こんにちは、料理と筋トレをこよなく愛する筋肉料理人です。
たんぱく質補給で週に2~3回は鶏むね肉料理を食べる私。『メシ通』でもご紹介してきた、鶏むね肉と野菜たっぷり、仕上げに卵も落とす汁ものレシピも簡単で美味しいのでお気に入りです。
今回ご紹介するのは、キャベツとミニトマトを使った「キャベトマみそ汁」。みそ汁とトマトは意外な組み合わせに感じるかもしれませんが、トマトはうま味成分のグルタミン酸が多い野菜。同じくグルタミン酸を含むみそとは相性がいいんです。
トマトは切らずに使えて煮崩れしにくいミニトマトを使います。ミニトマトは大玉のトマトよりうま味が濃く感じられるので好きな野菜の1つです。
鶏むね肉はそのまま煮るとかたくなりますが、下処理をしてから煮るので表面はつるり、噛むとやわらかで美味しいですよ。
筋肉料理人の「鶏むね肉のキャベトマみそ汁」
【材料】2人分
- 鶏むね肉 120g
- ミニトマト 10個程度
- キャベツ 120g(葉を2枚程度)
- 玉ねぎ 1/4個
- にんにく 1かけ
- 鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/2
- みそ 大さじ1と1/2
- 水 350ml
- 刻みねぎ、七味唐辛子 適量
(A)
- 片栗粉、日本酒 各大さじ1/2
- 鶏がらスープの素(顆粒)、しょう油 各小さじ1/4
(塩昆布おにぎり 1個分)
- 温かいご飯 120g
- 塩昆布 5g
- かつお節 ひとつまみ
- ごま油 適量
作り方
1.ミニトマトはヘタを取ります。
2. キャベツは大きめのひと口大に切ります。葉脈の太い部分は熱が入りやすくなるように薄く切ります。
3. 玉ねぎ、にんにくは薄切りにします。
4.鶏むね肉は1cmくらいの厚さに切り、さらにひと口大に切ります。
5. 切った鶏むね肉、(A)をボウルに入れてよく混ぜ、調味料をなじませます。
これで鶏むね肉は加熱してもかたくなりにくく、表面はつるりと仕上がります。すべてポリ袋に入れてもみ込むのもOK。洗い物が減らせますね。
6. 鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら鶏むね肉を1枚ずつ広げて入れます。
再沸騰したら、弱火(フツフツとする程度)にして3分煮て肉に火を通します。
7. 3分煮たら鶏がらスープの素を入れて混ぜ、
キャベツ、玉ねぎ、にんにくも加えたら強火にします。
熱が入りやすい具材ばかりなので、フタなしで大丈夫です。
8. 沸騰したらミニトマトを入れ、
みその風味が飛ばないように一旦火を消し、みそを溶き入れます。
9.みそを溶いたら火を点け、卵を落とし、弱火にして卵がお好みのかたさになるまで煮ます。
今回は3分ほど煮ました。
10. みそ汁の半量を大きめの椀か丼に注ぎ、刻みねぎをちらします。お好みで七味唐辛子をふりかけてできあがりです。
レシピは2人分なので、残ったら冷めてから冷蔵庫へ。次の日、卵を落として温め直してお楽しみください。
トマト×みその強いうま味!
「鶏むね肉とキャベトマみそ汁」の完成です。汁をひと口すすると、目の覚めるような強いうま味で美味しい! にんにくのパンチと、ほのかに感じるトマトのさわやかな風味もいいですね。トマトとみその相性の良さをあらためて感じました。
具の鶏むね肉、ミニトマト、キャベツを一緒に食べると、ミニトマトの酸味とうま味が食欲を刺激します。
下処理した鶏むね肉は噛むとしっとりやわらかですし、加熱したキャベツの甘み、コクうまな半熟卵もいい感じです。食べごたえのある美味しいみそ汁になりました。
みそ汁が具沢山なので、あとはおにぎりがあればお腹も満足です。ここではご飯にうま味のある塩昆布とかつお節を混ぜて握り、ごま油をまぶしたおにぎりを添えました。塩昆布入りのおにぎりはわが家の定番で、いつも冷凍庫にストックしてあります。和洋中、いろいろな汁ものにも合いますよ。
お休みの日や在宅勤務の日は、お好みでにんにくを増量してスタミナ満点のみそ汁にするのもいいですね。ミニトマトとキャベツで手軽にできますので、ぜひお試しください。
作った人:筋肉料理人 藤吉和男
料理と筋トレをこよなく愛する料理ブロガー。料理研究家としてレシピ本執筆や料理教室、テレビ出演、ボランティア活動を行う。自信のブログやYouTubeでは、簡単で美味しい魚料理や簡単レシピを専門的ながらわかりやすく紹介。
- ブログ:魚料理と簡単レシピ
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