生牡蠣 216円~、寿司2貫 108円~、コスパが良すぎる「牡蠣とワイン立喰い すしまる」【大阪】

寿司屋でワイン、最近は当たり前になってきた模様。それでもまだちょっと「ワインください」の一言が言えない。あっちのカップルは楽しそうに飲んでるってのに。そんな悔しい思いをしてきたみんなに朗報だ。大阪・難波「牡蠣とワイン立喰い すしまる なんばウォーク店」なら、寿司とワインがむしろ自然なのだから。

エリア難波(大阪)

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生シェル牡蠣とワイン、寿司が一度に楽しめる

気軽に寿司が食べられる立ち食い寿司が定着してきましたね。こんにちは、メシ通レポーターの西尾明彦です。

今回ご紹介するのは、スタンディングスタイルで、寿司に加えて、生シェル牡蠣とワインが楽しめる「牡蠣とワイン立喰い すしまる なんばウォーク店」です。

 

立ち食いスタイルの寿司店の何が良いか、それは、好きなタイミングで、食べたいネタを手軽に食べられることでしょう。

 

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牡蠣の殻で作った魚のオブジェが目印です。

場所は各線なんば駅直結の地下街、なんばウォーク内。四つ橋線に近い1番街です。オープンな雰囲気なので、気軽に立ち寄れます。

 

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店内は長いコの字型カウンターで、反対側にもカウンターがあります。

カウンター上に飾られているのは……

 

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新鮮な生シェル牡蠣です!

「すしまる」の生のシェル牡蠣は1個 216円から。食べないと損レベルです。

 

「定番の5種類の食べ方に加えて、季節ごとのおすすめの食べ方が加わったんです。ぜひ試してみてください」と店長の影山享宏さん。

 

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こちらが6月からスタートした、夏季限定の牡蠣メニューです。

味の想像がつかない、挑戦的なメニューもありますね。

 

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夏季限定から「レモンペッパー」(左)と、タバスコを振りかけた、定番の「アメリカンスタイル」(各216円)を注文してみました。

 

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まずはレモンペッパーに挑戦です。

 

プリッとした牡蠣に、レモン風味と塩味に、ペッパーが良いアクセントです。季節限定なのがもったいないような、万人受けする優等生な味わいです。

 

お酒は378円から。グラスワインは定番7種類に、季節ごとにテーマを持った特集ワインが、オール540円。白州ハイボールや山崎ハイボールは486円です。

 

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当然、白ワインとも好相性です。

特集ワインから、その名も「サシミ・ソーヴィニヨン・ブラン 2016」(グラス540円)。刺身や寿司に合う、軽快に何杯でも飲めそうな辛口です。

 

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続いて、タバスコを振りかけたアメリカンスタイルに挑戦です。

 

「タバスコは、牡蠣を食べるために作られたと言われているんですよ

 

ピリ辛ですが、これは確かに合いますね!

 

くさみが全然ない牡蠣。これが216円とは驚きです。何個でもペロリと食べられそうです。この日は三重・鳥羽産でした。

 

アイラ島のシングルモルトウイスキー・ボウモア12年を振りかけた「スコットランドスタイル」(324円)は、ウイスキーファン以外にはあまりなじみがないかもしれませんが、アイラ島では定番の食べ方らしいです。

 

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ネタケースには新鮮なネタが並んでいます。さて、寿司もいただきましょう。

 

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寿司は2貫 108円から。定番約30種類と、旬のネタが約15種類です。

ハモの寿司も良いですね……。

 

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こちらでは、食べたいネタの札をカウンター上のボックスに入れて注文します。

 

「カウンターで板前に注文するのが苦手な方って、結構いらっしゃるんですよ。でも、回転寿司ではないおいしいお寿司が食べたい……。そういう方にも来ていただきたくて作ったシステムです」

 

寿司店のカウンターは緊張するけれど、おいしい寿司を気軽に食べたいというワガママな注文に、見事に応えてくれたお店ですね。

 

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手前から、中トロ、サーモン、ボタン海老、ハモ、ウナギ(通常は2貫単位です)

 

上品なうま味の中トロ(2貫 432円)。

程よく脂が乗ったサーモン(2貫 216円)。

大ぶりなボタン海老(2貫 432円)は、しっかり甘みがあります。

丁寧に骨切りされたハモ(2貫 324円)は夏の醍醐味(だいごみ)ですね。

おいしいウナギ(2貫 432円)で〆るのは幸せです。

 

赤ワインと寿司の組み合わせも、良いですね。

 

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季節の特集ワイン、「イムリ ネグロアマーロ」は、滑らかな口当たりに豊かな味わいで、特にウナギやサーモンと好相性だと思います。こちらもグラス540円です。

 

生シェル牡蠣とワインを堪能して、程よい頃合いで寿司をつまむ……。

それも、かなりリーズナブルに楽しめます。

 

ちなみに、ランチもお得です。

8種類のネタを使った「特製ちらし」が600円、日替わりの寿司9貫+手巻きの「握り一人前」は800円。それぞれ赤だしはお代わり自由です。ランチタイムが17時までなのもありがたいですね。

 

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そして、生ビール(小)か、指定のワイン(セニョリオ・デ・オルガス 赤・白)が1杯目は108円といったサービスもあります。これを駆使したら、生牡蠣に寿司をつまんでセンベロも可能かもしれません。

 

サクッと1人で食べて飲むのに良し、気軽なデートや後輩を連れて行っても喜んでもらえそうです。お財布にも優しく済むでしょう。

 

それもこれも、「丸万寿司」や「回転寿司 日本一」などグループで12店舗あり、仕入れ力があるからこそのコストパフォーマンスの良さなのでしょう。

 

「すしまる」は現在2店舗あります。梅田店は時間帯関係なく満席のことが多いのですが、昨年オープンしたなんば店は、ランチが一段落した15時頃~17時くらいが、今のところ狙い目のようです。

 

お店情報

牡蠣とワイン立喰い すしまる なんばウォーク店

住所:大阪大阪市中央区難波2 なんばウォーク1番街北通り
TEL:06-6213-3330
営業時間:11:00~22:00(LO 21:30)
定休日:なんばウォークに準ずる

www.hotpepper.jp

※この記事は2017年6月の情報です。
※金額はすべて税込みです。

 

書いた人:西尾明彦

西尾明彦

外食ライター&コピーライター。食と酒を中心に、堅めのビジネス系など執筆中。趣味は酒蔵巡り。北は北海道から南は四国まで50蔵以上を訪問。大阪在住のきき酒師。

HP:大阪のコピーライター西尾事務所

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