チャイナタウンの達人に聞いた、パスポートの要らない中国【池袋】をガッツリ楽しむ極意とは

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パスポートの要らない、バーチャルなアジア食べ歩きツアーを首都圏で楽しみたい! それにはまず、ヤシオスタン(八潮市・パキスタン人集住エリア)、リトルヤンゴン(高田馬場・ミャンマー系飲食店集中)、リトルカトマンズ(新大久保・ネパール系飲食店集中)など、メディアでも最近話題となっている、各国飲食店が集中するエスニックタウンを訪問してみるのが一番だ。

 

というわけで、今回向かったのは東京池袋

 

ん? 池袋

 

新宿渋谷と並ぶ東京都心の巨大ターミナル駅周辺に、エスニックタウンなどあるのかと、いぶかしく感じる人も少なくないだろう。

 

どこの国の飲食店が集中しているか、ご存じだろうか?

 

それは中国だ。

 

池袋チャイナタウン」なる言葉もあるくらいで、中国語が飛び交い、日本語がなかなか通じにくいお店、日本人のいないお店もあって、なんだかエラいことになっているらしい。

 

本当だろうか、ぜひこの目で確かめたい。

 

今回は、池袋チャイナタウンをじっくり味わうべく、チャイナタウン研究の第一人者、立正大学の山下清海教授にご同行をお願いした。

池袋中華街歩きの達人:山下清海(やました きよみ)教授

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立正大学教授、筑波大学名誉教授。華僑・華人社会、世界のチャイナタウン、中国の「僑郷」(華僑の故郷)などをおもに研究。日本のチャイナタウン事情にも精通している。

 

山下教授には池袋チャイナタウン』(洋泉社)、『新・中華街 世界各国で〈華人社会〉は変貌する』(講談社)といった著書があり、まさにチャイナタウンの案内人としてドンピシャのお方なのである。

新・中華街 世界各地で〈華人社会〉は変貌する (講談社選書メチエ)

新・中華街 世界各地で〈華人社会〉は変貌する (講談社選書メチエ)

  • 作者: 山下清海
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/09/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

池袋チャイナタウンは雑居ビル内にアリ

池袋駅北口で筆者と合流した山下教授が、まず案内してくれたのは雑居ビルの4階にある中国系スーパーマーケット。

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f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:池袋の場合、ビルの地下や上のほうの階、つまり家賃が比較的安い場所に華人(中国系の人たちのこと)のお店が入っていて、通りから見ただけではチャイナタウンがあんまり実感できないケースが多いんです。

 

買い物客の華人たちに混じって、すし詰めのエレベータに乗る。

 

そして、ドアが開いた瞬間……!

 

うお~! そこはまさに中国世界!! 

 

八角? にんにく? 発酵食品の香り? 

まず、独特の中華食材っぽい香りに包まれ、まさに中国を旅しているかのようなバーチャル世界に紛れ込んだ感覚。

 

そして、お客さんはほぼ全員華人。日本人は我われのみ。

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▲山下教授が指さしているのは、このコーナーでダントツの売れ行きだというスイーツの缶詰「八宝粥」。これは米・雑穀・豆類・ナツメ・栗・ハスの実などをまぜてつくったデザート的なお粥(かゆ)

 

店内、中国料理の食材や調味料の品ぞろえが完璧で、彼らの日用品ゆえ、観光地化した横浜中華街などよりぐっと安い。

さらに店内を歩き回って目がいったのは、鮮魚のいけす。生きた鯉(コイ)などが泳いでいる。おっ、ワタリガニもいるぞ。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:鯉は揚げて、あんかけにして食べたりするとおいしいですよ。より新鮮な食材=いきたものが一番、という考え方が中国にはありますね。

 

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▲中国の東北地方出身者の大好物だという狗肉(ゴウロウ)とよばれる犬肉(これは冷凍だったけど)が売られているのにも、ビックリ!

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:調査で中国東北部の黒竜江省や吉林省などを訪問すると、歓待の席は犬鍋です。彼らにとっては、とっておきのごちそうなんですよ。

 

池袋チャイナタウンは、雑居ビルの中にある。通りから眺めているだけでは、その全貌はわからない。これ、大きなポイントだ。

 

東北醤大骨(ジャンダーグー)で「青春の味」をかみ締めるべし

続いて向かったのは、池袋チャイナタウン研究のため、山下教授もたびたび訪れているレストラン「麻辣誘惑 大宝 池袋北口店」

 

さっそく入店してみよう。

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うお~、ほぼ満席の大盛況だ。ここのお客さんも、ほぼ全員華人なのではなかろうか。

熱気がムンムンしている。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:おー、すごいな。以前よりずっとにぎわっていますね。これは東京にいる華人たちが裕福になった証拠だと感じます。

 

