野菜とタンパク質がしっかりとれる「豆もやしご飯」が簡単でしみじみ美味しい【新生活にもおススメ】【ツジメシの日常メシ】

こんにちは。プロダクトデザイナーときどき料理人、ツジメシこと辻村哲也です。
「ツジメシの日常メシと週末メシ」シリーズ、今回は日常メシということで、簡単で美味しい炊き込みご飯をご紹介します。

 

塩を少し入れて水加減した米の上にポキポキ折った豆もやしを乗せ、下味をつけた豚バラ肉を乗せ、普通に炊くだけ。この豆もやしと豚バラ肉というのが肝心なので、ぜひこのままやってみてください。

 

 

ツジメシの「豚バラ豆もやしご飯」

材料(1食分)

  • 米 100g (炊き上がりご飯約220g。白米70+もち麦30もおすすめです)
  • 水 120ml
  • 塩 2g(小さじ1/3)
  • 豆もやし 80g
  • 豚バラ肉スライス 60g(約2枚)
  • しょうゆ 小さじ1/2
  • 片栗粉 小さじ1
  • 粗挽き黒胡椒 適量

 

この他の材料は塩としょうゆ、片栗粉、水だけ

作り方

米はさっと洗ってザルにあげて水を切っておきます。僕はいつも白米+もち麦多めに入れて炊いています。もち麦の食感がこの炊き込みご飯にも合い、しょうゆやもやしの香りで麦の癖も気にならないのでおすすめです。(僕はもはや白米ともち麦だけで全然気にならないのですが)

 

米の水をしっかり切ったら炊飯器の内釜に入れ、そこに水、塩を足して軽く混ぜます。

 

ご飯の上に、豆もやしを手で握るようにしてポキポキ折りながら乗せます。

 

豚バラ肉は4cmほどに切って広げ、しょうゆをまぶし、さらに片栗粉をまぶします。このくらいムラになっていても大丈夫。まな板の上でやってしまえば洗い物も増えません。

 

その豚バラ肉を豆もやしの上に広げて並べ、粗挽きの黒胡椒をたっぷりめにかけたら、あとは普通に炊くだけです。

炊けました。豆もやしと豚肉、しょうゆのいい香りです。

 

豆もやしの青臭さ、炊き込んでも残るコリコリした食感に、片栗粉をまぶした豚バラのつるんとした食感、豚バラの脂やうま味と薄味のご飯のコントラスト。そこに胡椒もいいアクセントに。シンプルですが、しみじみ美味しい炊き込みご飯です。

おこげができても美味しいので、土鍋などで炊くのもおすすめですよ。

 

このご飯に青菜の汁でもつければ満足度の高い一食になります。
この日は小松菜と油揚げの味噌汁。水に昆布と煮干しを入れてゆっくり沸かし、小松菜をさっと煮たら、油揚げを入れ、味噌を溶くだけ。ふだんの食事ならもうこれでじゅうぶん。

ぜひお試しください。

 

作った人:ツジメシ

ツジメシ

本名は辻村哲也、ツジムラの飯でツジメシです。本業は各種製品を手がけるプロダクトデザイナーながら、料理好きが高じて間借り飲食店でも料理中。手抜き日常食からマニアックな料理まで図解したレシピが人気。著書に『付箋レシピ デザイナーときどき料理人のスケッチごはん』(アース・スターエンターテイメント)。

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