【閉店】【驚愕のコスパ】中野ブロードウェイで味わえる「100円ナポリタン」の正体を突き止めよ!

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先日、知人から「中野ブロードウェイで『100円ナポリタン』が食べられるらしいよ」というウソのような噂を聞いた。「ナポリタン」とは、みなさんご存知のあの、ケチャップなどの調味料をパスタに絡めた日本生まれの和製スパゲティのことです。

「このご時世に100円で『ナポリタン』が食べられるわけがなかろう」と疑いつつ、まずはネットで検索してみる。と、ブロードウェイの4階にある「シャルマン」というお弁当屋さんで、たしかに「100円ナポリタン」を販売しているらしい。しかし、そうなると次に気になるのはその味と量です。

「駄菓子みたいな代物なんじゃないの?」「量が少ないんじゃないの?」と、次々に疑問が湧いてきます。

「実際に自分の目で見て、食べてみないとなにも分からん!」ということで、噂の真相を突き止めるべく中野ブロードウェイへと向かいました。

 

このときの時刻は午前10時前。アニメやマンガ関連のお店が軒を連ね、アキバに並ぶオタクの聖地とされるこの場所も、この時間は朝の静寂に包まれていました。階段を探し、「シャルマン」がある4階へと歩みを進めます。

 

中野ブロードウェイの1階から3階までは何度か来たことはあったが、4階は倉庫や事務所が多いのでほとんど来たことがありませんでした。「本当にこんなところに『100円ナポリタン』があるのか……」と一抹の不安がよぎったその時、通路の角にお弁当のパックが山積みになっているお店を発見! 「あった、ここだ!」

 

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壁には「CHARMANT」の看板が。やはりここで間違いありません。

 

お店をのぞくと、あった! 本当に「ナポリタン」が100円って書いてあるぞ。

 

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ナポリタンのほかにも、「てりやきチキン弁当」や「ポーク生姜焼弁当」、「チキンカツライス」など豊富なラインナップがあり、価格はどれも超良心的。こちらもかなり美味しそうなのですが今回は我慢して、ナポリタンと「カボチャの煮物」と「きんぴらゴボウ」をチョイス。いずれも100円なので、会計は300円也。うーん、安い!

 

私の前のお客さんは2パック買っていたがそれでも200円。2パック食べればかなり満腹になるはず。「お金がない」とカップラーメンばかり食べている苦学生がいたら、ぜひここを教えてあげたいですね。

 

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こちらがマスターの宮田さん。「100円ナポリタン」を販売する理由を聞くと、

 

「うちは20年以上、ここで店を構えています。100円というのは当時から変わらない値段です。お客さんが喜んで買ってくれるから値段を上げられないんです」

とのこと。

ほとんど儲けなどないだろうに……なんという温かい心の持ち主なのだ。

 

近くの公園に移動してさっそく実食!

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100円だから「安かろうまずかろう」で、パスタにケチャップを和えただけかと思っていたのですが、これがかなり美味しい!

 

トマトの酸味のなかにコクがあり、塩加減も絶妙でお箸が止まりません。カボチャもホクホクで、きんぴらの家庭的な味付けには、思わず実家の食卓を思い出してしまいました。

 

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「嗚呼、田舎の母親は元気かなぁ。元気なうちに親孝行せねばなぁ」なんて気分になってきました。気が付いたら食べ終わっていました。

 

またお腹が減ったらここに来よう。中野に「シャルマン」がある限り、食べ物に困ることはないんじゃないか。「シャルマン」は、その味と価格でそんな安心感を与えてくれました。

 

ちなみにこの「ナポリタン」や各種お弁当、13時にはいつも売り切れになってしまうということなので早めに来店することをおすすめします。

 

お店情報

【閉店】CHARMANT(シャルマン)

住所:東京都中野区中野5丁目52-15 コープブロードウェイセンター 4F
電話番号:03-3387-7537 
営業時間:9:30〜なくなり次第終了 
定休日:水曜日・日曜日・祝日

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

※このお店は現在閉店しています。
飲食店の掲載情報について。

 

書いた人:加茂光

加茂光

1986 年東京生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。嫌いな食べ物は、気合が入っていないもの。座右の銘は、「ルール破ってもマナーは守るぜ」

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石渡農園~食材のルーツを辿る旅 其の5(後編)~産地を巡る冒険【タベアルキスト】

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みなさん、こんにちは! メシ通レポーターのタベアルキストKikutaniです。

「料理」と「生産者」。両者を繋げる魅力ある「食材」。そのルーツを辿る旅も、今回で5回目となりました。

今回は、地域ブランド野菜として知名度の高い神奈川県の「三浦野菜」の中から、「三浦こだわりかぼちゃ」を取り上げます。

前編では7店8種のかぼちゃグルメを通して、こだわりの生み出す味わいを感じました。

後編では、かぼちゃの生産現場を訪ね、味を生み出すこだわりに迫ります!

