みなさんこんにちは、メシ通編集部です。
今年ももう12月……仕事に忘年会にと忙しい季節になってきました。こんな忙しい時季だからこそ、心の休息に美味しいご飯を忘れずに。これさえ読めば『メシ通』で話題になった記事が分かる、2019年11月のランキングです!ヽ(´ー`)ノ
11月はいつもと違い、地方発の記事がたくさん読まれました。みなさんの、心の琴線に最も触れた記事はどれだったでしょうか。では、さっそく一緒に振り返ってみましょう~。
※集計期間:2019年10月21日~2019年11月20日に公開した記事が対象
※基準:各ソーシャルメディアのカウント数へ独自の重み付けを行い集計
第1位:50万円で山を購入、ひとりで開墾して蕎麦店を作った男【景色と一緒に食べる蕎麦】
46歳から山の開拓を開始、すい臓がんにかかりながらも乗り越え、蕎麦店を作った鹿児島県の蕎麦店オーナー宮上さんの記事が11月度の1位に。地方の記事はなかなかランキング上位に入りにくいのですが、メシ通過去最高の地方発ヒット記事になりました。
第2位:「回転レストラン」を知っていますか?【存続危機でも、今なお回り続ける楽園へ】
減少の一途をたどり、今では見ることも少なくなった回転レストラン。神戸にある日本でも数少ない回転レストランを、辰井裕紀さんが取材しています。実は電気で動かしているので、メンテナンス費や電気代も結構かかっているんだとか。
第3位:僕たちはまだ「本物のししゃも」を知らない
普段私たちが食べているししゃもは「カペリン」と言われるものがほとんどで、学術的、生態的にもししゃもと違うものなんだとか。ライターの鷲谷さんがししゃも解禁のタイミングを狙い、北海道鵡川に行ってきました。SHISHAMOというバンドとの交流もあったなんて。
第4位:博多・長浜・久留米ラーメンの違いはどこにある?とんこつ80年の歴史を紐解くと驚きの連続だった
博多ラーメンはもともと澄んだスープ。長浜ラーメンが替玉の発祥。久留米ラーメンはもともとはあっさりだったなんて……驚きの歴史がこの記事を見ればわかります。この記事の作者、大塚拓馬さんが書いた福岡うどんの記事も合わせて読んでみると面白いと思います。
第5位:東京にも「個人コンビニ」がまだあった!生き残りの秘訣はお弁当!?
東京の三鷹にある個人コンビニ店「PAL」。オーナーで店長の井口さんは、お弁当や店内で提供するランチメニューの調理までやっているんだとか。「安さで勝負してもかなわない」と様々な戦略を打ち出しています。春の限定メニュー、三鷹にある母の実家のタケノコを使ったタケノコごはんが気になります。
第6位:【常夜鍋トライアル】毎日、鍋にしても飽きないで食べるための方法を探ってみた
寒いので、鍋が美味い季節になってきました。「さすがに毎日は……」と思う人がほとんどだとは思いますが、ナカムラミツノリさんが「常夜鍋」に1週間チャレンジし、どれが一番飽きない味かを体を張ってレポートしています。
第7位:自宅の扇風機でジャーキーをつくってみた【晩酌天国】
続いてもナカムラミツノリさんの記事がランクイン。実は中の人が共通の知人を通して焼肉店でナカムラさんに会い、その際に話して思いついたのがこの企画でした。記事にも書かれていますが、ビーフジャーキーは扇風機で乾かすだけでなく、オーブンなどで十分加熱してから食べてください。
第8位:フライパン1つで終わる「オニオングラタンスープ風スパゲティ」。寒くなると店のまかないでよく作るやつです【ヤスナリオ】
ヤスナリオさんの店のまかないシリーズ、「オニオングラタンスープ風スパゲティ」がランクイン。冬らしいメニューで、身体も温まりそうですね。こたつに入りながら、家で食べるといいでしょう。
第9位:あえてカシワ=老鶏を使う「笠岡ラーメン」に全国のラヲタが熱い視線を送る理由
編集Tが去年東京で食べた笠岡ラーメンに感動し、瀬戸内地域のライター、アサノヨウスケさんに取材を依頼した記事です。全国的にも珍しい老鶏を使ったラーメンは、この地域独特のもの。笠岡商工会議所のラーメン好きな高橋さんの熱量にも注目です。
