。

鶏むね肉は、鶏もも肉やとんかつ用の豚ロース肉でも代用可能です。しょうがをにんにくにかえてもパンチが効いて美味しくなりますよ。

 

冷めても美味しいので、お酒を飲みながらゆっくり食べるのもいいですし、私はお弁当のおかずにすることもあります。やわらかい鶏むね肉がたっぷり食べられますので、ぜひおためしくださいね。

 

作った人:Yuu

Yuu

福岡市在住。彼と愛犬チワワとの2人+2匹暮らし。2015年1月に開設したブログは多くの女性達の支持を集める。無理なく続けられ、かつ身近な食材や調味料を使った作り置き&スピードおかずをはじめ、彼の胃袋を離さない男子が好きそうなレシピを日々考案。2021年5月発売の最新刊『やる気がない日もおいしくできる!Yuuのラクうま 野菜まるごとレシピ』(扶桑社)では、野菜を使ったメインおかずから副菜・スープ・デザートまで、食べ飽きない180レシピを紹介。

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