こんにちは~筋肉料理人です。
7月も後半に入り、暑さが増してきました。こんな時に食べたくなるものといえば、やっぱりカレーでしょう! そこで今回は、市販のカレールウで長時間煮込まずにできる「炒めカレー」の作り方と、カレーを辛くする身近な調味料についてのお話。たくさん作っても飽きずに食べ続けられたり、人によって好みの辛さで食べられるよう最初から辛くしすぎず、食べるときに振りかける調味料で辛さを調節します。いつもはあまりカレーに使わないあの調味料で、おいしくカレーが食べられますよ。
筋肉料理人の「お手軽炒めカレー」
【材料】4人分
- 牛こま肉 300g
- 玉ねぎ 1個
- なす 1本(200gくらい。今回は長なすを使いましたが、手に入るものでOK)
- にんじん 1/2本
- にんにく 2かけ
- カレールウ 4皿分
- はちみつ、もしくは砂糖 小さじ1
- バター 大さじ1と1/3(20g)
- 乾燥パセリ あれば少々
作り方
1. 玉ねぎとにんじんは薄く切ります。長なすは1㎝位の厚みに切ります。にんにくはみじん切りにします。
※玉ねぎとにんじんは、熱が通りやすいよう薄く切って炒めます。
2. フライパンにバター、にんにく、玉ねぎ、にんじんを入れて中火で炒めます。玉ねぎに透明感が出てきたら、
牛こま肉を入れて炒めます。
牛こま肉の色が変わったら、
水650ml、はちみつと長なすを入れます。
3. 沸騰したら火を消し、カレールウを入れて溶かします。
カレールウが溶けたら再び火にかけ、沸騰したらとろ火にします。
時々混ぜながら10分煮たらできあがりです。食べるときは、カレーをかけるごはんに乾燥パセリを振りかけると見た目も香りもワンランクアップします。
牛こまをバターで炒めると、高級和牛の香りに!?
フライパンで炒めて作るだけ「お手軽炒めカレー」の完成です。簡単に作っていますが、なかなかおいしい! 牛肉を使ったカレーは、炒め油の代わりにバターを使い、にんにく、少しの甘みになるはちみつか砂糖を入れることでとてもおいしくなります。じつは、牛肉のなかでもとくに値の張る和牛の香り成分と、バターの香り成分って似ているんです。そのため、お手頃な牛こまを使ったビーフカレーでも、肉をバターで炒めて作ることで香りが断然よくなり、おいしくなるんです。
カレーを激辛、激ウマにする身近な調味料は何か?
では、このカレーをお好みの辛さに調節してみましょう。今回試してみた調味料がこちらです。
左上から時計回りに、「黒こしょう」「ラー油」「ガラムマサラ(もしくはカレーパウダー)」「一味唐辛子」。
まず、「黒こしょう」はたっぷり振りかけると、スパイシーで爽やかな辛味が加わります。「ラー油」もたくさんかけると、辛味にごま油の風味が加わって味が深まります。
「ガラムマサラ」。インドの混合調味料で、辛さとスパイシーさを加えることができます。スーパーでも普通に手に入りますよ。
「一味唐辛子」はストレートな辛さ、たっぷりかけると体中が温まり、頭から汗をかくような辛さに!
今回の牛こま肉を使ったカレーの場合、一番おすすめなのは「一味唐辛子」です。思い切ってたっぷり振りかけると、本場のカレーのような辛味になります。しかも雑味が少なく、もとのカレーパウダーやカレールーにも含まれる調味料なので、カレーの風味そのままに辛くできるのが良いところです。
同じような辛味がラー油でも出ますが、ごま油の風味も加わるので、カレーの風味がかなり変わります。これはこれでおいしいので、それぞれの調味料をひとさじごとにふりかけ、風味の変化を楽しむのもおすすめです。
気になる調味料はありましたか? まずは家にある調味料で、自分好みの激辛カレーにアレンジしてください。