おはようございます。忙しい時ほど朝食でパワーチャージを心掛けている、メシ通レポーター・カメラマンの工藤です。
そんなワタクシの最近イチオシの朝食……それは
とうもろこしごはん焼きおむすび!
うまいんですよ、これが。
とうもろこしの粒がプチプチ甘く弾けて、ほんのり甘くなったごはん、醤油がついてパリッと香ばしくなった焼きおにぎりの表面。
焼きおにぎりと焼きとうもろこしが一度に味わえるようなお得感。
しかも、とうもろこしには、ビタミンミネラルがバランス良く含まれていて、貧血予防に効く鉄分や葉酸も豊富。さらに食物繊維もたっぷり含まれているのです。
なので、朝食にこれを食べれば、お腹はすっきり、元気いっぱい、とっても調子が良いんですよ。
でも、これって結構手間が掛かるのでは? とお思いのそこのあなた!
いや、これが、拍子抜けするほど簡単なんですわ。
ベースになる「とうもろこしごはん」は前の晩に炊いておいて夕食にもできるし、朝はチンして焼くだけなんですよ。さてさて、ではまず、超簡単な「とうもろこしごはん」の作り方からご紹介しましょう!
ダシはいらない! 芯ごと炊き込むのがコツ
今が旬のとうもろこし、スーパーで1本 100円くらいで売られています。
しかも、とうもろこし炊き込みご飯の場合は、他の炊き込みごはんと違って、ダシを入れないので簡単なのです。材料費は、ほぼとうもろこしと米だけなので、1食分 50円くらい? コスパ的にも優秀!
「とうもろこしごはん」
【材料(3〜4食分)】
- とうもろこし 1本
- 米 2合
- 塩 小さじ1.5
- 酒(なくても可) 大さじ1
【作り方】
1.とうもろこしの皮をむきます。
2.米をといで、普通に炊飯をする時と同じように水加減をし、浸水させておきます。
3.とうもろこしを半分に切り、
包丁でそいで、粒を外します。
あまり根元からそぐと硬い部分が粒についてきてしまうので、芯に多少身が残っても良い、くらいの感じでそぎます。
4.浸水させておいた米に、塩と酒を入れてよく混ぜます。
5.米の上に、とうもろこしの粒をのせます。
6.その上に、とうもろこしの芯ものせます。
ここがポイント!
芯からおいしいダシが出るので、他のダシを入れる必要はありません!
7.普通に炊飯します。
炊き込みご飯モードじゃなくても大丈夫です。
あとは待つだけ!
炊き上がりが近づいてくると、炊飯器から甘〜い香りが漂ってきますよ!
パカッ! ほわ〜ん。
とうもろこしの甘味が凝縮されたような良い香りです。
芯は取り出して、
全体をさっくり混ぜて、できあがり!
そのままでも! バターをのせても!
「とうもろこしごはん」の完成です。
いや〜、本当にそのままでもおいしくて、おかず無しでもエンドレスでパクパクいけちゃうんです。
プチプチした食感、ほんのり広がる甘み。
ごはんにもとうもろこしの香りと甘みが移って、しかももっちり度も増すような気がします。
米2合につき、とうもろこし1本で、こんなにとうもろこしだらけな感じになります。
もう少し控えめでいいわ、という方は米を3合にしてもいいと思います。
さて、お次はここに、
バターをのせます!
じゅわわわ〜ん。くう〜っ!
翌朝の焼きおにぎりは至高の味!
さてさて、たっぷりお茶碗4杯分くらいできたとうもろこしごはん、次の日の朝こそが真骨頂!
温めておにぎりにして、フライパンでこんがり焼きます。
何日か保存する場合は、炊きたての時におにぎりにしておいて冷凍しておくと、焼く前に解凍すれば良いので簡単です。
こんがり焼けたらひっくり返して裏面も焼き、
醤油をジュ〜!
醤油が焦げる香ばしい香りがたまらなく食欲をそそります!
「とうもろこしごはん」に甘みがあるので、醤油だけでも十分おいしいのです。
大葉を添えて、お味噌汁をつければ栄養バランス的にも◎。
では、いただきま〜す!
みなさんも、「とうもろこしごはん」、ぜひ旬のうちにお試しください!
いやこれ、マジでうまいですから。
※この記事は2017年8月の情報です。