とろウマ「長ねぎとオイルサーディンのアヒージョ」で、師走の忙しさを一瞬忘れたい【筋肉料理人】

f:id:kinniku39:20191217104003j:plain

こんにちは~筋肉料理人です! 寒くなると長ねぎが甘く、柔らかくなって美味しくなります。しかも旬野菜はお値段も安くなるのが嬉しいところ。今日は、その長ねぎとオイルサーディンで「アヒージョ」を作ります。

長ねぎとオイルサーディン、どちらもオリーブオイルと相性がよく、味付けにしょう油を使うことでビールがいける料理になりますよ。アヒージョはカスエラという土鍋に入れて調理されますが、今回は100円ショップで買った、300円のスキレットで作ります。重さのあるスキレットは保温性がよく、アヒージョの容器に使いやすいんです。

 

筋肉料理人の「長ねぎとオイルサーディンのアヒージョ」

【材料】1~2人分

  • オイルサーディン 1缶
  • 長ねぎ 1本
  • マッシュルーム 5~6個
  • ミニトマト 3個
  • にんにく 1かけ
  • タカノツメ 1本
  • オリーブオイル 1/2カップ(100ml)

(A)

  • しょう油、日本酒 各小さじ2

 

作り方

f:id:kinniku39:20191217104123j:plain

1. 長ねぎは4~5cmのぶつ切りにします。マッシュルーム、ミニトマトは半分に切り、にんにくは薄切りにしておきます。

 

f:id:kinniku39:20191217104130j:plain

ねぎの緑の葉の部分は、10cmくらい細く刻んでおきましょう。

 

2. タカノツメはヘタを切り取って種を捨て、キッチンハサミで小口切りにします。(A)は混ぜ合わせておきます。

 

f:id:kinniku39:20191217104146j:plain

3. スキレットに少量のオリーブオイル(分量外)を入れ、弱めの中火にかけたら、長ねぎを入れて焼き目をつけます。

焼き目をつけることで長ねぎに香ばしさを入れます。

 

f:id:kinniku39:20191217104156j:plain

4. 焼き目がついたら、マッシュルームを加えてひと混ぜし、合わせておいた(A)の2/3を回しかけます。

長ねぎとマッシュルームに下味を入れ、しょう油を軽く焦がすことで旨味と風味が増します。

 

f:id:kinniku39:20191217104206j:plain

5. オリーブオイルを注ぎ、

 

f:id:kinniku39:20191217104212j:plain

オイルサーディンをオイルごと入れ、にんにく、タカノツメ、ミニトマトも加えます。

 

6. 再沸騰したら、刻んだ長ねぎの葉をちらし、(A)の残りをかけてできあがりです。

 

長ねぎの甘さと、マッシュルームのうま味が絶品

f:id:kinniku39:20191217104019j:plain

焼き目をつけ、オリーブオイルで煮た長ねぎはとろりと甘く、焼き目の香ばしさもあって美味しいです。そしてオイルサーディンがこれに良く合います。

長ねぎ、オイルサーディン、どちらもしょう油と相性がいいので、相乗効果で美味しかったです。もう1つ、アヒージョで美味しいのはマッシュルームです。マッシュルーム自体のうま味が強く、オイルとも相性がよく、さらに他の食材のうま味を吸うので絶品ですよ。

 

アヒージョはそのまま食べるのも美味しいですが、パンにのせて食べるのもおすすめです。

 

f:id:kinniku39:20191217104137j:plain

食パンを4等分して、トースターでこんがりと焼いたら、

 

f:id:kinniku39:20191217104035j:plain

ねぎやオイルサーディンをすくってのせ、オイルをかけていただきます。こうやって食べるとボリュームが出るのも嬉しいところです。私的にパンはバゲットより食パンをトーストするのが好きですね。

 

余ったオイルで「長ねぎの葉のペペロンチーノ」

f:id:kinniku39:20191217104248j:plain

お酒が進むアヒージョですが、オイルが余ります。もったいなので、余った長ねぎの葉も使って「ペペロンチーノ」を作ってみましょう。

 

【材料】1人分

  • ベーコン 1枚
  • パスタ 100g
  • 長ねぎの葉 適宜
  • マッシュルーム 2~3個
  • ミニトマト 2個
  • にんにく 1/2かけ
  • タカノツメ 1/2本
  • 塩、昆布出汁の素 適宜
  • アヒージョの残ったオイル 大さじ1と1/2

 

作り方

1. ベーコンは1cm位の幅に切ります。長ねぎの葉は細かく刻みます。ミニトマトは4つに切ります。にんにくは薄切り、タカノツメは小口切りにしておきます。

 

f:id:kinniku39:20191217104313j:plain

2. 鍋に1リットルの水(分量外)を入れて沸騰させます。塩大さじ1くらい、昆布出汁の素小さじ1/2くらいを入れ、パスタをパッケージの時間茹でます。

ペペロンチーノを作る時は塩を少し強めにしましょう。昆布出汁の素、もしくはコンソメの素を入れることでパスタにうま味が入ります。

 

f:id:kinniku39:20191217104322j:plain

3. フライパンにベーコン、にんにく、タカノツメ、アヒージョの残ったオイルを入れて中火で炒めます。にんにくが色づいてきたらマッシュルームを加えて炒め、ミニトマト、2のパスタの茹で汁大さじ2を入れて沸騰させます。

 

f:id:kinniku39:20191217104329j:plain

4. 茹で上がったパスタを3のフライパンに入れ、長ねぎの葉をふりかけます。オイルと具材を絡めたら皿に盛り付けてできあがり。

 

f:id:kinniku39:20191217104254j:plain

長ねぎの葉と残ったオイルで作る「ペペロンチーノ」の完成です! アヒージョの残ったオイル自体に風味があるので、美味しいペペロンチーノになりますよ。長ねぎの葉は辛味があって、薬味に適した部分。これを多めに入れることで、ねぎの風味が効きます。そして、加熱することで甘みも出ます。

 

f:id:kinniku39:20191217104011j:plain

長ねぎが美味しく、お安いこの季節。何かと忙しい師走ですが、アヒージョと美味しいお酒をご褒美に乗り切りたいですね。

 

作った人:筋肉料理人 藤吉和男

筋肉料理人 藤吉和男

料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。

過去記事も読む

企画協力:フーディストノート

フーディストノート

“暮らしを彩るレシピとアイデア”をコンセプトに、 フーディスト®と共創するメディア&コミュニティ。毎日の食卓に大活躍の料理レシピ、食を楽しむアイデアやトレンド、キッチン収納や調理グッズのコラムなど料理・食と暮らしにまつわる情報が満載。
※2025年4月より「レシピブログ」から「フーディストノート」へリニューアルしました

トップに戻る