こんにちは~筋肉料理人です!
今日は皆さん、おなじみの「たくあん」を使って「いぶりがっこ風スモークたくあん」を作ります。いぶりがっこは秋田の伝統料理で、囲炉裏端に吊るした大根をぬか漬けにしたもので、スモーク風味の大根漬けのこと。
今回は、市販のたくあんをお茶っ葉燻製にして、そのいぶりがっこのような深い味わいをまとわせてみました。お茶っ葉燻製は100円ショップで買える機材、食材を使い、自宅のキッチンでお手軽に作れますよ。
筋肉料理人の「いぶりがっこ風スモークたくあん」
【材料】3~4人分
- たくあん漬け(市販) 200g
- お茶っ葉 大さじ4
- 砂糖 小さじ2
- 大葉(青じそ) 適宜
作り方
1. たくあんはパックから出して、
キッチンペーパーで包み、冷蔵庫に30分くらい入れて水分を吸い取ります。
2. 鉄の中華鍋と金属製の網、アルミホイル、鍋にぴったり合うフタを用意します。鍋にアルミホイルを敷き、お茶っ葉と砂糖をちらします。
網は中華鍋の半分くらいの深さにはまる位のサイズで。今回はボウルをフタ代わりに使っています。器材については100円ショップをのぞいてみてください。
3. 中火(コンロの火が鍋の底に当たるくらい)にかけ、
煙が出始めたら、1のたくあんをのせます。
砂糖には燻製の香りと色艶を良くする効果があります。
4. フタをして3分煙で燻しましょう。
換気扇をしっかり回して換気をし、火にかけている時は鍋から絶対に離れないこと。加熱時間を守り、火が強いとお茶っ葉が燃えてしまうので注意しましょう。
5. 3分燻製したらできあがりです。
フタは激熱なのでやけどに注意してください。
すぐに食べてもいいですが、燻製は一晩置くことで香りが落ち着き、美味しくなります。ラップをして冷蔵後に食べるのがおすすめです。
6. お好みの厚さに切り、大葉を敷いた皿に盛り付けたら、「いぶりがっこ風スモークたくあん」のできあがりです。
これはなかなかの珍味
お茶っ葉で燻製にしたたくあんは、見た目以上にスモークの香りがしっかりついています。口に入れるとその香りが広がり、噛むと、たくあんの甘酸っぱいうま味が広がります。これはなかなかの珍味です。
たくあん自体がつまみになるのに、スモークの香り付きなのでビールがいけます。
そして、このスモークたくあんをもっとビールがすすむ「ピザトースト」にアレンジしてみました。
マヨネーズがぴったりくる「スモークたくあんのピザトースト」
【材料】1人分
- スモークたくあん 40g
- ゆで卵 1個
- 食パン(お好みの厚さのもの) 1枚
- ピザ用チーズ 40g
- マヨネーズ 大さじ1
- 大葉(青じそ) 1枚
- タバスコ お好みで
作り方
1. たくあんスモークは細く切ります。大葉も細く切っておきます。
2. ゆで卵は粗みじん切りにしましょう。
食感を出すために粗く切ります。卵カッターがあれば、それで縦横に切ると簡単です。
3. 食パンに2をのせます。マヨネーズをかけ、スモークたくあんの半分をちらします。その上にピザ用チーズをのせ、オーブントースター(1000w)で6~7分、チーズに焼き目がつくまで焼きます。
4. 焼き上がったら、残りのスモークたくあんと大葉、お好みでタバスコをちらしてできあがり。
「スモークたくあんのピザトースト」の完成です。チーズ、マヨネーズ、卵でボリュームのあるピザトーストが、スモーク風味とたくあんの甘酸っぱい味、食感がアクセントになってより美味しく食べられました。ボリュームがあるので食事にもいいですね。
市販のたくあんとお茶っ葉で、自宅のキッチンでもいぶりがっこ風の燻製が簡単に作れます。見た目以上にいぶりがっこの味に近く美味しいので、ぜひお試しください。
お手軽なお茶っ葉燻製で、ベーコンをさらに燻しても美味しいです↓
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。レシピブログプラチナブロガー認定。
- ブログ:魚料理と簡単レシピ
- YouTubeチャンネル:筋肉料理人の簡単レシピ、魚料理
- レシピブログ:筋肉料理人さんのmyレシピブック
企画協力:レシピブログ
テレビや雑誌で活躍する人気料理家やフーディスト・17,000名が参加する料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずやお弁当、お菓子など120万件のレシピを無料で検索できる。
- ウェブサイト:レシピブログ
- Facebook:@comu.recipeblog