こんにちは、楽ウマ料理研究家のかめきちパパです。
料理は楽にできて、ウマい、酒にも合う、そして洗い物が少ないと最高ですよね。
というわけで今回は、フライパン1つで作れて、フライパンのままテーブルに運んで食べられて、しかも酒の肴にもなってしまう「鶏むねごぼう飯」の楽ウマレシピです。
ポイントは、
- 米にしっかりと水を含ませる
- 最初に具材にしっかりと味をつけておく
- 強火、中火、弱火をしっかりと使い分ける
の3つ。これで楽ウマにできてしまうのです。ごぼうは、そのまま使える冷凍のささがきごぼうが便利ですよ。
奥さん評価(試食担当) ★★★★★
「しっかりと鶏むねの中まで味がしみてるわね、ご飯もふっくらしてて美味しい! 明日、おにぎりにして持っていこうかしら」
かめきちパパの「フライパンで鶏むねごぼう飯」
【材料】(1~2人分)
- 米 1合
- ささがきごぼう(冷凍) 50g
- 鶏むね肉(2cm角に切る) 80g
- 水 180ml
(A)
- しょうゆ 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
作り方
1. 米はザルなどに入れてさっと洗い、米が写真のように十分に浸かる量の水(分量外)に30分以上(できれば1時間)浸ける。
米にたっぷりと水を含ませることで、ふっくらと炊き上がります。
2. 米を浸水させている間に、鶏むね肉とささがきごぼうに味をつける。まず、フライパンに(A)を入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたら、鶏むね肉を加える。
フライパンは直径20㎝のものを使っています。
3. 鶏むね肉の色が変わってきたら、凍ったままのささがきごぼうを加え混ぜ合わせる。汁気が1~2mm残る程度まで加熱したら火を止め、粗熱がとれるまで冷ます。
米の浸水が終わるまで冷まして、鶏むね肉とごぼうにしっかりと味をしみ込ませます。
4. 3に水、水気を切った米を入れ、全体を混ぜ合わせる。
5. フタをして、まずは中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にして10分。最後に30秒ほど強火にかけたら火を止める。そのまま15分蒸らしたら完成。
お焦げをしっかりつけたいときは、最後の強火の後、さらにパチパチと乾いた音がするまで加熱します。焦げすぎないように注意してください。
わが家のフタは蒸気穴が開いているので、そこから水分が逃げすぎないよう、菜箸や細く丸めたアルミホイルを刺しています。フライパンでご飯を炊いたり、あさりの酒蒸しを作るときなどはこうしています。
フタを取ると、炊き上がりはふっくら!
冷めてもウマい楽ウマ炊き込みご飯
ご飯を食べながら、しょうゆとみりん、砂糖の甘辛い味でビールもぐびぐび飲めちゃうフライパン炊き込みご飯です。炊き上がってすぐの鶏むね肉はふんわりやわらか。ごぼうの風味を感じながら、味のよくしみた鶏むね肉の食感を楽しんでください。
この炊き込みご飯は冷めてからもおすすめ。冷めると甘辛い味のメリハリがしっかりするので、また違う美味しさを感じるんです。残ったらおにぎりにして、次の日に食べるのもウマいです。
ちなみに、冷凍のささがきごぼうは、日持ちもしますし、そのまま使えて便利なので、わが家の常備食材の1つです。肉と一緒に甘辛く炒めて牛丼風、豚丼風にするのも美味しいですよ。
作った人:かめきちパパ
調理師免許と食育アドバイザーをもつ主夫。うるさいお姫様2名と「お弁当・命!」の嫁さんとの4人暮らし。ご飯のおかずからお酒の肴まで和・洋・中なんでも作ります。「楽しく作って、楽しく食べる」そんな楽ウマ料理を楽しんでいます。
- ブログ:SAKE TO RYOURI
企画協力:フーディストノート
“暮らしを彩るレシピとアイデア”をコンセプトに、
フーディスト®と共創するメディア&コミュニティ。毎日の食卓に大活躍の料理レシピ、食を楽しむアイデアやトレンド、キッチン収納や調理グッズのコラムなど料理・食と暮らしにまつわる情報が満載。
※2025年4月より「レシピブログ」から「フーディストノート」へリニューアルしました
- ウェブサイト:フーディストノート
- X:@sugurecipe
- Instagram:@foodietable.jp