他にも「ズッキーニ」のおいしい食べ方を知っていたら教えて欲しい【万能夏野菜】

「野菜界の万能選手」と言われるズッキーニ。さまざまな料理法がありますが、まだまだその調理法は知られていないのではないでしょうか。今回は、ちょっと意外で、かつおいしいズッキーニのレシピをいくつかご紹介したいと思います。

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ズッキーニって、ものすごくおいしいと思うのです

皆さんは、夏野菜といえば何を思い浮かべますか?

トマトやナス、キュウリにオクラなどが代表的なところでしょうか。近年ではそのラインナップの中に、この名前が並ぶことが増えています。

 

それは……「ズッキーニ」!!!

 

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フランスやイタリアなどでは古い時代から料理に使われており、一般家庭でも馴染みのある夏野菜・ズッキーニ。

だいぶ一般的にはなってきましたが、まだまだ「いまいちどうやって使ったらいいのかわからない」と感じている人も多いようです。

今回は、そんなズッキーニのおいしいレシピをいくつかご紹介。

 

  • まずは基本の「ラタトゥイユ」から
  • たたいて寝かせて混ぜるだけ!「たたきズッキーニ」
  • 和食とも相性抜群!「ズッキーニのお味噌汁」
  • たまにはちょっとオシャレに……「ズッキーニのディップ」
  • 1時間ただひたすら焼くだけ……「焼きズッキーニ」

 

そこでまずは、ズッキーニの代表格レシピである、ラタトゥイユの作り方を紹介します。

 

まずは基本の「ラタトゥイユ」から

【材料】(2人分)

  • ズッキーニ 1本
  • ナス 1本
  • 玉ねぎ 1/2個
  • にんにく 1かけら
  • コンソメスープの素(顆粒タイプ) 小さじ1
  • 塩 適量
  • オリーブオイル 大さじ2
  • カットトマト缶 1缶(約400g)
  • コショウ 少々

 

【作り方】

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まずは、ズッキーニ、ナス、玉ねぎを1cm幅の半月切りにします。

 

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みじん切りにしたにんにくをオリーブオイルで炒め、香りが出てきたら玉ねぎも炒めます。色が透き通ってきたら、そこにナスを加えます。ナスにも火が通ったら、ズッキーニも入れて炒めます。

 

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ズッキーニに軽く火が通ったら、トマト缶、コンソメスープの素、塩、コショウを入れて5分間煮込めば出来上がりです。

 

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見栄え良くするために、仕上げにパセリパウダー(分量外)をパラパラと。

ズッキーニとナス、見た目の似ている野菜ではありますが、こうして合わせてみると意外と違いがはっきりわかって面白い。

ナスはしんなりして味がしっかり浸み込んだクタクタ具合がおいしい一方、ズッキーニはシャキシャキとした食感が楽しくて◎ですね。

 

横文字メニューのせいか、難しいと思われがちなラタトゥイユなのですが、実はかなり手順はシンプル。

野菜もレシピ通りにする必要はなく、その日に余っているものを使ってしまってOKです。

冷やしても温めてもおいしく、常備菜にもぴったりです。ズッキーニの使い方に困った時は、まずこちらにチャレンジしてみるのがお勧めです。

 

さてここからは、ズッキーニの使い勝手の良さがわかる、ちょっと意外な「超お手軽レシピ」の数々を紹介します!

 

たたいて寝かせて混ぜるだけ!「たたきズッキーニ」

【材料】(2人前)

  • ズッキーニ 1本
  • 青じそ 5枚
  • 梅干し(種を取り除いておく) 2個
  • オリーブオイル 大さじ2
  • しょう油 小さじ2
  • 塩 適量

 

【作り方】

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続いては、たたきキュウリならぬたたきズッキーニ!

たたきやすいように半分に切ったズッキーニを片手で押さえながら、すりこぎなどの棒で……。

 

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たたくべし! たたくべし! たたくべし!

ズッキーニにひびが入ったら、手でほぐしていきましょう。

 

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ビニール袋の中にズッキーニを入れて塩をふり、10分ほど寝かせます。

 

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みじん切りにした青じそ、梅干し、オリーブオイル、しょう油とズッキーニを混ぜ合わせれば出来上がり!

見た目はもう、たたきキュウリそのものといった感じですが、味の方ははたして……!?

 

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おっ? コレはいいですぞ!!

梅じそのさっぱりした風味とズッキーニの淡泊な味が見事にマッチ。キュウリよりも食感が少々柔らかいので、お年寄りの方でも安心して食べられると思います。

夏らしさ全開の小鉢として、酒の肴にもぴったりではないかと。

 

和食とも相性抜群!「ズッキーニのお味噌汁」

【材料】(3人前)

  • ズッキーニ 1/2本
  • 油揚げ 1/2枚
  • だし汁 約500ml
  • 味噌 大さじ2.5
  • 油 適量

 

【作り方】

f:id:kyan__tama:20210818172742j:plain鍋に油をひいたら、半月切りにしたズッキーニを軽く炒めます。ズッキーニはナスと同様に油との相性が良いので、この工程はマストでお願いします。

 

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ある程度ズッキーニを炒めて火が通ったら、だし汁、油揚げを入れます。

だし汁が沸騰したら1分後にいったん火を止めます。

そこに味噌を溶き入れ、もう一度火にかけて温まったら出来上がり。

 

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……これ、パッと見だとお味噌汁にキュウリのぬか漬けを入れたみたいですよね。

ズッキーニという食べ物を知らなければ「塩分摂取過多になるわ!」とツッコんでしまうかもしれません。

しかし、ズッキーニがナス似の野菜ということを思い出せば、抵抗感はなくなるかと思います。

で、実際そのお味は?