 

久井浜の畑を訪ねて

「三浦こだわりかぼちゃ」は、JAでブランド管理を行っており、産地全体で生産をしています。今回はご紹介いただいた、久井浜で農業を営んでいらっしゃる、石渡さんの農場をうかがうことにしました。

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今回、様々なかぼちゃ栽培のこだわりをお話ししてくださった、石渡さん。

もう、30年もかぼちゃ栽培を手掛けていらっしゃる大ベテランです。

早速、畑を見学させていただきたいとお話ししたところ、驚愕の回答が。

石渡さん「もう、畑終わってるよ。」

私「なんですって!?」

 

なんと、収穫期は終わっていた

前編のイベントが、8月までだったので、収穫真っ盛りかと思いきや、なんと収穫は終わっているとのこと。チラシにも6月~8月が最盛期とあったので、油断していました。それでも……と連れて行っていただいた畑がこちら。

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うん。完全に収穫終わっていますね。傷がついてしまったり、サイズが合わなくて出荷できないかぼちゃが、ところどころ転がっていました。9月からはキャベツ栽培が始まるらしく、その準備中だそうです。

 

後日JAの方からいただいた最盛期の様子がこちら。

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6月の頭がピークで、その頃は丘一面にかぼちゃが茂っているとのことでした。

石渡さん曰く、「6月の頭に向けて全力で調整しているので、そこが最もおいしい。『三浦こだわりかぼちゃ』の特徴が一番出ている」とのこと。

ということは、私が前編で食べ歩いた、かぼちゃグルメは全力の「三浦こだわりかぼちゃ」ではなかったということ……。

十分、他のかぼちゃを上回る美味しさだったので、全力の美味しさはどれほどのものなのでしょう?

 

ぐっと我慢の2週間に秘密あり

 「三浦こだわりかぼちゃ」は、それ専用の品種があるわけではありません。

ごく一般に売られている「みやこ」という品種を、栽培の工夫とこだわりを持って育て上げ、ブランド表示できるレベルまで味を高めているのです。

こだわりのポイントは2つ

① 通常より約2週間、畑で長く育て完熟させる

② 専用の有機肥料を使う

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通常、かぼちゃは実がついてから30日ぐらいで収穫でき、それ以上長く置いても大きくはならないそうです。大きくはならないですが、栄養(でんぷん)はさらにため込んでいきます。

「三浦こだわりかぼちゃ」は、通常30日のところ、さらに2週間長く、45~50日間畑で栽培し、通常のかぼちゃよりでんぷん量を増やしています。カチカチにコルク化したヘタと、固く張った皮は完熟の証拠。

前編で感じた、かぼちゃの密度が濃いという印象、どうやら間違ってはいないようです。

かぼちゃのでんぷん量は、ほくほくとした食感につながります。

このほくほく感こそ、「三浦こだわりかぼちゃ」の神髄。石渡さんはこの、高でんぷん量が生み出す、ほくほく感を味わってほしいと考えているそうです。

育てる期間を長くするほど、味が濃く、美味しくなるという話は、野菜に限らず、お肉などでもよく聞く話と考えると、納得できるのではないでしょうか?

 

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もう一つのこだわりは、肥料。三浦の農協がかぼちゃ専用に開発した有機肥料を使うこと。資料によれば、カロチンの量が増えるように配合を工夫しているそうです。

栄養豊富とされる緑黄色野菜のかぼちゃの栄養価をさらに高めようというのですから、ここにもこだわりが見て取れます。

この2つのこだわりを満たしたかぼちゃだけが、「三浦こだわりかぼちゃ」を名乗り、その証である白いシールを付けることが許されます。

さすが「こだわり」を冠するだけのことはあります。

 

美味しいって何ですかね?