生ビールで乾杯して、まず注文したのは「東北醤大骨」(880円)。

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▲岩のようにゴツゴツした骨についた肉をこそいで食べる

 

豚の背骨の醤油煮込みで、料理と一緒に出されるビニールの手袋を片手にはめて、手づかみで骨についた肉を隅々までしゃぶるのが醍醐味(だいごみ)。

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f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:これを食べていると、みんな無口になるんですよ(笑)。

 

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日本で言う「カニ食べるときは無口」みたいなものか。

たしかに、醤油味でホロホロに煮込まれた豚肉を骨から外して食べるのにハマる。ワイルドな見た目のわりに、けっこう食べやすい。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:なんだか90年代なかば頃の池袋を思い出しますね。バイトかけもちで長時間働いて、古郷中国の親にせっせと仕送りするような働き者の留学生が、たまのぜいたくで同胞のレストランに行って食べる。豚の背骨の醤油煮込みは、そんなイメージの料理です。

 

いうなれば、東北醤大骨は池袋チャイナタウン青春の味」

これをじっくり味わうには、少しチャイナタウンの歴史を知っておいたほうがいいかもしれない。

時代はさかのぼる。中国では約10年間続いた文化大革命が、毛沢東の死去に伴いやっと終わったのが1976年。その後、鄧小平が実権を握って、1978年末から始まったのが改革開放政策。

この影響で1980年代半ば以降、当時まだ貧しかった中国から日本を含め海外に出かせぎなどで出国する中国人が急増。彼らは「新華僑」と呼ばれ、それ以前から海外に出ていた「老華僑」と区別された。横浜・神戸・長崎の「日本三大中華街」が老華僑たちによってつくられたのに対し、池袋チャイナタウンの主人公はこの新華僑たちというわけ。

さらに、新華僑のなかでも、90年代から2000年代なかばくらいまでにかけて来日した(東北醤大骨をイメージさせる)旧世代と、最近のより裕福でスマートな新世代とでは、ライフスタイルに大きな違いがある。

 

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ちなみにこちらの店内には、デート中らしき新世代の中国人カップルもチラホラ(上の写真みたいに)。どのテーブルもそろいもそろって「それ全部食べきれないでしょ」と言いたくなるほど大量の注文をしている。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:日本人みたいに「もったいないから」と言って残さずきれいに食べると、よほどお腹がすいていた人ように見られてしまうんです。だから彼らには、それを避けるために食べ尽くせないほどの量を頼んで卓を埋め尽くすという「伝統」があります。

 

な・る・ほ・ど!!!!

外食に対する文化や考え方やこうまで違うとは。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:最近の留学生は仕送りを親に送るのじゃなく、親から仕送りをもらっていたりしますよ。あと、日本で生まれた子どもたちを、さらにアメリカ留学させようと考えているリッチな新華僑のお母さんなんかもいますね。

 

さらに詳しく知りたい人は、冒頭で紹介した山下教授の著書を、ぜひご一読あれ。

 

トレンド料理はズバリ「麻辣(マーラー)」

しかし……。

たしかに、まわりを見渡せば「青春の味」を懐かしんでいるお客さんは、我われ日本人のみ。

そのかわり、こんなのを食べている華人のグループが!

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スゲ~! 

その名も麻辣海鮮大咖秀」(中サイズ 9,980円)。

いやー、超ゴージャス。

鯛(タイ)、蟹、エビ、貝などの具が、これでもかとてんこ盛りになった麻辣風味のバカでかい鍋だ。

こんな豪勢すぎる料理を囲んで仲間と飲む。こんな食卓の風景も、新世代の華人ならではなのかもしれない。

いやほんと、見た目がスゴすぎてビックリしたので、食べているお客さんに許可を得て撮影させてもらっちゃいました。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:このお店の名前にもあるように「麻辣」(マーラー)は、今の中国大陸の食のトレンドみたいなものなんですよ。経営者が四川出身でなくても麻辣料理をメニューに載せているところが多いですね。

 

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▲確かにメニューには「麻辣」を冠した料理がズラリと並ぶ

 

それではということで、我われも多少こじんまりはしているものの、麻辣メニュー「干鍋魷魚」を注文。

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▲「干鍋魷魚」(イカと野菜の麻辣干鍋 1,280円)

 

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▲鍋の下には火がたかれていて鍋を温めるようになってる

 

「干鍋」とは辛い汁なし鍋の意味で、「四川料理の新定番!」とメニューに説明がある。まさにトレンドを意識した料理なのかもしれない。

食べてみると、そんなに激辛ではなく、麻辣風味の絡んだコクのある炒め物のような感じで非常にいける。ビールが進みますな。

 

