台湾の夜市で食べた「棒餃子」が猛烈に再食したくなって作ってみた【エダジュン】

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こんにちは、料理研究家のエダジュンです。

好評の台湾メシシリーズ、

www.hotpepper.jp

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本日は、台湾に行った際に大きな夜市の屋台で食べた「棒餃子」です。とっても美味しかったので、作りやすいようにアレンジした僕流の「台湾風棒餃子」レシピを紹介します。

見た目こそシンプルな棒餃子だったのですが、「にんにく」と「五香粉」の味が際立っていたのがとにかく印象的 でした。そこで、その2つをアクセントにタネに加えたところ、我ながらなかなか近い味が再現できたと思います。ビールが思いっきりすすんじゃいますよ。

 

エダジュンの「台湾風棒餃子」

【材料】(約20個分)

  • 餃子の皮 20枚
  • ごま油 大さじ2

(A)

  • 豚ひき肉 150g
  • ニラ(小口切り) 1/2束
  • にんにく(すりおろし)、しょうが(すりおろし) 各小さじ2(10g)
  • オイスターソース、しょうゆ 各小さじ2
  • 酒 小さじ1
  • 五香粉 小さじ1/2

(B)

  • 水 180ml
  • 薄力粉 大さじ1

 

作り方

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1. ボウルに(A)を入れ、

 

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粘り気が出るまで混ぜてタネを作る。

時間があれば、30分ほど冷蔵庫で休ませると調味料の味がタネになじみ、また、タネがまとまって包みやすくなります。

 

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2. 餃子の皮の左側に1のタネを写真のようにのせ、左から右に転がすように筒状に包み、

 

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巻き終わりと、上下に水(分量外)をつけて閉じる。

 

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3. フライパンにごま油の半量をひき、10個分を巻き終わりを下にして並べて、中火で焼く。焼き色がついたら、混ぜ合わせた(B)の半量を流し入れ、フタをし蒸し焼きにして、汁気がなくなるまで焼く。

焼きやすいよう10個ずつに分けて焼きました。焼く際にひっくり返さないので、形が崩れる心配もありません。焼けたら、フライパンに皿をかぶせ、押さえるようにしてひっくり返して盛りつけましょう。

 

台湾の屋台の味が口いっぱいに広がる幸せ

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棒餃子ですと、包む際にひだをつける手間が省けて、慣れていなくてもキレイに仕上がります。しかも、平らな面が広くなる分、フライパンで焼く面積も広くなるので、カリカリ感がアップするというメリットも。

 

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そしてこの台湾風棒餃子、僕のオススメの食べ方は「黒こしょう+お酢」です。風味が力強いタネなので、あっさり系のタレが合いますよ。

五香粉の風味がクセになる棒餃子は、おつまみにピッタリです。手軽にできるので、自宅でつかの間の台湾旅気分を味わってみてください。

 

作った人:管理栄養士 エダジュン

管理栄養士 エダジュン

料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。

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企画協力:フーディストノート

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