石渡さんへのインタビューの中で、「美味しいって何だろう」というやり取りがありました。

かぼちゃの美味しさの表現に「ホクホク」と「甘い」がありますが、ホクホクと甘いは相反する要素です。ホクホクの素であるでんぷんが分解されると糖になり、だんだん、べチャッとしているけど甘いかぼちゃになります。

ホクホクと甘い、どっちが美味しいのだろう? という話です。

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実はこの話、石渡さんと前編で登場したお店で全く逆でした。

石渡さんは、ホクホク重視派。「ズルズルベチャベチャのかぼちゃなんて!」という感じで、でんぷん含量の多さをウリとする「三浦こだわりかぼちゃ」の農家らしいお言葉。

お店側は、甘味重視派が多かったです。「届いたばかりだと、かぼちゃの香りや甘さが弱かったけど、少し寝かせたらぐっと良くなった」とはアーセンプレイス店主の談。スイーツを作る側としては、ごく当たり前の感覚なのでしょう。

食べるタイミング次第でホクホクも甘いも高いレベルで実現できる、「三浦こだわりかぼちゃ」ですが、その実力を最大限に引き出すには、どうやら調理する人と食べる人にも、自分の理想のかぼちゃはどうあるべきかという「こだわり」が必要になるみたいです。

でんぷん量も糖度も、機械で測れるものですが、ただ数字の大小を追うのではダメ。

自分の美味しいは、自分の舌で決めるという、タベアルキストのポリシーを再確認する旅となりました。

 

書いた人:Kazushi Kikutani

Kazushi Kikutani

ご当地グルメフリークで、野菜ソムリエの資格をもつタベアルキスト。B級グルメや郷土食、旬や特産品を活用した料理に目がない。食べ歩きに際しては、情報よりも店舗から感じるインスピレーションを重視。「美味しいもイマイチも丸ごとひっくるめて楽しむのが食べ歩きの醍醐味」と語る。

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ファンなら絶対行っておきたい! 巨人軍、バンド、アイドル……元「○○の人」が経営するお店記事3選!

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ミーハーなのを普段は隠してる、『メシ通』編集部です。

たまたま食べに行ってたお店でご主人と話していたら、「実は昔は◯◯やってたんだよね」とかいう経験ありませんか? お店にやたらスポーツ関係のグッズが多いと思ったら、そのスポーツの結構すごい選手だったりとか。人に歴史あり、とちょっとうれしくなったりしますよね。そこで、今回はそんなお店の記事をまとめてみました。

野球選手、ミュージシャン、グラビアアイドル、どなたもそのジャンルが好きな人なら、「え、あの人が!?」という実績がある方ですよ。

最初は、その「剛腕」をいかして転身したこの人から。

 

元巨人軍の剛腕が“闘魂こめて”打つ本格うどん!「讃岐うどん 條辺(じょうべ)」店主 條辺剛さん【男の野球メシ#01】

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元巨人軍のセットアッパー・條辺剛さんのお店「讃岐うどん 條辺」は東武東上線・上福岡の駅前にあります。

24歳という若さでの引退後、現在の夫人とともに本場・香川県に移り住み、約2年ものあいだ修行したという條辺のうどんは、同行した香川県出身のカメラマンの肥えた舌をもうならせる本格派。その特徴的なコシの強さとのどごしのよさは、“讃岐”を名乗るそんじょそこらのチェーン店とは比較にならないほどに絶品だ。

 

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▲とろ玉ぶっかけうどん(温・冷)(500円)

営業時間は早朝から昼すぎまでという変則的な“讃岐スタイル”ながら、1日平均300玉、休日の多い日には500玉近くも出るという。

近所の常連さんのハートをがっちり掴んでいるのはもちろん、巨人ファンのお客さんも全国各地から来てくれるそうです。

 

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早朝から閉店まで、毎日調理場に立って、お客さんをもてなしてくれます。

野球から離れてずいぶん経つ現在は、「この3年ぐらいはキャッチボールすらやっていない」と本人は笑うが、プロ野球ファンにとっては「條辺」と言えば、「あの巨人の?」と言うぐらいメジャーな存在。

 

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グラブを麺棒へと持ちかえ、誰より堅実な道を歩んできた彼が、毎朝魂をこめて打つうどんは、また違った意味で人々の心をつかんで離さない─。

 

元投手の剛腕で打った讃岐うどん、コシがすごく強そうで、想像しただけでヨダレものです!

 

さて、お次はロックの街・高円寺にお店を出したロックミュージシャンです。

大御所パンクバンド「ザ・ウィラード」「ラフィンノーズ」の元ドラマーKYOYAが、高円寺にステーキハウスをオープンしていた!

