
みなさんこんにちは! ベトナムとアジア料理研究家のKi Yamamotoです。
アジアめしでタンパク質を気軽に美味しく摂りたい! そこで今回は、厚揚げをメインに、枝豆、ブロッコリーなどタンパク質を含む具材を使ったガパオライスのレシピを紹介します。
ひき肉の代わりに厚揚げを使うので重たくなく、それでいて食べごたえはバッチリですよ。
バジルは、ここではホーリーバジルではなくスーパーなどでも買えるスイートバジルを使いました。風味は少し変わりますが大葉でも代用できるので、手に入るもので作ってみてくださいね。
Ki Yamamotoの「つぶし厚揚げガパオライス」
【材料】(1人分)
- 厚揚げ 1/2丁(80g)
- ブロッコリー 50g
- 冷凍枝豆(解凍してさやから取り出す) 20粒ほど
- ミニトマト 2個
- にんにく 1かけ
- 鷹の爪 1本
- 温かいご飯 1人分
- 卵 1個
- バジル(今回はスイートバジル) 15枚ほど
- サラダ油 小さじ2+大さじ2(目玉焼き用)
(A)
- 水 大さじ2
- ナンプラー 小さじ2
- オイスターソース 小さじ2
- 砂糖 小さじ1
作り方

1. 厚揚げは包丁の腹を使って押しつぶしてから、

1cm角くらいに切ります。
厚揚げはこうしてつぶすと味のなじみがよくなります。

2. ミニトマトは4等分に切ります。ブロッコリーは小さくひと口大に切ります。にんにくはみじん切りに、鷹の爪は種を取って小口切りにします。バジルはサッと洗っておきます。

3. フライパンに小さじ2のサラダ油を入れ、にんにく、鷹の爪を入れたら弱火で香りが立つまで炒めます。

4. ブロッコリー、枝豆、ミニトマト、厚揚げを入れたら中火にして、2分ほど混ぜながら炒めます。
炒めながらミニトマトをつぶすと、トマトのうま味が溶け出してより美味しくなりますよ。

5. 全体に油がまわったら、(A)を入れて混ぜ、中火で全体がフツフツするまで30秒ほど加熱します。

6. 火を止めてバジルを加えたら、混ぜ合わせ、器にご飯と共に盛り付けます。
7. フライパンを一度洗い、トッピングの目玉焼きを焼きます。大さじ2のサラダ油を入れ、中火で油がサラッと流れるくらいに加熱したら卵を割り入れます。卵にスプーンなどで油をかけながら、タイの目玉焼きカイダウ風に白身をカリッと焼きます。

8. 6に目玉焼きをのせて完成です。
ナンプラーとオイスターソースの力強い味わいがご飯に合う!

うま味の強いナンプラーとオイスターソースを吸ったジューシーな厚揚げがご飯に合う! ブロッコリーと枝豆の食感に、ガツンと効いたにんにくの風味と鷹の爪の辛み、バジルの香りもインパクトがあって、肉なしでも大満足のガパオライスが食べられますよ。

目玉焼きを崩して一緒に食べると、香ばしい風味と黄身の濃厚なコクもプラスされてさらに美味しいです。カリッと焼いた目玉焼きをのっけるだけで本場感が増しますね。

ちなみに、ガパオライスに添えているのは、残ったブロッコリーの茎で作った「ナンプラー和え」です。

ブロッコリーの茎のまわりのかたい皮を包丁で切り落としたら、中のやわらかい部分を薄切りにしてサッと茹で、ナンプラー小さじ1とレモン汁少々をよくもみ込んで冷ますだけ。

あっさりした味でコリコリした食感が楽しく、箸休めやおつまみにめちゃくちゃウマいです。こちらもぜひ!
つぶした厚揚げで作るガパオライス。今回は枝豆やブロッコリーを使いましたが、玉ねぎやピーマン、他にも冷蔵庫のあまり野菜を細かく刻んで入れてもできるので、ナンプラーとオイスターで気軽に作ってみてください。それではまた次の記事で会いましょう!
作った人:キー山本

ベトナム料理人。ベトナム屋台料理のキッチンカー「URIと台所。」の店主も務める。調理師免許を取得後、都内の高級中国料理店で修行。その後、ベトナム人の妻URIちゃんとの出会いをきっかけに二人で一緒にベトナム料理を学ぶ。家でできるアジアご飯をテーマに、アジア各国の美味しいもののレシピや調味料、食文化に関する情報などを発信中。好物は麺類全般。
- ブログ:URIと台所。
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企画協力:フーディストノート

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