こんにちは~筋肉料理人です!
身近な秋の味覚といえばサンマですよね。今年はサンマが買いやすくて助かっています。今日はサンマをフライパンで炊き込みご飯にしてみましょう。炊き込みご飯なので炊飯器で作れますが、サンマは香りが強いの臭いが残るのが心配……。ってことで、フライパンを使って作ります。
魚料理の臭み消しは生姜を使うのが定番ですが、今回はにんにくを使った、男気あふれる炊き込みご飯にしました。フライパンを使った炊飯は意外と簡単なので、覚えておくと便利ですよ!
筋肉料理人の「フライパンでサンマとにんにくの炊き込みご飯」
【材料】2~3 人分
- 生サンマ 2尾
- 米 2合
- にんにく 2~4かけ
- 刻みねぎ 適宜
- 塩 小さじ1
- しょう油、日本酒 各小さじ4
- サラダ油 小さじ2
作り方
1. まずは米をとぎます。ザルに米を入れ、ボウルを重ねます。たっぷりの流水でさっとといだら水を捨て、すぐに新しい水でとぎます。これを数回繰り返します。水が透明になるまでとぐ必要はありません。濁りが残った状態で大丈夫です。
※とぐときは、米をザルに押し付けると米が割れるので、絶対に押し付けません。手で米をかき回すような感じです。
といだら水から上げ、3~4分、水切りします。
2. 水を切った米をボウルに入れ、水360ml(分量外)としょう油、日本酒を混ぜて加え、30分から1時間、浸水します。
3. サンマは半分に切り(フライパンに入るようにする)、皮に浅く切れ目を入れます。
全体に塩を振り、15分くらいなじませます。
4. にんにくは薄切りにして、
中心の芽の部分を箸先で押して外します。
※芽は加熱中に外れ、焦げやすいので苦味のもとになります。あらかじめ、外しておくといいです。にんにくはきつね色になったら取り出します。茶色くなると苦味が強くなるので注意してください。
フライパンにサラダ油と一緒に入れ、弱火でじっくり、フライにします。
フライパンを傾けて、端に寄せるとやりやすいです。にんにくがきつね色になったら、取り出します。
5. 4のフライパンを弱めの中火にかけてサンマを焼きます。サンマは水が出ているので、キッチンペーパーで吸い取り、頭がついていたほうを左向き、腹を向こうにして入れます(下になったほうが、盛り付けたときに上になる方です)。
焼き目がついたら返し、反対側にも焼き目がついたら、取り出します。
6. 5のフライパンに2の米を水ごと入れます。
7. 上に焼いたサンマの頭を左、腹を手前向きにしてのせます(魚は左頭に盛り付けます)。取り出しておいたフライドガーリックの半量をちらしたら、
8. フタをし、中火にかけます。沸騰仕掛けたら強火にし、完全に沸騰したら、とろ火に落とし、15分加熱します。15分たったら強火にし、フライパンの底からチリチリと音が聞こえたら火を消し、フタをして10分蒸らします。
※最後に強火にすることで残った水分を飛ばし、おいしいおこげを作ります。フタはフライパン用のガラスフタが、中が見えるので便利です。ホームセンターなどで買えます。
9. 10分たったら炊き上がりです。刻みねぎ、残ったフライドガーリックをちらして完成。
ビターな風味で大人の炊き込みご飯
炊きあがったサンマの炊き込みご飯は、フライパンごと食卓にのせると、インパクト抜群!
食べる時はサンマを取り出し、ご飯をよそい、サンマの身をほぐしながら食べてもいいし、サンマの身をほぐしてご飯に混ぜてもOKです。
サンマ、フライドガーリックで炊き込んだご飯はビターな風味、サンマのうま味で大人の味。ガツンとくる風味が普通の炊き込みご飯とは違います。おこげもいい感じ! サンマ好き、にんにく好きの方には、ぜひお試しください。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
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