チューブわさび、ちくわ、ツナ缶で安ウマパスタが完成。元イタリアン料理人の作りやすいわさびパスタのレシピ

こんにちは! 元イタリアン料理人、現役専業主夫料理人パパイズムです。

おかげさまでたくさんの方に作っていただいている、チューブ入りわさびと身近な材料で作る安ウマパスタレシピ。

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今回は、ちくわとツナ缶を使った「ちくわとツナのわさびしょうゆパスタ」をご紹介します。どちらも魚介由来の食品なので、ソースに魚のうま味が溶け出しやすい! 時短でめちゃくちゃ美味しいパスタが食べられますよ。

チューブ入りのわさびはふだんお使いのものでOKです。ねりさわさびでもおろしわさびでも作りましたが、風味の違いはさほど感じませんでした。わさびのさわやかな風味だけが残り、辛みはまったく感じませんよ。

 

パパイズムの「ちくわとツナのわさびしょうゆパスタ」

【材料】(1人分)

  • スパゲッティ(1.6~1.7mmがおすすめ) 100g
  • 水 1.3L
  • 塩 13g(茹で用)
  • にんにく 1片
  • ちくわ(10cmくらいのもの) 2本
  • ツナ缶(水煮タイプ) 1缶
  • サラダ油 小さじ2
  • バター 10g
  • チューブ入りわさび 6cm程度
  • しょうゆ 適量(ひと回し程度)
  • 刻みねぎ、刻み海苔 適量

 

作り方

1. にんにくは皮をむいて根元のかたい部分を落とし、みじん切りにします。

具材がシンプルだと淡白で味気ないソースになりがち。そこで、にんにくは香りが強く出るみじん切りにして、ソースににんにくの香りをしっかり移し、味に厚みを出します。

 

2. ちくわは、麺とからみやすいようにひと口サイズに手でちぎります。手でちぎると表面積が増えてソースがからみやすくなります。

 

3.スパゲッティを茹でます。鍋や大きめのフライパン(今回は26cmのフライパン使用)に水と塩を入れて沸かします。沸騰したらスパゲッティを入れ、目安としてパッケージに書いてある時間のマイナス1分茹でて、コシのあるアルデンテ食感に仕上げます。

 

4.スパゲッティを茹でている隣でソースを作ります。フライパンにサラダ油、にんにくを入れて中火にかけます。

わさびの風味が活きるように、オリーブオイルではなく香りのないサラダ油を使います。

 

5.4がフツフツとしてきたら、すぐにちくわを追加します。

ちくわは炒めることで香ばしさが増してさらに美味しくなります。

 

6.1分ほど炒めてちくわが色づいたら、汁気を切ったツナも加えてさらに炒めます。

ツナ缶もちくわと同様に炒めると香ばしさが増してグッと美味しくなります。

 

7.ツナがほぐれて全体が混ざったら、バターも加えて溶かします。火加減は中火のままでOKです。

 

8.スパゲッティを茹でているフライパンから茹で汁(約100ml、カップに半分くらい)を取って入れ、木べらなどでかき混ぜながら15秒ほど加熱します。

 

ツナがソースの水分を吸いやすいので、ソースの水分量はいつもの僕のレシピよりも少し多めです。

 

9.火を止めてからわさびを入れて溶かし、スパゲッティが茹で上がるのを待ちます。

風味がしっかり残るように、わさびは火を止めてから入れます。

 

10.スパゲッティが茹で上がる直前に、9のソースを中火で温め直し、フツフツとしてきたらすぐに火を止めます。

ここでわさびの辛みを飛ばします。ただし、沸かしすぎるとソースが煮詰まったり味が濃くなったりしてわさびの風味まで損なわれるので、フツフツとしてきたらすぐに火を止めてください。

 

11. スパゲッティが茹で上がったら、トングなどでつかんでソースの入ったフライパンに移します。しょうゆをまわし入れ、全体を手早く混ぜ合わせます。

しょうゆは風味づけとコク出しのために入れます。

 

12.器に盛りつけ、刻みねぎと刻み海苔をトッピングします。

 

鼻を抜けるわさびのさわやかな風味。辛みはありません!

わさびパスタ、驚くほど簡単に完成です! ほどよくソースを吸ったちくわは麺によくからみ、香ばしさ、食感、うま味を演出してくれます。

 

ツナとちくわの相性は抜群で、互いを引き立て合うようなうま味が口中に広がります。そして、コクのあるバターじょうゆ、フワッとわさびのさわやかな風味が鼻を抜けます。わさびは6cmくらいとたっぷり入れますが、これまでご紹介してきたわさびパスタ同様に辛みはまったくありません。

にんにくはみじん切りにしたことで、狙い通りにソースから香りをしっかり感じます。この強い香りが、食べた後に残る満足感と味のインパクトを作り出してくれますよ。

 

ツナとちくわの塩味、そしてスパゲッティの茹で汁の塩気だけでしっかり味が決まる、味つけいらずの作りやすいレシピです。トッピングは青のりやかつお節でもOKですので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

作った人:パパイズム

パパイズム

3児の父として、日々家事育児に奮闘する主夫兼料理研究家。イタリアナポリピッツァの職人として10年間働いたのち、現在はプロの料理人としての経験を活かし、企業・飲食向けの商品開発や、「節約しながら家で簡単に作れるプロの味」をブログやInstagramで発表中。好きな食べものはいぶりがっこ。

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