
こんにちは、料理研究家のエダジュンです。
身体の芯まで冷えるこの時期、材料を切って煮込むだけ、野菜もたっぷりとれて、おひとり様にもうれしいメニューといえば「鍋」。
そんな一人鍋といえば、シンプルに豚バラとキャベツをポン酢でいただくのが王道。ですが、そこに具材や調味料を少しプラスするだけでお店で食べるような「チゲ鍋」ができるんです!
チゲ鍋は辛く、代謝を上げてくれて冷え切った体を温めてくれます。今日は辛みとうま味を出すのにおなじみのキムチ、そして明太子も使い、さらにニラとにんにくをたっぷりと使ってスタミナ鍋に仕上げてみました。明太子は半生くらいでよくほぐして食べるのがポイント。スープに濃厚なコクも出してくれますよ!
エダジュンの「ニラ明太チゲ鍋」
【材料】(1人分)
- 豚バラ肉 80g
- ニラ 1束
- きゃべつ 葉3枚
- 明太子 1/2腹(40g)
- キムチ 80g
- コチュジャン 大さじ1
- にんにく(みじん切り) 1片
- 鶏スープ(水500mlに鶏ガラスープの素大さじ1を溶いたもの)
- いりごま(白) 適量
- ごま油 小さじ1
(A)
- みそ 大さじ1
- オイスターソース 小さじ2
作り方

1. 豚バラ、ニラは4cm幅に切る。きゃべつは食べやすいサイズに切る。明太子は皮に切れ目を入れる。

2. 鍋にごま油をひき、弱火でにんにくを炒める。にんにくの香りがたってきたら、コチュジャン、キムチを入れて全体を混ぜながら中火で炒める。

鶏スープを入れ、沸騰寸前に弱火にして、(A)をよく溶かす。

3. 2にきゃべつ、豚肉を入れ、肉に火を通す(アクが出てきたらすくうのがおいしく仕上げるコツ)。明太子、ニラを入れて、じっくり弱火で火を通し、最後にいりごまをふりかける。
冷えた体がポカポカしてくる鍋です!

コチュジャンとキムチは最初にしっかりと炒めると、香ばしい風味が足されておいしさが増します。辛いのが苦手な方は、コチュジャンの量を調整してくださいね。
お肉も野菜もしっかり食べられて、おかずにもおつまみにも文句なし。もちろん、残ったスープにはごはんやインスタントラーメンを入れて、ニラ明太雑炊やニラ明太ラーメンに。一人鍋とはいえ、シメまでしっかり楽しみたくなるうま辛スープですよ!
明太子が残ったら、こちらの簡単つまみも!
※この記事は2017年11月の情報です。
作った人:管理栄養士 エダジュン

料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。
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