2014年「天神辛メシ総選挙」1位を獲得した「大名ちんちん」って知ってる?【福岡・大名】

辛いもの食べたいと思う動物って、人間くらいじゃないでしょうか。体を温めるため、とか、冷やすため、とか地域によっても違いはあるでしょうが、食に刺激を求める人も多いですよね。食の街、福岡でも刺激を求める総選挙が開催された模様。第一位を獲得した福岡赤坂「大名ちんちん」の辛うまを体験してきました。

エリア福岡赤坂 (福岡)

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2014年「天神辛メシ総選挙」で、堂々の1位を獲得した大名ちんちん」

どれだけ辛くてうまいのか、ということで、行ってきました。

 

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福岡の定番店ということもあり、15時過ぎという時間にうかがったのにも関わらず

次から次へとお客さんがやってきて、途切れることがありません。

 

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担々麺専門店という感じのメニュー。

普段、注文しないものばかりでいろいろ気になりましたが、やはりここは担々麺をオーダー。

 

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▲「大名ちんちん」の担々麺(650円)

 

赤い~。

 

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まずはスープから。とろりとしていて、甘みを感じる辛さ!そんなに辛くない。ほのかに辛いのかな? 圧倒的にうま味を感じます。すごく繊細な味。

 

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お次は麺。かなりの細麺です。あ、中華の味がする! 中華屋さんの担々麺だ! と思いました(細くてコシがあるという理由で冷やし中華の麺を使われているそうです)。

 

細い麺に、トロリとしたスープが絡んで、あっという間に食べてしまいます。

いろいろなダシをきかせたスープに、中華ならではの香辛料。

辛みよりもうま味が強いです。

 

これはクセになる味。

 

「大名ちんちん」のスープは、料理人歴20年以上の店主の福馬さんが作り上げた渾身(こんしん)のスープ。

四川料理に魅了され、陳健一氏の率いる中華料理店で7年間修行した後、さまざまなお店で中華の道を進んでこられました。そのノウハウと思いが詰め込めまれた逸品です。

「大名ちんちん」をオープンさせた時から、進化を続けていて、オープン当初の担々麺とは全然違うそう。

 

今や、博多駅近くにも2店目を出店し、たくさんのお客さんが足を運びます。

 

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スープは、10種類の野菜や昆布、鶏胸肉を炊いて、ポタージュスープのようにしたものを一晩寝かせて、また火を入れる。それこそが、スープを飲んだ時に感じるトロッとした食感でした。

素材のうま味や甘みが濃縮しているのは、これだけの時間をかけてたぎらせるから。店主の福馬さんが、いろんなお店を食べ歩き、自分がいいと思えるものを時間をかけて探して、お店でも試行錯誤を繰り返した結果の極上のスープです。

 

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担々麺を語る上で欠かせないのがラー油。ラー油も自家製で丁寧に仕込まれていました。

なたね油と10種類の野菜、ハーブ、厳選3種の唐辛子でつくられているそうで、鍋を見たたけでも、こだわり抜かれているのがわかります。

調理場は、ずっとスープや、ラー油づくりのために火が使われているので熱気がすごい。うまい担々麺を提供するために仕込みが続きます。

 

今回は通常提供されている担々麺をご紹介したのですが、プラス40円で中辛、プラス60円で大辛などお好みの辛さを楽しめるんです。

 

きっと四川飯店仕込みの麻婆豆腐も、うまいはず……。

 

ということで、今日もおいしく「大名ちんちん」の担々麺をいただきました!

店主の福馬さん、ありがとうございました。

 

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ネギともやし、ひき肉がたまったスープの底もまたうまい!

ひき肉も甘めで繊細。

コラボが最高です。

 

堂々の1位を獲得した、2014年「天神辛メシ総選挙」。

激戦区天神地区でスリランカ料理店や、韓国料理店などを抑えての勝利。

特に男性の圧倒的な支持を集めたのが勝因なのだとか。

常連さんの多さに納得。

 

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「大名ちんちん」は、夜メニューも充実。そしてお得。

中華の道にいらっしゃったと聞けば、サブメニューへの期待も高まります。

夜も22時30分まで開いているので、ちょい飲みにもいいですね。ビールセットALL 1,200円とかたまりません。地下鉄赤坂駅からも近くなのもうれしいですね。

 

うまい担々麺が食べたくなったら、「大名ちんちん」へ行ってみてください。

 

お店情報

博多ちんちん(旧店名:大名ちんちん)

住所:福岡福岡市中央区赤坂1-7-27 大稲マンション102
電話番号:092-715-5650
営業時間:月曜日〜土曜日・祝日 11:30~22:00、日曜日 11:30~17:00
定休日:無休
ウェブサイト:https://chinchin-fukuoka.com/

www.hotpepper.jp

※金額はすべて消費税込です。
※この情報は2017年3月時点のものです

 

書いた人:安藤エリカ

安藤エリカ

福岡県出身。1984年生まれ。地元情報誌の制作や編集を経て、ライターに。飲食店に行くことの楽しみは、美味しい料理と雰囲気。お酒も大好きです。

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