1982年から開発がはじまった、二子玉川ライズ。30年来の時を経て、2015年春、いよいよ本格オープン!
109シネマズ二子玉川や二子玉川 蔦屋家電など、周辺住民のライフスタイルにも大きな影響を与えそうなテナントがそろうなか、フード系最注目のショップが「パステレリア マヨルカ」だ。
1931年、ベルナルディーノ・モレーノとその妻マリア・ガルシアは、スペインでは国民的行事であるクリスマスの宝くじで一等賞を得て、その資金でマドリードのブラボ・ムリーリョ通り7番地に、最初のパティスリーを開きました。
マヨルカ島の伝統的な菓子パンであるエンサイマーダを販売することにちなんで、お店を“マヨルカ”と命名しました。スペイン本土の人々に“いつでも出来立てのエンサイマーダを楽しんでもらいたい”という想いで出店したところ、あっという間に地元の人たちの評判となりました。
宝くじで当選して開店とは、なんと夢のある話。
いまでは、スペイン・マドリットに13店舗を展開、高級住宅街にいけば必ずある、というフードショップだ。
そんな「パステレリア マヨルカ」が、日本初上陸!
特に現地ではなじみ深い『エンサイマーダ』はネクストブームスイーツと言われている。
……で、エンサイマーダって?
じゃじゃん!
ふわっふわのぐるっぐる。
これがエンサイマーダ! 生地にラードを使用しているというのが、このエンサイマーダ最大の特徴。といっても、食感は軽く、表面はパリっと中はふわふわで、朝食にもおやつにもおすすめだ。
▲チョコレートや、クランベリーチーズなどの種類があるが、店一番のおすすめは、プレーン(写真手前、190円/税抜)
オープン間もなく、すでに話題沸騰で連日このエンサイマーダを求めて行列ができ、売り切れも続出。エンサイマーダを味わいたいなら、オープン直後の8時~9時頃に行くのが今のところベスト。
もちろん、エンサイマーダ以外にもおススメのスイーツが。
一口サイズで、カラフルな見た目のパステレス(プチケーキ)は、マヨルカの伝統と日本の先端技術のコラボレーション。
これはいろんな種類を買って手土産にすれば、絶対に喜ばれる!
パティスリーでのおすすめは、「オペラ」。
マヨルカのオリジナルである100%コロンビア産コーヒー豆を使用。チョコやクリーム、生地が11層に重ねられ、小さいながらも存在感のある濃厚な味わい。
ギフト商品が充実しているのも、マヨルカの特徴。
このエコバッグも、ニコタマダムの間で話題になりそう。
他には、こんな珍しい商品も。
一見化粧品のようにも見えるキャビアロリ(2,300円/税別)。これ、上質のオリーブオイルを粒状に加工したもの。イクラのように、うすい膜にオリーブオイルが包まれていて、プチっとした食感。
カルパッチョにのせたり、サラダにのせたり……それだけで食材が華やかでオシャレに!(いつ開催されるかはわからないが)ホームパーティで使いたい。「おしゃれだね」って言われてみたい。
スイーツだけでなく、プロの職人が手作りした無添加のデリカテッセンもそろう。
このように、1つの店舗内でいろんな楽しみ方ができるのがマヨルカの魅力!
しかも、ただオシャレなだけじゃなく、素材や味にこだわりがあるからこそ、80年以上も愛され続けているのだ。
エンサイマーダはもちろん、スペイン伝統の味をぜひ試してほしい。
お店情報
パステレリア マヨルカ
住所:東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズS.C. テラスマーケット2F
営業時間:8:00 ~ 23:00
電話番号:03-6432-7220
※本記事は2015年4月の情報です。