こんにちは。いつもデスクで仕事しながら飯食ってるメシ通編集部です。
今回の特集「○○ながらメシ」だって!? そんなん、いつもやってますよ!
全然っ! 楽しくないっすよ!
え? 落語、野球、メタルだって?
羨ましいじゃないですか!!
じゃあ、楽しそうな「○○ながらメシ」、順番に見ていきましょう!
【落語を聞きながら】寄席はお弁当とビールの幸福度倍増装置だ!
寄席って行ったことあります?
落語を毎日毎日何時間もやっているところなんですよ。
飲食に関しては、お酒は禁止とか、小屋によっていろいろなんですが、こちら上野・鈴本演芸場は、お弁当とお酒を楽しみながら、落語が聞けます。
今回は寄席初体験のメシ通レポーターが「落語ながらメシ」を体験してきました!
この日の昼の部12:30~16:30の出演者はこちら。
こーーーんな、いろんな噺家さんや芸人さんを楽しめて、4時間で2,800円ってんだからお安いよねえ~。
途中入場も途中退席も自由だから、時には「仕事中に一休みしてますね、おとうさん!」って方もいるとかいないとか。
ちなみに夜の部は17:30~20:40の3時間10分となっておりやす。
さっそく、中の売店でお弁当とビールを確保しました。
創業100年を超える老舗、神田志乃多寿司ののり巻きお詰め合わせなんよ~。
これが、ん・も~絶品!
甘辛いジューシーお揚げさんの中には、味のしゅんだ酢飯が。
刻んだ蓮根も入っており、シャキシャキとした歯ごたえがたまらな~い!
かんぴょうののり巻きも、さすが多くのファンを唸らせる逸品。
ただののり巻きであってただののり巻きではない……!
あと、ガリが酸っぱくってうまい。
落語の他に、漫才や太神楽曲芸もありますよ。
周りの席のお客さん方も、寿司をつまんだり、デパ地下弁当を開いたり、と思い思いにモノを腹に収めておる。そう、鈴本演芸場は持ち込みだっていくらでも可なのだ。懐がでっけえなー!!
とにかく、お客さんに楽しんでほしいんですよ。寄席は大人の遊び場なので、飲んでもそう迷惑をかけるような人もいませんし。年に数回だけ、飲みすぎて救急車騒ぎになる方もいるんですけどね……(鈴本さん)
あらま! でもわかる。この雰囲気、お酒が美味しすぎて進んじゃうかも~!
デザートにはアイス最中を。
稲荷もビールも最高だったし……ここは大人のパラダイスや。
大人と言っても、シニア層が多いながら中には大学生くらいの若者や、うら若きぴっちぴちの女性ひとり客が見受けられたりもしましたからね諸君。
敷居、全然高くない。
絶対、また来る!
さて、次は夏の定番(?)、野球ながらメシ!
ガチのベイスターズファン麻琴(THE HOOPERS)がナビゲート。激ウマ「ハマスタグルメ」を堪能してきた!【球場メシ】
「横浜スタジアム」で野球ながらメシ取材です。しかし……、
とはいえ、残念ながら、筆者もM氏も、カメラマンもそろいもそろってアラフォーのオッサン。ここはやはり、画的にも見栄えのする女子が必要です。
というわけで、取材当日はガチのベイスターズファンでもある、ボーイッシュガールズグループ「THE HOOPERS」の麻琴さんを緊急招集。プライベートでも足繁く通っているうえに、ベイスターズの実況アシスタントや選手への取材経験まであるという彼女に、ナビゲート役を務めてもらうことにしました。
腹が減っては戦はできぬ──。ということで、まずやって来たのは、オリジナリティにあふれたコラボメニューが充実する、球場内のカフェ「ヴィクトリーコート」。
▲井納流ホルモン丼(1,100円)
見かけによらず「ホルモンが大好き」という麻琴さんがチョイスした「井納流ホルモン丼」と「ベイスターズ・ラガー」で、ひとまず乾杯です。
▲ベイスターズ・ラガー(700円)
撮影後に、オッサン陣がおいしくいただきました。
この夏、球団オリジナルの醸造ビール第2弾として登場した「ベイスターズ・ラガー」は、創業1823年という茨城の老舗「木内酒造」と共同開発した、ほどよい苦みとのどごしが自慢の逸品。
さて、いよいよスタンドへ!
▲みかん氷(350円)
なんと言っても、たくさん乗ったみかんと氷のさっぱりした食感、シロップの甘さが絶妙なところがお気に入り。応援しているとつい熱くなっちゃうんで、この冷たさがより美味しく感じるんですよね(麻琴)
一瞬メガホンに見えますが、ホットドックです。
▲ベイスターズドッグ(700円)
ハラペーニョの辛さがビールとも相性抜群。
▲青星寮カレー(普通盛)(800円)
彼女とふたり、球場デートでこんなことしちゃうのもオツですよ。
▲ベイカラ(550円)
二度揚げで外はカリッと、中はジューシーに仕上げた唐揚げに、お客さんの目の前でパルミジャーノチーズを「これでもか!」とまぶしてくれる見た目にも楽しい逸品は、味も激ウマ。
試合も勝って、お腹も心も大満足でした!
さて、最後は、メタル聞きながらメシ?
高円寺「メタルめし」でメタルを聞きながら「ブラックサバ酢」を食らう! まさに「最後のBURRN! 餐! (晩餐)」できるんDEATH!
メタルというだけでコワイお兄さんを想像してしまうのですが、このお店では「ブラックサバ酢」なるメシを食せるらしい……。
恐る恐るお店に近づくと、
アレ、メタルっていうか、かわいいカフェみたいじゃない?
しかし、看板には「メタルめし」と高らかに宣言されている。赤い出窓の中にも「METAL」の文字がチラリ。やはり間違いではなかったようだ。
か、かわいい……!
出窓の中には、こんな親切な看板が。あれ、コワイお兄さんがいるのではと身構えてきたのに……?
マスター・オブ・メタルめしである、ヤスナリオ氏が現れた!
なんでもヤスナリオ氏は、生粋のメタラーであり、メタルの曲をテーマにした料理、すなわち「メタルめし」を作り続けているのだという。
その「メタルめし」を引っさげて、さまざまな雑誌にレシピ提供をしており、満を持してオープンしたのがこの高円寺メタルめしというわけだ
メニューを見てみると、ドリンクの時点で既に著しくメタルである!
鉄、亜鉛、銅、マグネシウムなどヘヴィメタル成分がたっぷり入っているだなんて……これは頼まないわけにはいかないDEATH!
そしていよいよメタルめしの注文。
▲デキャンタ・オブ・ザ・デッド
デキャンタ・オブ・ザ・デッドから注がれる赤ワインが、まるで滴り落ちる血のように妖しく光る……!
巨大な手作りナゲット(PUPPETSとかけたダジャレ)と、十字架をかたどったフライドポテト。そして死を思わせる真っ赤なスイートチリソース。これはまぎれもなく、『MASTER OF PUPPETS』の世界観だ。
ヤスナリオ氏は、料理するときもヘッドバンギングしながら。
これが噂の「サバ酢・ブラッディ・サバ酢」だ!
来ました! これが「和製ブラックサバ酢」!
メタル好きじゃないお客さんも来るそうなので、いかが?
※金額はすべて消費税込です。
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