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KYOYAさんといえば、1980年代のインディーズムーブメント時代の伝説のバンド「ザ・ウィラード」と「ラフィンノーズ」の両方に在籍していた有名ドラマー。

そんな彼がロックの街・高円寺にステーキハウスをオープンさせていたのです。

 

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2013年、「年齢も50歳を迎えて、ミュージシャンとしての成長を感じられなくなってしまった」「ファンにそんな姿を見せたくなかった」と突然の「ラフィンノーズ」脱退。当時の心境を語ってくれました。

自分が自信を持って提供できるもので勝負したい……。バンドマンを辞めたとき、KYOYAさんの中では意志が芽生えたといいます。実はザ・ウィラード時代からステーキ店でバイトをした経験があり、自分の店を持つのはかねてからの夢だったというKYOYAさんは、バンドマン時代の仲間に支えられながらここ高円寺で夢を実現させることに。

 

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店内はシンプルでスタイリッシュな雰囲気ですが、トイレははこだわりのロックな空間!

まっさきに目に付いたのが、現役時代の象徴ともいえるあのシルクハット。イギリスの超大御所パンクバンドThe Damned(ダムド)のドラマーRat Scabies(ラット・スキャビーズ)に憧れてのものだそうです。ナント、そのラットが実際に来店していて、このシルクハットには本人の直筆サインが入っているのだとか。

 

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▲400gのステーキセット/ライス・コーヒー付き(3,800円)

取り扱っているお肉は、ヒレやサーロインと並ぶ牛肉最高部位の「リブアイロールステーキ」のみというこだわりっぷり。贅沢に鉄板を使って焼いていきます。なんというゼイタク。

 

アルコール類も充実しているので、気軽な居酒屋さん使いも可能。通っているミュージシャンも多数なので、隣席に座ることもあるかもしれませんよ!

 

お次は、元グラビアアイドルのママさんです! 

元グラビアアイドルのキュートすぎるママさんが切り盛りするお店を発見!【美人ママさんハシゴ酒】 

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ライター・下関マグロがニッポン全国の美人ママさんを訪ね歩く連載。今回の舞台は代官山です。

 

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本当に美人だ!

こちら、「楚々」の美人女将(と、名刺に書いてある)安藤成子さんです。

 

3年ほど前まではグラビアアイドルや女優として活動していた成子さん、スノーボードで骨折して仕事ができなくなったのをきっかけに、お母様とともにお店を出そうということになったそうなんです。

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▲SUAMA(2個 250円 4個 450円 6個 550円)

昼間は和カフェとして営業しています。和菓子は夜もいただけますよ。

 

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▲黄金のポテトサラダ(780円)

おお、黄金というのは、黄身のことだね。あ、あとお皿も金色だね。

見た目も素敵。味も素敵!

 

お料理はどれもひと手間かけた感じ、繊細で美味しいのです。 

 

こだわりの料理と気持ち良い空間、そして話上手な成子ママの顔を見て飲むだけでも、楽しいに決まってます!


一芸に秀でた人のお店って、それぞれ魅力的なものですね!

さて、今回ご紹介したこちらの3店は、讃岐うどん、ステーキ、和食とお酒、とすべてのお店を1日ではしごするってチャレンジも可能なんですよ。チャレンジャー求む!

 

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:「メシ通」編集部

メシ通編集部

食を楽しみたい人のためのWebマガジン「メシ通」編集部です。

夢がつまった牧場「伊勢ファーム」で、牛を見ながらソフトクリームを食す!

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空の青、木々の緑、そこに輝く真っ白なソフトクリーム!


これぞまさに「THE 北海道

今回、ご紹介するのは牧場直営のソフトクリーム屋さんです。

 

しぼりたての牛乳を使ったソフトクリームを販売している牧場は数あれど、
伊勢ファーム」は、さらに先へ、上へと目を向けている酪農家さんです。

世界に通用するブルーチーズ、
安心安全な豚肉で作るウィンナー。
両親の背中を見て育った2人の息子さんが、それぞれの道で活路を広げています。

今回は、酪農一家のロマンが光る、絶品グルメをご紹介しましょう。

 

酪農とそばの里・江丹別へ

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朝は牛乳、おやつにソフトクリーム、夜はチーズ。

乳製品ラブなメシ通レポーターの裸電球です。

旭川市の中心部から車で約40分の場所に、江丹別町はあります。

 

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自然豊かな土地は、酪農とそばが有名。

寒暖差のある気候が、風味豊かなそばを生むのです。


江丹別の寒さを、そこらへんの寒さと一緒にされては困ります。
だって「日本の最低気温第3位を記録したマチ」なんですから。
その記録はなんと-38.1℃!(1978年観測/気象庁発表)

-38.1℃って!