www.hotpepper.jp
第10位:魚屋さん直伝「ホッケの干物のオイル漬け」が、簡単だし日持ちもするし酒の肴に最高すぎた【魚屋三代目
焼いた干物をオイルに漬けたら、間違いなく美味しそう。魚屋三代目さんのレシピです。記事内では、花椒を入れたバージョンも紹介されていますが、これも美味しそうですね。
編集部おすすめ記事
さて、ここからは、残念ながらランキングには入らなかったけど、これはぜひ読んでほしい! というメシ通編集部おすすめ記事10選です。
ライター、土井大輔さんのメシ通デビュー記事です。「~は飲み物」といった店名を付ける「株式会社のみもの」の代表・壬生さんにインタビューをしています。「カレーは飲み物」という店名は、約30年前にある人が発した言葉が元になっているんだとか。
ライター、シェフケンゴさんのメシ通デビュー記事です。 パキスタンカレー好きの間で話題になることが多い、富山県の「イミズスタン」こと射水市。この市にある寿司店の居ぬきパキスタン料理店を取材しています。インタビュイーのナスルラさんの「長時間煮込むのでガス代はかかってしまうけど、肉はチキンを使うから材料費があまりかからない」といった、正直すぎるコメントにも注目です。
編集会議でも「これは食べてみたい!」という声が多かった『ラーメン屋ジョン』の無化調ラーメン。東十条の名店『麺処ほん田』で修業したベトナム人店主の作る一杯は、6種類の煮干しを使ったこだわりの味に仕上がっています。
この鍋は寒い季節にもピッタリ。日本では珍しい雲南料理のお店を取材しています。この鍋を使って5~6時間煮込むと、具材と蒸気だけで、魔法のように料理ができるんだとか。
強火で手早くモヤシを炒めたシャキシャキの食感、トロトロの餡など、なかなか家では作ることが難しそうな「モヤシソバ」。麺を食べ終わったら、ごはんを入れても美味しいんだとか。記事内の漫画に使われる擬音にも注目です。
広島県呉市の老舗食堂『ポパイ』。昭和50年代に近隣の学生さんの要望で生まれたという看板メニューの「肉玉ライス」は、見た目は親しみやすいB級グルメですが、具材を鉄板で炒めたり、地元のソースを使ったりと細部にもこだわった一品です。
フライパンで炊き込みご飯を作るなんて発想はありませんでしたが、これはなかなか美味しそう。バター、サバ、ガーリック、ごはん…… これは鉄板でしょう。
低温調理したタルタルを扱う専門店をライターの松子さんが取材しています。タルタル料理を作る際「もともとある料理を一度崩して、オリジナルで再構築する」というコンセプトで作っているんだそうです。
ブロガー同士で飲んでいるうちにバーが作りたくなって、本当にオープンしたというこのお店。日中はコワーキングスペースとして営業しているんだとか。「ツイ廃」「炎上うめサワー」などネット関係者ならくすっとしてしまうメニューにも注目です。
たまねぎが他社よりも多めに入っているというオタフクソース社のトマトケチャップ。これを使ってナポリタンを作ると、他にはない味に仕上がるんだそうです。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。
『メシ通』は、これからもいろいろなグルメ情報をお届けしていきますのでご期待ください。
また、「こんな企画やって!」「このお店取材して欲しい」「あそこ面白いから行ってみて!」など、ネタのご提供・たれこみはいつでもウェルカムですので、下記のTwitterやFacebookページにぜひお寄せください。
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寒くなりましたが、今年はインフルエンザも例年より早く流行っているので、年末に向けて十分気を付けてください。ではまた、来月の「月間記事ランキング」をお楽しみに!