こんにちは! 筋トレにハマった管理栄養士の北嶋佳奈です。
肌寒い日は、簡単にできて、辛くてパンチの効いたものを食べて体を温めるのはいかがでしょうか。今回はそんな時にオススメのレンチンつけ麺レシピ。豚の薄切り肉ともやしを使った「豚もやしうま辛つけ麺」です。
つけ汁の具は、豚ロース肉と豆もやしを使ってたんぱく質を強化。豚ロース肉は100gあたり19.3gのたんぱく質(※)を含んでいて、脂質控えめなのもうれしいところです。豆もやしも一般的な緑豆もやしと比べてたんぱく質が多く含まれています。
キッチンバサミを使えば、包丁もまな板も不要。電子レンジ5分で辛くてコクのある具沢山のつけ汁ができますよ。
※出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
北嶋佳奈の「豚もやしうま辛つけ麺」
【材料】(1人分)
- 豚ロース薄切り肉 70g
- 豆もやし 1/4袋(50g)
- 中華麺(今回は生麺を使用) 1玉
- 白すりごま 大さじ1
- 青ねぎ(小口切り)、ブラックペッパー 適量
(A)
- 水 100ml
- みそ 小さじ2
- おろしにんにく、豆板醤、鶏がらスープの素(顆粒) 各小さじ1/2
作り方
1. 鍋に水(分量外)を入れてお湯を沸かし、中華麺をパッケージにある規定の時間茹でる。冷水にとって、しっかりと水気を切る。
中華麺の代わりに、私は冷蔵庫に焼きそば用の蒸し麺があると1分半~2分茹でて使っています。少し時短にもなってオススメですよ。
2. 豚ロース肉は1cm幅に切り、耐熱ボウルに入れる。豆もやしも入れる。
3. ボウルに(A)も加えて軽く混ぜ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600w)で4分加熱する。加熱ムラが出ないように一度取り出して全体を混ぜ、ラップを戻してさらに1分加熱。肉にしっかり火を通す。
薄切り肉を細切りにしているので火は通りやすいです。もし赤い部分が残っていたら様子を見ながら30秒ずつ追加で加熱してください。
加熱するともやしから水分も出て、カサが減ります。
4. ボウルを電子レンジから取り出し、白すりごまを入れて混ぜ合わせる。
5. 4を器に注ぎ、ブラックペッパーをふって、青ねぎをのせる。茹でておいた中華麺を皿に盛り添える。
豚ロース肉は細く切って食べやすく!
みそのうま味に豆板醤の辛味がガツンと効いたつけ汁があと引く美味しさです! 最後にたっぷり入れた白すりごまの香りとコクもあり、ちょっと担担麺っぽさもあって1玉ペロリですよ。
豚バラ肉と比べて脂身が少ないロース肉は、加熱するとかたく感じがち。そこで、今回は細めに切って加熱時間を短くすることでかたくなるのを防ぎ、食べやすく仕上げました。豚肉とコリコリの豆もやしがつけ汁と一緒に麺に絡んで食感も楽しめます。
辛さの調節はお好みで。辛いものが苦手な方は豆板醤の量を半分にしたり、逆に激辛好きの方は増量したり、食べながらラー油や一味唐辛子をかけたりして調節してみてください。
中華麺以外にも、このつけ汁はそうめんや冷凍うどんで食べても美味しいですよ。ぜひお試しください!
作った人:北嶋佳奈
管理栄養士、フードコーディネーター。大学卒業後、飲食店勤務やフードコーディネーターアシスタントを経験し、独立。「こころもからだもよろこぶごはん」をテーマに美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、ラジオ・テレビ・イベントへの出演などで活動中。白砂糖は使わず、麹甘酒や食材本来の甘みで体にやさしいおやつを作る「こはなのおやつ」のプロデュースも手がける。『からだ想いのまんぷく小鍋』、『デパ地下みたいな ごちそうおにぎり』(ともに宝島社)など著書多数。最新刊『遅夜ごはん』(宝島社)は、とにかく簡単に作れて、栄養バランスもよくて、さらに糖質控えめの夜食レシピを掲載。
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