さすがに近年はそこまで下がりませんが、
それでも江丹別は寒さが厳しいエリアなんです。

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さらに、こんな看板も立っているわけです。

冬季間は閉鎖される道、北海道には結構あるんですよね。

寒い上に雪深い。
この環境で牛を飼うなんて、相当な覚悟が必要なんだろうなぁ。

 

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到着しました、伊勢ファーム「カウ&カーフ」です。

ご両親と2人の息子さんが「美味しいもの」をあれこれ作っています。

 

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モォ~~~。


優しそうな表情の牛さんがのっしのっしと登場です。
かわいいな〜。

 

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牛を可愛がる伊勢 昇平さん。

伊勢さんが放牧地に入ると、牛のほうから「こんにちは」と近寄ってきます。

とはいうものの大きな身体ですので、迫力満点です。

 

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広大な敷地で、ジャージー、ブラウンスイス、ホルスタインの

3種類の牛を育てています。

パッと見るといないように見えますが、
日中の暑い時間帯は、木陰で休んでいるんですって。

 

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この牛たちから搾った、

新鮮なミルクで作るソフトクリームですよ。


牛を見ながら味わえるなんて最高じゃないですか!

 

ファンの多いソフトクリーム

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「レギュラーソフト」 250円です。

安定剤や乳化剤を使っていないため、
すぐに溶けるのが特長です。

その代わり、自然そのままの味わい!

一口頬張ると、
ミルク感があふれ、優しい甘さが広がります。

コクはあるものの、すっきりとした後味のため、
食べ終わったあとに喉が渇かない、そんなソフトクリームです。

 

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今回、色々と教えていただく伊勢昇平さんは、牛乳を使ってブルーチーズを作っています。ソフトクリームの時期は、牛乳の取り合いになるそうです。

 

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チーズ作りが盛んな北海道の十勝で勉強したのち、
2014年にフランスへ渡り、本格的にブルーチーズを学んだそうです。

江丹別の土地の力を込めて作るチーズは、
世界にひとつしかない味わいになります。

 

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美しい断面ですね〜。
なんとこのブルーチーズ、すごいんですよ。

JAL国際線ファーストクラスで採用されたんですから!
世界も認めた味わいが、江丹別にはあるんです。

 

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その名も「江丹別の青いチーズ」100g 800円です。

ブルーチーズを食べ慣れていない方にもオススメです。

フレッシュなミルク感を残しつつ、熟成された味わいが広がるため、
食べやすく、虜になること間違いなしです。

 

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言うまでもなく、ワインとは最高ですよ。

はちみつをトロッとかけて食べるのもオススメです。

ソフトクリームとチーズだけではない!

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なんと「伊勢ファーム」では豚も飼育しているんです。


エサに自家製の牛乳や、近郊でとれた小麦なども自家配合して与えています。
この豚を使って作られる加工品も美味しいと話題なのです。

 

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こちらが「生ウインナー 」600円です。


フライパンでボイルしたあとに、油をひかないで炒め、焼き色をつけました。
これ、最高です。

ビールが進んじゃってもう!

 

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結着材や発色剤、添加物などを一切使用しないで作られるソーセージは、

噛みしめるほどに、肉本来の味わいが楽しめます。

他にも、バラ肉や塩麹ロースなどを買うこともできます。

 

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長年に渡って愛され続けるソフトクリーム、

世界に肩を並べるブルーチーズ、
豚肉の旨みと食の安全を大切にしたウインナー。

旭川市江丹別町で育まれる、酪農家の夢がつまった絶品グルメ。
北海道へお越しの際には、ちょっと足をのばす価値ありますよ!

 

お店情報

伊勢ファーム

住所:北海道旭川市江丹別町拓北214
電話番号:0166-73-2148
営業時間:平日 13:00~17:00/土曜日・日曜日・祝日 10:00~18:00 (※4~10月)
定休日:火曜日

※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。

 

書いた人:裸電球

裸電球

北海道を拠点に食べ歩き。CATVでグルメ番組のレポーターを担当したことをきっかけに、ハシゴ酒が趣味となる。入りづらいお店に突撃するのが大好き。現在はフリーで、映像制作とライターの仕事をしている。

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