
こんにちは! スパイスコーディネーターマスターのバリ猫ゆっきーです。
今回はスパイスを効かせたインドの家メシ、炊き込みご飯の「プラオ」です。お米の浸水いらず、フライパン1つでできるレシピで、これまでもサバ缶、ひき肉ときのこなどを使ったものをご紹介しましたが、
今回はソーセージをどーんとのっけて炊く「丸ごとソーセージのせプラオ」です。
本来、プラオはホールスパイスをふんだんに使うのが特徴の1つ。それを、たくさんのスパイスが入っているソーセージをメインに使うことで、最低限のパウダースパイスでより手軽に仕上げます。
バリ猫ゆっきーの「丸ごとソーセージのせプラオ」
材料(2人分)
- 米(研いで水を切っておく) 1合(約150g)
- ソーセージ(粗びきがおすすめ) 4本
- 玉ねぎ 1/4個
- トマト 1/2個
- にんにく 1かけ
- パプリカ(赤・黄) 各1/8個
- おろしにんにく、おろししょうが 各小さじ1
- 水 180ml
- 塩 小さじ1
- 刻みネギ(または刻んだパセリ) 適量
- サラダ油 大さじ1
(A)
- コリアンダーパウダー 小さじ1/2
- クミンパウダー 小さじ1/2
- ターメリックパウダー 小さじ1/4
作り方

1. 玉ねぎ、トマト、にんにくはみじん切り、パプリカは種を取り、縦に7mm幅くらいに切る。
他の材料やスパイスもすべて揃えておくと、より手際よくできますよ。

2. フライパンにサラダ油、にんにく、ソーセージを入れて中火で炒める。ソーセージは焼き色がついたら取り出しておく。
ソーセージは一度焼くことで香ばしさが出るのと、炒め油にソーセージの旨味がもれなく入り、プラオがジューシーに仕上がります。

3. 2に玉ねぎを入れて中火のまま炒め、

しんなりしてきたら、おろしにんにく、おろししょうがを加えて玉ねぎと絡める。

4. トマトを入れて軽く混ぜたら、(A)、塩、米も加えて、

炒め合わせる。

5. 水を入れて混ぜ合わせ、

フツフツとしてきたらパプリカ、取り出しておいたソーセージを並べる。

6. フタをして弱火で10分炊き、火を止めてそのまま10分蒸らす。

7. 刻みネギを散らす。
大きめのソーセージで旨味がアップ

ソーセージは粗びきで大きめのものを選ぶと、より美味しいプラオに仕上がります。パリッとして香ばしく、旨味じゅわ~のソーセージと、しっかりスパイスが効いたご飯は相性抜群すぎです。

ソーセージには、複数のスパイスやハーブ(セージ、マジョラム、パセリ、にんにく、コリアンダー、ペパー、ジンジャーなど)が配合されているものも多いです。それらの風味と肉の旨味が手軽にプラスできて一石二鳥のソーセージは、カレーをはじめスパイスを使った料理にはおすすめの食材。
ソーセージとスパイスの効いたカレー粉で作る、ドイツのカリーヴルストなんてシンプルな食べ方もありますね。
ソーセージを炒めた油で炊き込むことで、パウダースパイスだけでも美味しくできるプラオ。フライパンまかせですぐに作れるので、時間がないときの家メシにもご活用ください。
作った人:バリ猫ゆっきー

スパイス料理研究家、スパイスコーディネーター協会認定スパイスコーディネーターマスター。スパイスレシピコンテストのグランプリ受賞がきっかけでスパイス料理のトリコになり、ブログ『楽しいキッチン*spice-cooking*』にてスパイスを使用した料理や、簡単で美味しいレシピ、アウトドアレシピを紹介。レシピ開発、料理教室講師、フードスタイリング・コーディネート、コラム執筆など幅広く活動中。バリ島の定番みやげ「木彫りの猫」がお気に入りで、“バリ猫”はそれにちなんだもの。
企画協力:フーディストノート

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