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そんなわけで、四川麻辣風味はトレンドだが、実は、池袋チャイナタウンの根っこに迫るキーワードは中国の東北地方(遼寧省、吉林省、黒竜江省の三省)である。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:実は90年代以降に日本へやって来た新華僑は、東北地方の出身者が多いんです。それまでは福建省出身の華人が多かったのですが、犯罪者数が増えてイメージが悪くなり、日本入国が厳しくなった。その代わりに東北三省からの華人が増えたという背景がありますね。

 

スーパーで見た犬肉も東北料理に使われる材料だし、先ほどの「東北醤大骨」も料理名のごとく中国東北料理なのである。

 

「羊肉串」がなきゃ始まらない

そうそう、東北というキーワードで、もうひとつ押さえておくべき料理があった。

それは「羊肉串」(1本 100円)。池袋の中華料理店には必ずといってもいいほどメニューにラインアップされている、いわば基本の一品だ。

注文してみよう。

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これ、筆者の大好物。

ウマい。

 

クミンや唐辛子など、エスニックなスパイスをからめてジューシーに焼き上げてある羊肉の串焼きは、羊好きなら嫌いな人はいないだろう。

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同系統の串焼きには、湯葉で野菜を巻いて、同じスパイスで焼き上げた「百葉巻」もある(1本 380円)。

とにかくメニューのバリエーションが莫大で、すべての料理を制覇するのは絶対に不可能と思われるほどだ。メニュー表、20ページ以上はあったと思う。

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▲串焼きのバリエーションだけでもこんなにある

 

羊肉串について言えば、中国本土では北京やウイグルなど、羊肉をよく食べる地域でもよく見かける定番料理だが、これを東京に定着させたのは中国東北地方・吉林省延辺の料理を提供するいくつかのお店である。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:延辺朝鲜族自治州は北朝鮮と境を接していて、民族的には朝鮮族の人たちで朝鮮語をしゃべります。中国の他地域より、文化的には日本により近く、日本語のマスターも早い。あと、日本人と仲良くなりやすいみたいですね。

 

山下教授おすすめのお店をチェック

それでは、「麻辣誘惑」以外で、山下教授がおススメする池袋チャイナタウンのお店をお聞きしておこう。

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f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:まず「永利」でしょうね。池袋の中国東北料理店の草分けと言えば、ここです。豚の背骨の醤油煮込みも、「永利」で初めて食べました。

 

平和通りの本店に加えて、支店の「永利 西口店」がある。

www.hotpepper.jp

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:あと、これも中国本土から日本に上陸したトレンドですが、蘭州拉麺が流行っていますね。都内にもいくつか蘭州拉麺のお店がありますけど、池袋には「火焔山」というお店があります。

 

蘭州拉麺は、日本人の間でもかなり流行ってる。「拉麺」(ラーメン)とは書くものの、日本のラーメンと食文化的なつながりは薄いかもしれない、と山下教授。

www.hotpepper.jp

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:その一方で、日本人がほとんど来ない店としては、アヒルの首肉の惣菜「鴨脖」(ヤーボー)をメインした「小魏鴨脖店」なども。「鴨脖」も中国大陸ではやっている料理のひとつですが、なぜか日本人があまり手を出さないものですね。僕も、そんなに得意じゃないんですけど(笑)。

 

筆者も取材のあとに「小魏鸭脖店」へ行ってみたが、池袋において「中国大陸指数」なるものが測れるなら、このお店が一番高いのではないかと思う。ヤーボーやハツなどアヒルの各部位の総菜を中心に、麻辣料理や鍋など、中国大陸的な料理がそろう。若い華人でめちゃくちゃにぎわっていた。

 

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▲お土産がてら、持ち帰りで買ってきた鴨脖(ヤーボー、500円)。スパイシーな風味と、コリコリした独特の食感が味わえる。そもそもこれ全部アヒルの首肉ってところがめちゃくちゃ本場っぽい

 

あと、筆者が個人的に好きな、池袋北口すぐそばにある焼き小籠包のお店はどうだろうか?

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:生煎包(焼き小籠包)は上海の名物ですね。横浜中華街にも増えています。北口の「永祥生煎館」のことを中国人の知り合いに聞いたら、横浜のお店よりおいしいよ! って言ってましたよ(笑)。

www.hotpepper.jp

 

ビギナーはランチタイムがおすすめ

さて、池袋チャイナタウン初心者の人は、山下教授が作成した池袋マップ(以下参照)を参考にするのがベストだ。

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引用元:http://qing-hai.org/wp-content/uploads/2018/08/dd3842058b96c7b9ddcc2c024fefa537.pdf

 

教授のおすすめは「まずひとりでランチタイムに訪問してみる」こと。

ランチならセット料理などメニューの数も限られていて注文しやすいし、値段も安く済む。池袋チャイナタウン入門にもってこいである。

 

ぜひこちらを参考に!

