漬け! 干し野菜! 燻製!
いつもの料理より一歩先? 料理の素材を作るみたいなDIY感覚な手作り。
なんかプロっぽいっていうか、通っぽい感じがしてアガりますよね!
今回は、メシ通編集部がそんな手作りの超初心者バージョンを集めてみましたよ。
ちょっと時間がある休日、試してみてはいかがでしょう?
最初は、居酒屋さんで食べる「美味しいアレ」。
マグロやカツオ以外もオススメ! 魚の「漬け」を作ってみた
魚の「漬け」を自分で作ってみよう!
刺身って閉店前やまとめて買うと安くなったりするので、つい買ってしまいがちじゃないですか。勢いで買ってしまったものの、けっこうな量の刺身を消費するのはなかなか大変なんですよね……。そんなときにオススメしたいのが「漬け」。
漬けにしておくと日持ちもするし、アレンジ次第で味のレパートリーも広がります。
今回用意した「漬け」用の魚は、サワラとサーモン。さっそく漬けていきましょう!
タレは、煮切り酒(一度沸騰させて冷ました酒)、醤油、みりんを1:1:1で合わせたもの。これに魚を切り身のまま漬け込んで、半日~1日冷蔵庫に置くだけでOK。
漬けた魚は、もちろんそのまま酒の肴に、丼に、海苔巻きに。
お好きなようにお召し上がりくださいね。
お次は簡単で便利な干し野菜を作ってみましょう!
来たれ休日。晴れたら野菜を干してやる!
晴れた休日は、干し野菜を作ってみましょう!
方法はいたって簡単。切って干して調理して食べる。これだけ。道具も基本、包丁、まな板、ざるがあればOK。太陽の光を一身に浴びて干されていく野菜たちを、のんびり愛でながら過ごすのもなかなかオツというもの。干し野菜が完成したら、簡単調理でおいしい時間まで楽しもう!
干す野菜はお好みのものなんでも良いのですが、
今回の材料はこれ。しめじ、えのき、まいたけ、大根、にんじん、レンコン、ごぼう、プチトマト、白菜。
野菜の下準備を種類ごとにしてから干します。
アウトドア用の食器干しに並べて。
ザルに並べて。
さて、干した後の野菜は……?
大根、れんこん、にんじんはしわしわしんなり。
プチトマトは半乾き状態。トマト独特の青くささを凝縮した香りが。それが苦手な人もいると思うけれど、トマト好きにはたまらない香り。
今回は10時半から15時頃まで干したけれど、その日の天気や湿度、風、干す場所の状態によって完成具合は変わるので、ときどき様子を見ながら「育っていく」様子を楽しんで。
野菜の下準備の方法や、干す時の注意点などは、元記事をご覧くださいね。
さて、干した野菜は……
具沢山味噌汁に。
セミドライトマトのチーズトーストに。
ごぼう茶に!
料理のレシピも元記事を参考に、トライしてみてください!
野菜のうまみがぎゅっと凝縮された干し野菜は、シンプルな調理でもそのおいしさを十分楽しむことができた。何より、1日かけて「育てた」ことによって愛情が生まれ、もう、おいしくないわけがない!
次の晴れた休日に、試してみたい!
最後は、なんでも燻すこのお方!
【燻し飯】一番ウメェ燻製はどいつだ!? 進撃のアボガド編
燻煙太郎(いぶしけむたろう)が色々な食材を片っ端から燻していきます。道具は簡単なコレ!
これ、全国のホームセンターやAmazonで売っている3,000円くらいの燻製キットです。燻製というと準備が面倒なイメージがありましたが、これだと携帯コンロと火を使える場所があれば、誰にでも燻製ができます。
こんな感じで燻していきます。
はんぺん。
うん、うまい。
燻すことによって、よりはんぺんがふかふかになると言いますか。しっとりが抜け、ふかふかがそこにいるんです。そしてそのふかふかがさくらの香りを連れて来たというか。
イカは当然うまい。
肝がいい! 肝がすごくいい! ほろ苦い肝のスープにちょい苦な煙の香りがあいまって、オトナな気分のところに肉厚なイカのうま味がドーン! イカの足はサクサク、身はプリプリ。
そして、アボカド。
まあ実はアボカドの結果にはあまり心配していなくてですね。だってチーズの燻製ってあるじゃないですか。アボカドも似たようなもんでしょうと思ってですね。
食べてみましょう。
パクっ。
よくない。この苦いネチョネチョした燻されたやつ、よくない。あんなに美味しいアボカドを台無しにしてしまったことに怒りすら覚えます。駆逐してやる! 駆逐してやる!!!
野菜ってみずみずしさが命みたいなところがあるじゃないですか。そこからみずみずしさを奪うのが燻製じゃないですか。ハテ、これは最初から無理な勝負であったのではあるまいか。
アボカドがは失敗だったのですが、めげずに他の食材も燻していきます。
燻製は始めてみると、次々にいろいろなものを燻してみたくなります。
失敗してもご愛嬌。自宅でも、BBQの時でも、あなたも燻製、やってみませんか?