こんにちは、料理研究家のエダジュンです。
本日は、タイの食堂でも食べられるオムレツ「カイジャオ」のお手軽アレンジレシピをご紹介します。ナンプラーの香りも、卵のやわらかい味わいも楽しめる一皿です。
カイジャオはたっぷりの油で揚げ焼きのようにして作るのが現地流ですが、今回は少ない油で仕上げ、サクッと作れるよう具材も豚ひき肉だけとシンプルに。ご飯にのっけて即席チリソースをかけたら、素朴だけどやみつきになりますよ。
エダジュンの「カイジャオ風そぼろオムレツのっけご飯」
【材料】(1人分)
- ご飯 200g
- 卵 2個
- 豚ひき肉 100g
- パクチー(ざく切り) お好みで
- ナンプラー 大さじ1
- サラダ油 大さじ1+1/2
(A)
- ケチャップ 大さじ1
- 豆板醤 小さじ1/2
作り方
1. フライパンにサラダ油大さじ1/2をひき、中火で豚ひき肉を炒めて、
火が通り色が変わったら、バットなどに取り出して冷ます。
2. ボウルに卵、ナンプラーを入れて混ぜ、
1も入れて混ぜる。
3. フライパンにサラダ油大さじ1をひき、中火で熱したら、具を混ぜた卵液を入れ、
焼き色がつくまで両面焼く。
4. オムレツを半分に折ってご飯にのせ、(A)のソースをぬる。お好みでパクチーを添える。
肉感も卵感もある、ごちそうエスニックオムレツ誕生
タイではカイジャオにチリソースをかけて食べることがあるので、ケチャップと豆板醤で即席チリソースを作りました。辛いので、オムレツとちょっとずつ絡めて食べるのがおすすめです。
ナンプラー香るオムレツをご飯やパクチーと一緒に食べれば、アジアをすぐそこに感じる一皿ですよ。ぜひ、作ってみてください。具には青ねぎを追加しても美味しいです。
タイの屋台メシ気分が味わえる、こちらの肉レシピもぜひ。
作った人:管理栄養士 エダジュン
料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。
企画協力:フーディストノート
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