池袋チャイナタウンでランチを!(新版) | 清海(チンハイ)老師の研究室

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:最近は、こういうディープな飲食店にひとりで来る日本人には女性が多いですね。男性より女性の方が、海外の食文化へ挑戦しようという好奇心が強いのかもしれない。

 

山下教授自身も、チャイナタウン調査のさいは単独で行動するために、ひとりでお店に入店する機会が多い。そんな先生の池袋マップガイドを参考に、ぜひ繰り出してみてほしい。

 

池袋以外のチャイナタウンにも注目!

さて、現在も在日華人の人口は増え続けており、最近は埼玉県の川口市が新たなるチャイナタウンとして注目されているようだ。正確には、JR京浜東北線「西川口駅」周辺といったほうがいいだろう。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:そのほか、東京近郊でチャイナタウンが形成されそうな地域としては、埼玉県の西川口駅周辺ととなりの蕨(わらび)駅周辺。あと、京浜東北線の赤羽、王子駅、そして総武線の亀戸駅の周辺などもそうですね。

 

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▲スペアリブと酢漬けの白菜を煮込んだ「酸菜、排骨凍豆腐」(1,380円)。寒い季節に食べると確実にあったまる(麻辣誘惑 大宝 池袋北口店のメニューより)

 

亀戸には飲食店だけでなく、ランドマークになりそうな中華食材スーパーもある。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:錦糸町に対する亀戸は、新宿歌舞伎町に対する新大久保(有名なエスニックタウン)のようなものですね。

 

その相似形、なんだか納得です(笑)。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:あと意外なところで、横浜中華街です。

 

え? 横浜中華街は老華僑(旧世代)の街では……?

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:いま、老華僑のお店がけっこう閉店していて、そこにすぐ新華僑のお店が入るという状況です。新華僑が老華僑の中華街を上書きしていっているような感じ。先日、調査に行ってきましたが、激変の真っただ中なんじゃないでしょうか。数年後にはガラっと変わっている可能性もありますね。

 

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▲女性客にも評判だというオリーブとインゲン炒め(1,080円、麻辣誘惑 大宝 池袋北口店のメニューより)

 

チャイナタウンは世界中にある

研究のため、日本だけでなく、世界のチャイナタウンを飛び回っている山下教授だが、次はどこのチャイナタウンを調査しにいくのだろうか?

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授 南アフリカ共和国のヨハネスブルクにあるチャイナタウンに、近々、初めて調査に行く予定です。

 

南アにまでチャイナタウンがあるとは!

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:日本でチャイナタウンの取材を受けると、すぐに中国マフィアなど事件がらみのエピソードと結びつけられて、こちらの意に反する記事や番組になってしまうことも少なくないのですが、日本やアメリカのチャイナタウンは、いま比較的安全で治安がいいんです。とくに、サンフランシスコなんか、チャイナタウンの外より、むしろ中の方が安全だと思います。ただ、南アのチャイナタウンは……本当に心して訪問しなければならないようですね。ドキドキと楽しみ、半々ですが。

 

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教授の一番好きな世界のチャイナタウンはどこだろうか。

 

f:id:Meshi2_IB:20180813110337p:plain山下教授:一番好きなのは、マレーシアのクアラルンプールのチャイナタウン。老華僑たちの醸し出す、なんともいえない昔ながらの中国の雰囲気に満ちていて、夕方から夜にかけて、暗くなって灯がともる時間のチャイナタウンは素晴らしい風情です。かつて、シンガポールの南洋大学に留学していたことがあるのですが、その頃のシンガポールを思い出しますね。

 

全国ウン百万の中華料理好きたちよ。日本のチャイナタウンを堪能したら、次は海外のチャイナタウンを見に行ってみよう。

あるいは本場の中国大陸を目指すのもいいかもしれない。そこにはきっと発見がある。

そんなとき山下教授のお話や著作は、素晴らしいガイドなるに違いない!

 

【おまけ】

お店を出ようとしたら、さっきとはまた別のテーブルで「麻辣海鮮大咖秀」を頼んでいる中国人カップルが。

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▲言っておくが注文してるのは団体ではなく、男女のカップルである

 

みんな、どんだけゴージャスなのが好きなんだよ! !

 

お店情報

麻辣誘惑

住所:東京都豊島区西池袋1-44-10 花鳥風月ビル1F
電話番号:050-5265-6682
営業時間:11:30~翌5:00
定休日:無休

www.hotpepper.jp

 

書いた人:(よ)

(よ)

『味の形 迫川尚子インタビュー』などを発行するマイクロ出版社「ferment books」の編集者で、ベトナム大好きのアジア料理フリーク。ただいま発酵食品についての書籍を製作中。3ヶ月に一度開催されるECODA HEMでのイベント「ろじものや」では「発酵書店」としてポップアップ書店も展開している。

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