お元気ですか? 仕事のストレスで胃が荒れ気味の『メシ通』編集部です。
そんな時でも美味いものが食いたいのが人のサガ。だけど、今ラーメンとか行ったら後で苦しむのが目に見えてますよねー。
「お腹にも心にも優しいごはん、くださ〜い!」
お、さすが『メシ通』、そんなニーズに応える記事もちゃんとあるじゃないですか!
つい飲み過ぎたら……ラーメンよりもお粥やお茶漬けでヘルシーに〆る
こちらはズバリ、お腹に優しいお店まとめの記事。
お茶漬けBAR×~離れ個室~ ZUZU
このお店の名物は、マクロビ×天然出汁・茶漬け。特製玄米を使用しているので、美容にも良さそうです。
こめらく 有楽町店
米や出汁、食材にこだわり抜いたお茶漬けで〆ると、幸せいっぱいな気分にひたれること間違いなし。
ももがゆ屋
お粥というと、卵粥や梅干し粥など、風邪をひいたときに食べるシンプルなものを思い浮かべますが、ももがゆ屋のお粥は野菜やお肉がいっぱい。パクチーと肉味噌のお粥という、意外なお粥のメニューもあります。
気になった方はこちらへ。
カルチャーのある酒場より。 体に優しい食材とともに店主談義【まほろば】
京都・左京区で、ディープな居酒屋として評判の「まほろば」です。
店内は大量の絵、本、チラシなどで混沌とした雰囲気。ミュージシャン、文化人に好評なのがわかります。
店主の和田さんは57歳。京都の大学を卒業後、東京のそば店での修行を経て、再び京都に戻り、色々ありつつ、このお店を開いたのは1987年11月。最初は二人でやっていましたが、今は一人でお店を切り盛りしています。
「基本野菜は露地もの、つまり季節の野菜、その日に仕入れたものを使っていますから、日替わりです。全部自分で行って、見て買ってくるんですよ」 と和田さん。
▲プチヴェールのおひたし(325円)
最初に作っていただいたのはプチヴェールのおひたし。 これがクセも苦味もなく、あっさりとした味。出汁の効いた優しい味です。うまい!
▲開花丼(650円)
半熟の卵と豚肉がご飯にぴったりです。出汁の風味に柚子の風味が爽やかなアクセントで、あっという間に食べてしまいました。 ごちそうさまでした。
個性的な店主による不思議なお店で、のんびりお酒をいただいて、心のリフレッシュをしてみましょう。
お次は、「たまごふわふわ」!? なんですか、その料理!? そんなの美味いに決まってるじゃないですか!
静岡・袋井の名物「たまごふわふわ」。ふわふわしてるのに、忠実に再現したらB級グルメの域を超える逸品でした
「たまごふわふわ」は東海道五十三次の宿場町、袋井市のご当地グルメ。
将軍徳川家の祝宴料理として登場したこともあり、当時は名のある武士や豪商が食したセレブ料理だったとか。こう見えて、由緒正しい高級卵料理。江戸時代の文献『東海道中膝栗毛』や豪商の旅行記に記録が残っていたため、それを参考にして袋井市の観光協会が再現したんだとか。
しかし、その「たまごふわふわ」をイベントで食べたレポーターは、 いまいち納得できず、リベンジのため、市内の老舗料理店「遠州味処 とりや茶屋」へ向かいます。
そして、昔ながらの「たまごふわふわ」の作り方を教えてもらいます。まず小さな土鍋にだし汁をよそい、火にかけます。
ご主人「うちの出汁は昔ながらの昆布と鰹節。シンプルだけどいいもん使ってるよ。お店によって鶏がらを使ったり、具を入れたりするところもあるけどね」
玉子の白身を1個ボウルに入れて泡立てます。
ご主人「そう、1個。これをひたすら混ぜる。ハンドミキサーを使うお店もあるけど、江戸時代にそんな機械はないからねぇ。うちは全部手でやってるよ」
これをひたすら、10分ほど泡立てます。
そして、黄身も合わせてもったりした玉子液を沸騰しただし汁の上に一気に流し込みます。
▲たまごふわふわ(423円)
ご当地グルメを超えた堂々たる郷土料理! 納得の味わいだったのでした!
すっかりお腹も心もいやされて、食欲も出てきたはず!
さあ、次は何を食べに行きましょうか?
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