老舗魚屋店主の家メシ「タコチャーハン」のレシピ。刺身用タコと香ばしいご飯が相性抜群【魚屋三代目】

こんにちは! 鮮魚魚武の三代目、料理家の魚屋三代目です。

クセがなくて食べやすく、うま味たっぷり。さらに高タンパク、低糖質、低カロリーと何拍子もそろったタコ。これまでも、タコ好きに作ってほしい、刺身用のタコの食べ方が広がるアレンジレシピをご紹介してきましたが、

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今回は作るのは、チャーハン。ぶつ切りにしたタコを入れたシンプルなパラパラチャーハンです。タコを使ったご飯ものといえば、炊き込みご飯のタコめしがありますが、チャーハンならサッと作れて、ビールを飲みながら食べるのにもぴったりですよ。  

タコは、味がぼやけないように下味をつけるのが美味しく作るコツ。お店にあれば、茹でたものより蒸したものが身質がやわらかくおすすめですよ。

 

魚屋三代目の「タコチャーハン」

【材料】1人前

  • 刺身用タコ(蒸しダコがおすすめ。ブツ切りでもOK) 100g程度
  • ご飯 200g程度
  • 卵(溶いておく) 1個
  • 薬味ねぎ(市販品) お好みの量(仕上げにも使います)
  • 塩、こしょう 少々
  • しょうゆ 少々
  • サラダ油 大さじ1と1/2/
  • 焼肉のたれ(市販品) 大さじ1

 

作り方

1. タコは食べやすく1cm角に切る。卵は溶いておく。

 

2. 切ったタコをボウルに入れ、焼肉のたれをかけたら、

 

よく混ぜ合わせ、冷蔵庫に入れて15分くらいおきます。

タコは仕上げに加えてサッと炒めるだけなので、先に焼肉のたれをなじませて下味をつけておきます。これでこしょうの効いたチャーハンに入れても全体の味がぼやけずに美味しく仕上がります。

 

3. 強火で熱したフライパンにサラダ油を入れ、

 

卵を入れたらヘラなどでざっくりとかき回し、

 

すぐにご飯を加え、ほぐしながら卵と混ぜ合わせる。

 

4. ご飯がほぐれて卵と合わさったら、塩、こしょうをふり、

 

薬味ねぎを加えて混ぜ、

 

しょうゆを鍋肌から回しかけ、

 

手早く混ぜ合わせる。

 

5. 1のタコをボウルに残った焼肉のたれごと加え、

 

サッと炒め合わせたら完成。

タコは先に入れて熱しすぎると縮んでかたくなってしまうので、最後に加えます。味見をして足りなければここで塩、こしょうで調えてください。

 

6. 器に盛って薬味ねぎを盛り付ける。

 

炒めたご飯とプリプリのタコを一緒に噛みしめて!

香ばしく炒めたご飯とプリプリのタコが、味も食感も相性抜群! 一緒に噛みしめるとうま味が口の中に広がります。いろいろなうま味が詰まった焼肉のたれの味わい、香ばしいしょうゆの香りも食欲をかき立てますよ。

タコと卵、ねぎだけでも美味しいですが、お好みでレタスやコーンなどを加えてもOK。味にパンチが足りないという方は、刻んだザーサイやキムチを一緒に炒めるのもおすすめです。塩辛くならないよう、塩加減は調整してくださいね。

簡単で美味しい、ビールもすすむタコチャーハン。一度お試しください!

 

作った人:魚屋三代目

魚屋三代目

本名・柳田昇(やなぎたのぼる)。神奈川県厚木市で60年以上続く鮮魚店の三代目。父と魚屋を営むかたわら、旬の魚介の簡単な料理や捌き方をブログ『魚屋三代目日記』にて紹介しています。レシピ本などの書籍やテレビなど幅広く活動。62種の魚介の詳しい捌き方と、それらの魚をおいしく食べる100を超えるレシピ、捌き方やおろし方の動画が見られるQRコードも掲載の最新刊『魚屋三代目の魚のおろし方と料理』(エイ出版社)が発売中。2023年4月、新鮮な魚介類を使ったお惣菜店「noboru 魚武商店」もオープン。

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