全部混ぜてレンチン6分で完成!「カレーえのき肉みそ(カレー風味なめ茸)」の汎用性が高すぎた

ごはん同盟のしらいのりこさんが教える、「カレーえのき肉みそ」。レンチン6分でできてアレンジもしやすく、ごはんやお酒との相性も抜群です!

皆さま、こんにちは。ごはん同盟のしらいのりこです。

さて、またもレンチンで気軽に作ることができる、ごはんのお供シリーズをご紹介します。

今回はたっぷりと「えのきだけ(以降えのき)」を入れたカレー肉みそ。

いわば、カレー味のなめ茸です。少しとんがった味のカレーにえのきを入れるととてもまろやかになるんです。

隠し味はみそ! みそを入れると味がグッと深まってごはんがどんどんすすみます。

カレーえのき肉みその作り方

今回はえのきと豚ひき肉だけあれば、あとはほぼ家にある調味料でできるのでは……と思います。

いつもどおり、計量だけ頑張ってください。

材料(作りやすい分量)

  • 豚ひき肉……100g
  • えのき……1パック(180g) ※軸を落とすと140gくらいになります

〔調味料〕

  • カレー粉……大さじ1と1/2(9g)
  • トマトケチャップ……大さじ2(30g)
  • みそ……小さじ1(9g)
  • しょうゆ……大さじ1/2
  • 牛乳……大さじ3 ※成分無調整豆乳でもOK

作り方

【1】耐熱容器に豚ひき肉と調味料を入れて、混ぜ合わせる。

【2】軸を落とし、3cm程度の長さに切ったえのきを入れて、さらに混ぜる。

量が多くても次第になじむので安心して。

【3】耐熱ボウルの側面にはりつけるようにする。

【4】電子レンジ600Wで、ラップをかけずに3分加熱。

【5】いったん取り出し、サッと混ぜる。

まだ豚ひき肉に少し赤みがあり、えのきも少し生っぽい感じ。

【6】また側面にはりつけて、ラップをかけずに再度電子レンジ600Wで3分加熱。

完成!

【7】清潔な保存瓶に入れて、3~4日ほど冷蔵保存可能。冷凍保存の場合は1カ月くらいで食べきりましょう。

さぁ、まずはごはんにのっけていただきましょう!

若干見た目がキーマカレーっぽいですが(笑)、でも食べるとこれが、まぎれもなくカレー風味のなめ茸なんです。

まろやかなカレー風味のトロッとしたえのきの食感と豚ひき肉のコクがよく合い、あとを追いかけて来るトマトケチャップ+みそ+しょうゆのうま味が、良い仕事をしています。全部が溶け合って、こんなにも合うのかと驚かされます。

お好みで、ここにカリッと焼き上げた目玉焼きや、トロトロ食感の温泉卵をのっけてもいいですよ。

カレーえのき肉みそのアレンジ

フライドポテトにのっけて

「ごはんに合うなら、芋にも合う(持論)」ということで、フライドポテトのソースとしてもおいしいです。カリッとしたフライドポテトと、トロッとしたカレーえのき肉みその食感が、クセになります。

うどんにのっけて

カレーえのき肉みそを、牛乳(または成分無調整豆乳)で伸ばしてうどんにのっけても(上の材料にあるものとは別で用意します。分量はお好みで構いませんが、おすすめはカレーえのき肉みそ大さじ3に対して、牛乳大さじ3~4程度)。このときすこーし、めんつゆ(分量外)を隠し味に入れると、さらにおいしくなります。

これをかけうどんにのっけたら、立派なカレーうどんに変身。他の具材を用意しなくても、カレーえのき肉みそが主役となってくれます。トロッとしたつゆにやわらかなえのきが加わり、あっという間に完食です! もちろんパスタや焼きそばにも合いますよ。

 

他にも餃子の肉だねに混ぜたり、パンやピザのトッピングや、チーズをのっけて焼きカレーにしたりと、おかずからおつまみまで、ちょっと味の変化をつけるのに大活躍です。ぜひ作ってみてください!

書いた人:しらいのりこ

 

新潟県出身、お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチとともにごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として活動中。 美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案でTV、雑誌などのメディアを中心に活動中。 著書に『パラパラじゃなくていい!最高のチャーハン50』『しらいのりこの絶品!ご飯のおとも101』『ポリ袋でレンチンおかず 電子レンジでこんなにおいしい!』など。

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