【メシ通のそうめん祭り】ナンプラーが取り持つ「ゴーヤと厚揚げのエスニックそうめん」【エダジュン】

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こんにちは、料理研究家のエダジュンです。

メシ通のそうめん祭り、僕のおすすめはエスニックな一杯です。

以前、ベトナム旅行で出会った組み合わせ「ゴーヤ×あさり」を紹介しましたが、

www.hotpepper.jp

今回は同じくゴーヤに、やはりベトナムでも食べられている厚揚げを合わせます。そして、ゴーヤの苦味と炒めた厚揚げの香ばしさをまとめるのが、ナンプラー。具材をナンプラーで味付けしたら、スープにはナンプラーとライムを入れてさわやかに。

味付けにも風味付けにも使えるナンプラーの万能さを、この一杯で楽しんでください。

 

エダジュンの「ゴーヤと厚揚げのエスニックそうめん」

【材料】(1人分)

  • そうめん 1束
  • ゴーヤ 小1/2本(50g)
  • 厚揚げ 1/2丁(150g)
  • にんにく(みじん切り) 1/2片(約7g)
  • タカノツメ(輪切り、種があるものは取る) 1本
  • ナンプラー、ごま油 各小さじ2

(A)

  • 水 150ml
  • ナンプラー 大さじ1
  • ライム果汁 小さじ2

 

作り方

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1. ゴーヤは縦半分に切り、スプーンなどでワタをのぞき、2mm幅くらいの薄切りにする。

ゴーヤのワタはそれほど丁寧に取り除かなくてもOK。多少残っていても、苦味はさほど増しません。

 

2. そうめんは規定の時間ゆでて、冷水で締めてからよく水気を切っておく。厚揚げは食べやすい大きさに手でちぎる。

厚揚げは手でちぎると断面が広くなり、味が染みやすくなります。

 

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3. フライパンにごま油をひき、弱火でにんにくとタカノツメを炒める。

 

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にんにくの香りが立ってきたら、中火にしてゴーヤと厚揚げ入れて炒め、豆腐の表面にうっすら焼き色がついたら、

 

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ナンプラーで味付けする

 

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4. 器に(A)を入れて混ぜ、そうめんを入れ、3をのせる。

仕上げにお好みで氷(分量外)を浮かべるのがおすすめです。スープも冷たくなり、見た目も涼やかです。

 

ナンプラーとライムのさわやかなスープがヤミツキに

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タカノツメをピリっと効かせた辛めの味付け具に、ライムが入ったさわやかなスープのコントラストがうれしい一杯です。

最後に“追いライム”をすれば、フレッシュなライムの風味も感じられて最高! ライムとナンプラーの組み合わせは正解です。ライムの代わりにレモンでも◎。暑い日に、ぜひ作ってみてください。

 

作った人:管理栄養士 エダジュン

管理栄養士 エダジュン

料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。

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企画協力:フーディストノート

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