こんにちは~筋肉料理人です!
先週に続き、ビールがいけるきゅうりの簡単漬け物シリーズ、
今回は「アンチョビ」を使います。
アンチョビは、カタクチイワシの塩漬けをオイルに漬けたものです。
発酵したイワシの旨味と強い塩気で、パスタの味付けなどによく使われますね。以前はちょっと高級な食材ってイメージでしたが、今では100円ショップでも買えるようになり、使いやすくなりました。今日は、たたききゅうりをアンチョビベースのタレで簡単漬け物にします。
筋肉料理人の「たたききゅうりのアンチョビ漬け」
【材料】1人分
- きゅうり 1本
- ミニトマト 2個
- アンチョビ 2枚前後(6g)
- レモン果汁 大さじ1/2
- おろしにんにく、砂糖 各小さじ1/4
- 黒こしょう 適宜
作り方
1. アンチョビとレモン果汁、砂糖、おろしにんにくをすり鉢に入れ、
すりこ木ですりおろしながら混ぜます。
すり鉢は100円ショップのもので大丈夫です。すり鉢がない場合は、包丁で細かく、ペースト状になるまで切ってから他の材料と混ぜます。
2. きゅうりはヘタを切り取ります。まな板にのせ、すりこ木、瓶の底等で叩いてヒビを入れます。
きゅうりを回しながら叩くといいです。
きゅうりにヒビが入ったら、手で粗く割きます。
3. 1のすり鉢に叩いて割いたきゅうりを入れて混ぜます。冷蔵庫に入れ、5分に一度程度取り出して混ぜながら、15分くらい漬け込みます。
4. ミニトマトを縦4等分に切り、漬け込んだきゅうりと一緒に盛り付けます。黒こしょうをふって出来上がりです。
短い時間で味が染みる理由は?
「たたききゅうりのアンチョビ漬け」の完成です! にんにくとレモンの風味が入ったきゅうりは、カリカリの食感にアンチョビの旨味と塩気が染み込んで美味しく、ビールがイケる味です。
短時間で味が染みるのはきゅうりを叩いたからです。叩かれたきゅうりは組織が壊されて味が入りやすくなります。
それから、ちょっと気に入ったのが「冷しゃぶ巻き」。
豚の薄切り肉(1人分100gあれば十分でしょう)を熱湯に通して熱を入れ、これを室温の水で冷ましたもので、きゅうりのアンチョビ漬け、ミニトマトを巻き、
お好みでゴマドレッシング(市販品)につけていただきます。旨味のあるカリカリのたたききゅうりが、あっさりした食べ口でボリュームアップできますよ。
たたききゅうりのアンチョビ漬けとサラダチキンで「冷製パスタ」
アンチョビといえばイタリアン、ということで、このきゅうりの漬け物はパスタアレンジも美味しかったです。
【材料】1人分
- たたききゅうりのアンチョビ漬け 1人分(きゅうり1本分)
- サラダチキン 1/2枚(50g)
- スパゲッティ(細めのもの) 100g
- 鶏ガラスープの素 小さじ1/2
- オリーブオイル 小さじ1
(A)
- 麺つゆ(3倍濃縮)、酢、オリーブオイル 各大さじ1
- 砂糖 小さじ1/4
- 黒こしょう 適宜
作り方
1. スパゲッティをたっぷりの湯で茹で、ザルにあげて冷水で冷まし、水気を切ります。
2. 水気が切れたらボウルに入れ、オリーブオイル小さじ1、
3. 鶏ガラスープの素小さじ1/2をまぶします。
こうすることでスパゲッティに下味が入り、ほぐれが良くなります。
4. サラダチキンは細く切ります。
5. (A)を混ぜ合わせてドレッシングを作ります。
6. 3のパスタ、たたききゅうりのアンチョビ漬け、サラダチキンを和えて皿に盛り、5のドレッシングをかけたらできあがりです。
たたききゅうりのアンチョビ漬けの旨味と食感、サラダチキンがパスタと絶妙に絡み合います。この組み合わせだと、冷やしたワインや日本酒も合いそうです。
冷たいパスタを美味しく作るポイントは、パスタを冷ました後、下味を入れること。今回は鶏ガラスープの素を使いましたが、コンソメ顆粒、昆布出汁の素でも旨味が入ります。それと、細めのパスタで作ったほうが冷製パスタには合いますね。
そのまま食べても、冷しゃぶと合わせても、パスタにしても美味しいたたききゅうりのアンチョビ漬けです。手軽に作れますので、秋の夜長のおつまみにお試しください。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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企画協力:フーディストノート
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