突然ですが、「豊前裏打会」を知っていますか?
北九州の小倉南区でうどん麺を愛する男たちよって作られたのが「津田流 豊前裏打会」。麺にこだわり、修行を受けて許可をもらわないと名乗れないといいます。独自の製法で作られ、その場で切って出すというモチモチ、ツルツルの通常より細めの麺。羅臼昆布、花かつお、サバ節、うるめイワシ節を独自に調合し、1週間寝かせた丁寧なお出汁……。
博多といえば、讃岐うどんに比べてコシがなく、ゆるいうどんを想像する方もいますが……
しっかりコシがある、ツルっとした食感のこちらのうどんもオススメです!!
北天神のマチナカにお店を構えるのは、こちらの「和助」。
まわりにもうどん店があるにもかかわらずお昼時間は行列ができます。
お店の入り口にあったメニューです。こんなパリパリのお花みたいなごぼう天見たことありますか? すごいですよね!!! わたしは今日これにします!!!
16時にもかかわらず何組かのお客さんが……。並びたくない時は、昼時を外してくるのもいいですね。
こちらがメニュー表です。
サブメニューも充実していますね。
今流行りの「うどん店でチョイ飲みもできちゃう」ってやつです。(もはやチョイ飲みではなさそうですが!)
入店して8分ほどで、ドーン!と「ごぼううどん」の登場です! 「うどん、どこですか?」ってくらい(笑)大きなごぼう天です。「でも薄くて美味しそう!」うどんに合わせて、天ぷら担当の方があうんの呼吸で揚げているので、パリッといい状態で出てきます。
このごぼう天は、お出汁に浸っていないので「パリッと食べたい人はそのまま、おつゆにつけたい人は自分で」というスタイルですね!
そして麺は細麺です。コシがあって、お出汁との相性抜群です。とろとろになったコシが一切ない博多のうどんも好きですが、この「豊前裏打会」の麺も大好きなんです!!
こうしてみると、いかにごぼう天が大きいかわかりますね^^
ちなみにごぼうはこんな感じ。パリパリで食べやすいですよ!
こちらの唐辛子も「豊前裏打会」ならではのものになっています。計算された丁寧な出汁と細い麺に会う、細かいパウダーの様な唐辛子です。左は黄柚子こしょう風味です。
どちらの唐辛子もこのうどんにマッチして、より味を引き立ててくれますね! 美味しくいただきました! ご馳走様でした!
そして、こちらが店長の高濱さんです。いかにも職人さんといった雰囲気の方でした!
「麺に使う小麦は国産のものですし、うどんは作り置きしません。1日寝かせて、お客さんが来てから伸ばして切ります。作り置きしていると、モチモチ感がでませんから。天ぷらも、うどんの出来上がり具合を見て同じタイミングで出せるようにしています」
麺を洗っているところを拝見したのですが、とても丁寧でした! さすが職人さんです。ちなみに、高濱店長のオススメは、これからの季節「ざるうどん」や「かまあげうどん」とのことで、麺の味がストレートに分かるから! ということでした。
麺に対する自信が表れていますね! 次は「ざるうどん」を食べに行きたいと思います! ありがとうございました!!
お店情報
【閉店】うどん 和助 天神店
住所:福岡県福岡市中央区天神3-4-30 梅山ビル 1F
電話:092-733-0202
営業時間:11:00~15:30 17:30~21:00
定休日:日曜日
※このお店は現在閉店しています。
※飲食店の掲載情報について。