調理しやすくて、冬の家メシにぴったりの白菜は、あっさり野菜と思いきや、じつはうま味の宝庫！ 昆布と同じグルタミン酸をたっぷり含んでいます。煮ても、炒めても、漬けても、噛むほどにうま味を感じるポテンシャル食材なんです。
そこで今回は、『メシ通』で紹介してきた「絶品白菜レシピ」を集めました。ガッツリ丼からドライカレー、ピェンロー風うどん、スパイスを効かせた漬け物まで、簡単でうま味たっぷりのものばかりラインナップ。どれも間違いなしの美味しさ、これは冬の保存版ですよ！
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01:グルタミン酸のうま味のある白菜山盛り「白菜にんにくみそ豚バラ丼」の満腹レシピ
うま味たっぷりの豚バラ肉とにんにくを濃いめの味付けで炒めて、丼メシをかきこむ幸せ……。こちらのレシピは、そんな豚バラ丼に旬の白菜をたっぷり入れて、辛みを効かせたみそだれで食べる「白菜にんにくみそ豚バラ丼」です。
白菜、豚バラ肉をみそだれで炒め煮にすれば、それぞれのうま味があわさって激ウマ！ にんにくのパンチ、鷹の爪の辛みも効いていて、ビールを飲みながら食べるのも最高ですよ。ボリュームも満点で、白菜の消費にもおすすめです。
02:安い白菜をフライパンで炒めて「ドライカレー」にするスピードレシピ
淡白な味わいの白菜は、洋風の濃いめの味付けで食べてもウマい！ ということでこちらは、煮込まずサッとできる白菜のドライカレーのスピードレシピ。合いびき肉と白菜、ニラを炒めて、味付けはカレー粉、中濃ソース、トマトケチャップの3つでOKです。
炒めて甘みを引き出した白菜が、香ばしく炒めた合いびき肉と相性抜群！ ニラの香りとスパイシーなカレーの風味、白菜の適度に残ったシャキシャキ食感で白メシがガンガンすすみますよ。
弱火でよく炒めて、白菜の水分をしっかり飛ばすのが美味しく仕上げるポイント。ラー油やごま油をかけて中華っぽく味変するのもおすすめなんです。
03:鶏むね肉と鍋用カット野菜、ごま油でピェンロー感ある「うま塩うどん」
クタクタに煮えた白菜と、しっとりやわらか、たんぱく質たっぷりの鶏むね肉を、うどんと一緒にべらぼうにウマいスープで美味しく食べる！ 冷凍うどんを使ったお手軽1人メシ、中華風鍋のピェンローっぽい「鶏むね肉と白菜のうま塩うどん」です。
ピェンローは、うま味の強い白菜と干ししいたけを豚バラ肉とじっくり煮込み、塩とごま油で味付けするのが一般的。それを、皮付きの鶏むね肉とえのき茸、白菜入りの鍋用のカット野菜ミックスで、作りやすくてコスパもいい、もちろんうま味抜群の煮込みうどんにアレンジしました。
温まりたい冬の晩メシとしてもおすすめ！ うどんなしで煮込み料理としても楽しめますよ。
04:鍋用のカット野菜×フライパンで「白菜とソーセージのガーリックオイル蒸し」のレシピ
時短＆簡単に野菜をたっぷり食べたいときにぴったり！ 白菜入りの鍋用カット野菜ですぐできるのが「白菜とソーセージのガーリックオイル蒸し」。
フライパンにオリーブオイル、にんにく、鷹の爪を入れて香りを立たせ、カット野菜と水少量、塩を加えてフタをして蒸すだけ。蒸すことで白菜の甘みがぐっと引き出され、ソーセージのうま味も溶け込んだ一品は、お酒のおともにもぴったりです。
にんにくと鷹の爪でペペロンチーノのような風味もあるので、茹でたパスタと和えれば野菜、たんぱく源のお肉、主食を一度に食べられるひと皿にもアレンジできますよ。
05:フライパンに肉、野菜、にんにくを重ねればいい「豚バラ白菜の塩もつ鍋風 汁かけご飯」
