2017年5月、東京・下北沢駅北口から徒歩約2分の場所に「ROCKET CHICKEN(ロケットチキン)下北沢店」がオープンしました!
“唐揚げでも、フライドチキンでもない、湘南うまれのロケットチキン”とキャッチコピーがついた、新感覚のチキンをお腹いっぱい食べられる定食店です。
まず目を引くのは、そのチキンが串に高く積み重ねられ、ロケットみたいに直立したビジュアルです。
▲高さは9ピースだとだいたい40cm、最高の12ピースは60cmぐらいに
2Pから選べるロケットチキン定食
こちらのお店のメニューは、ロケットチキンの「2P定食」790円、「3P定食」890円、「4P定食」990円、「6P定食」1,190円。
すべてに、ごはん、サラダ、味噌汁がつき、ごはんの大盛りは無料、小盛りは30円引きです。1P100円でチキンの追加もできます。
気になるロケット型の盛りつけは、6ピース以上の注文から可能です。
1人で「6P定食」を注文するか、2人で「3P定食」を2つ、または3人で「2P 定食」を3つ注文していっしょ盛りにしてもらえば、1ピース、2ピースと積み上げ、6ピースのロケット型にしてもらえます。
ロケットチキン単品を注文して、お酒といっしょに味わうのもおすすめです。
単品は「3P」745円からで、お酒は「ハートランド生ビール」529円、さっぱりドライな味わいでリピーター続出の「自家製レモンサワー」421円などがあります。
▲鶏肉、野菜、米は国産のものを使用。日本の第一次産業をささやかながら応援。このロケット型は9ピース
一般的な鶏の唐揚げは、1個あたりの重さが平均30gくらいだそうですが、ロケットチキンは1ピース約50g。
けっこうボリュームがあるので、そんなに何ピースも食べられるかなと思う人もいるかもしれません。けれど、新感覚のチキンなので、思った以上に食べられるんです!
その秘密をちょっと教えてもらいました
まず、お肉は10種類以上のスパイスや調味料を使ったオリジナルの漬けだれに一日じっくり漬け込んでいます。
次に、独自に配合した数種類の粉を注文ごとにまぶし、粉がお肉からなるべく離れないように、油にそっと入れて揚げています。
揚げたてを一口かじると、太陽フレアの炎のような形になった衣がカリカリさっくさく。驚くほど軽くて、ほんのり香ばしさも感じます。
お肉は水分を逃さず閉じ込められたままになっているので、ふっくらほわほわ。歯に力を入れなくてもかめるくらい歯切れがよくて柔らかく、しっとりジューシーです。
▲ロケット型でない場合の盛りつけ。「3P定食」(890円)
“唐揚げでも、フライドチキンでもない”というけど、見た目はやっぱり唐揚げ? とじつは思いましたが、この食感は初めて。
あっさりとしていて油っぽさもないため、ほんとうに何個でも食べられそうです。
また、お肉のうま味になじんだスパイスの風味が白いごはんとよく合うので、箸がどんどん進みます。
タルタルと各種ソースで味変も楽しもう
さらに、ロケットチキンには、激うまと評判の自家製タルタルソースがついてきます。
野菜を酢漬けすることからこだわって仕込んだピクルスの酸味、たまねぎの甘味やシャキシャキ感がバランスよく溶け合い、お肉の味わいを引き立てます。
テーブルには、おろしニンニク、スイートチリソース、レッドチリペッパー、テリヤキソースが用意され、自由に組み合わせて味変を楽しむこともできます。
おすすめは、タルタル+ニンニク+テリヤキ。タルタルの酸味とテリヤキの甘味の相性が最高によく、ニンニクの風味も効いて後を引きます。
ロケットチキンには大きな夢がある!
ところで、こちらのお店のオーナーは、スケーターで和食料理人の中島拓也さんとバンドマンで洋食料理人の高橋房嗣さん。
中島さんは青年海外協力隊として活動し、派遣先で現地の人々に和食の作り方を教えていたとき、日本がどれほど恵まれた環境にあるかを心から実感したそうです。
▲下北沢店はもとラーメン店の店舗を自分たちで改装
そこで、世界のために自分たちができることは何だろうと2人で考え、世界中のだれもが楽しめる鶏肉料理のお店をつくろうと、ロケットチキンを一年かけて開発。
藤沢と茅ヶ崎にお店をオープンするやいなや評判を呼んで、今回、3店舗目を下北沢に開き、東京に進出しました。
2人の夢は、世界各地にお店を出し、日本食のおいしさを広めること。ロケットチキンを通じて、世界中の人々と国境の壁を越えてつながりたいと考えています。
スタッフに夢&旅ボーナスを支給
▲なるべく残飯を出さないような工夫にも取り組んでいる
夢への実現を大切にしているこちらのお店では、夢をかなえようとがんばっているスタッフの活動も後押しし、「夢ボーナス」を支給しています。
また、自分の生きている環境を知るには、海外へ行って視野を広げることが必要であり、そのうえで人生をどう生きるかを見つけてほしいと考えていることから、スタッフに「旅ボーナス」を用意しています。
▲(右)小原さん、(左)オーナーブログに感銘を受け、長崎から一晩車を走らせてきてスタッフになった白石匠さん
下北沢店の店長・小原岳(がく)さんは、ロケットチキンでアルバイトしていた学生時代に旅ボーナスを活用し、バックパッカーでタイやベトナム、カンボジアへ。
現地の人たちがどんな環境にいても人生を楽しんでいる姿が印象に残り、自分も心の底から楽しんでできる仕事をしたいと、大学卒業後、ロケットチキンに就職したそうです。
ロケットチキンの1店舗目は、藤沢の学生が多い街で、学生たちの記憶にも残るような見た目と味のロケットチキンをつくりあげ、若い人たちと夢に向かって進んでいこうとオープンしました。
小原店長が率いる下北沢店も、今まさに世界へ羽ばたくべく、発射台にのったところです。
ぜひ、みなさんも新感覚のロケットチキンを味わって、いっしょに大きな夢を見ようではありませんか!
お店情報
ROCKET CHICKEN(ロケットチキン)下北沢店
住所:東京都世田谷区北沢2-32-6 1階
電話番号:03-6407-0242
営業時間:12:00〜23:00(LO)
定休日:無休
ウェブサイト:https://www.rocket-chicken.com/
※この記事は2017年9月の情報です。
※金額はすべて税込みです。