 

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えっ、ナニコレ。うまっ!!!!

シンプルにおいしいお味噌汁です。

ズッキーニと味噌がこんなにも合うだなんて、ちょっとビックリするくらい。トロっとしつつも食感は軽く残ったズッキーニ、お味噌汁の具として優秀すぎますね。

日々のお味噌汁ローテーションの中に組み込んでも良いレベルで、和の食卓にも馴染んでくれると思います。

 

たまにはちょっとオシャレに……「ズッキーニのディップ」

【材料】(4人前)

  • ズッキーニ 1本
  • にんにく 1かけら
  • 塩 少々
  • 粉チーズ 適量
  • オリーブオイル 適量
  • 黒コショウ 適量
  • クラッカー お好きなだけ

 

【作り方】

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みじん切りにしたにんにくと、1cmほどの輪切りにしたズッキーニをオリーブオイルで炒めます。

火が通って柔らかくなってきたら、これをボウルに入れてマッシャーで潰すか、フードプロセッサーにかけて滑らかにします。

 

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ズッキーニが滑らかな半固体状になったら、好みの量の粉チーズと黒コショウ、塩を振りかけ、よく混ぜ合わせて出来上がりです。

 

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これがズッキーニのディップ! 普通においしそうですね。

 

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ここはやっぱりクラッカーと一緒に食べるのがイイですよね。

今回はディップの味をしっかり楽しむべく、あえてノンソルトのクラッカーを用意してみました。さっそく、カナッペ風にクラッカーにディップをのせて……と。

 

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気づいたら、用意したはずの6枚のクラッカーが秒速で消えておりました。

はい、瞬殺です。一瞬でクラッカーが消えます。クラッカー泥棒。それくらいのおいしさです。

もともと味わい自体は淡泊なズッキーニですが、別の味を薄くまとうとおいしさが跳ね上がるんですね。

トロリとしていながらみずみずしい、ズッキーニの魅力がディップに凝縮されていました。

白ワインと一緒に嗜めば、永久的に食べ続けられてしまいそうです……。

 

1時間ただひたすら焼くだけ……「焼きズッキーニ」

【材料】(2人前)

  • ズッキーニ 1本
  • 油 適量
  • バター 適量
  • しょう油 適量

 

【作り方】

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ラストのレシピはもう、単純明快。

ズッキーニを焼くだけ!

とはいえ、ただ適当に焼くのではありません。1時間かけてじっくりじっくり焼いていくのです。

まず、縦半分に切ったズッキーニを断面を下にして油をひいたフライパンに並べ、弱火で焼いていきます(今回は買ったズッキーニが特大サイズだったため、4つに切っております)。

そしてそのまま、ひたすら待ちましょう。

 

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30分くらいの段階で裏返すと、表面がこんな感じになっているはず。さらに残り15分、しっかりと表面を焼きましょう。

 

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45分経ったらバターを入れて裏返し、さらに15分焼きます。

1時間きっかり焼いたらしょう油を回し掛けて出来上がりです。

 

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焦げてるじゃん! と、思うかもしれませんが、これで正解。

このズッキーニ焼きは、ズッキーニに含まれた糖分を使ってキャラメリゼした状態なのです。

バターしょう油で味付けされたキャラメリゼ・ズッキーニ。いったいどんな味わいなのでしょうか……?

 

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ひとくち噛んだら、ズッキーニの中に凝縮された水分が肉汁のようにじゅわっ……と。

長い時間をかけて焼いたことにより、油とバターをしっかり内包したズッキーニ。

そして、実の部分とは対照的にパリパリ香ばしく焼きあがった皮部分とのギャップが凄いです!

私は「しょう油をぶっかける」という至極単純な味付けを選択しましたが、もっと濃厚で上品なソースを作れば、おもてなし料理にもなり得るのではないかと思います。

 

万能夏野菜・ズッキーニ。

これほどまでに調理のバリエーションの多い野菜、実は稀少なのではないかとも思います。ぜひ皆さんもお試しあれ!

 

書いた人:西たまお

西たまお

大学在学中より映像ディレクターを志したものの2年で挫折。その後は映像制作会社で宣伝を務めた後に、広告代理店に社内ライターとして勤務。2016年より独立し、フリーとなった。主にWEBサイトで健康や食に関するさまざまな記事を執筆中。ちなみに現在は、プロフィール写真から30キロくらい太っている。

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