材料をフライパンに重ねたら、火にかけるだけで完成。九州生まれ九州育ちの料理家Ｙｕｕさんに教えてもらったのは「豚バラ白菜の塩もつ鍋風 汁かけご飯」のレシピ。博多名物もつ鍋の塩味バージョン「塩もつ鍋」を作りやすくアレンジした一品です。
もつのかわりに調理しやすい豚バラ薄切り肉を使い、にんにく、白菜、ニラも入れて、塩もつ鍋風味の汁かけご飯に。フライパンに重ねて煮ることで、白菜にはスープがしみ込み、豚バラはやわらかく仕上がります！
素材のうま味が溶け出したスープが最高に美味しく、肉も野菜もご飯もモリモリいけます。にんにくとニラのパンチも効いていて、一杯やりながら食べるのにもぴったりですよ。
06:袋麺のスープで野菜を山盛り食べられる「みそ豚鍋」をしてラーメンでシメる幸せ
料理と筋トレをこよなく愛する筋肉料理人さんに教えてもらったのは、忙しい日にぴったり、簡単＆ガッツリ、野菜もしっかり摂れちゃうレシピ。買い置きしてあるインスタントラーメンを使った間違いない美味しさの1人鍋「みそ豚鍋」です。
あれこれ調味料をそろえる手間もなく、市販の鍋の素も出番なし。豚バラ肉、白菜、ニラ、豆腐を市販のみそラーメンのスープで煮れば、白菜とニラに豚バラ肉の脂の甘みとうま味、みそラーメンのスープがしみて激ウマです！
最後は残しておいた麺を投入して、肉と野菜のうま味たっぷりのスープで食べるみそラーメンでシメ。ラーメン1袋で二度楽しめますよ。
07:白菜とチューブ入りのわさびで「わさびしょうゆスパゲッティ」元イタリアン料理人のまかないレシピ
元イタリアン料理人のパパイズムさんが紹介する白菜レシピは、チューブ入りのわさびを使った和風のパスタ。手頃な豚こま切れ肉と白菜を使ったソースに、チューブ入りわさびを溶かしてコスパよく仕上げます。
イタリアンでわさび？ と思うかもしれませんが、わさびを使ったピザもあるそうで、パパイズムさんの現役時代はお店にも常備していたとか。
ソースをたっぷり吸いこんだシャキシャキ食感の白菜は食べごたえ抜群！ わさびの辛みは揮発性が高いのでいい具合に抜けて、鼻に抜けるわさびの香りがやみつきになりますよ。
08:超簡単漬け物「コリアンダー白菜漬け」と「クミン白菜漬け」はチャーハンにしてもウマい
休日メシが楽しくなるレシピを生み出すオトコ中村さんのおすすめは、ちょっと変わり種の「コリアンダー白菜漬け」と「クミン白菜漬け」。作り方は簡単、塩と七味唐辛子で漬けた白菜にスパイスを足すだけです。
スパイス×漬け物はインド料理などでおなじみの「アチャール」を思い浮かべる方も多いのでは。アチャールはスパイスの他に油を使うこともありますが、こちらはシンプルな白菜漬けにスパイスを足すだけ。さっぱりと食べられますよ。刻んでチャーハンの具にしてもウマいんです！
コリアンダー、クミン以外にもお好みのスパイスで、分量もお好みでOKです。白菜の美味しい時期に、お好きな風味で漬けてみてください！
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ちょっと地味に見えなくもない白菜ですが、うま味があって、どんな味付けにもよくなじむ万能野菜。冬の家メシで大活躍すること間違いなしです。
今回ご紹介した8品はどれも簡単に作れて、うま味もしっかり楽しめるものばかり。ぜひ順番に作って、お腹も心も満たしちゃってください！
企画協力：フーディストノート
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